東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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血の病⑧

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

桜が満開ですね。

 

 

 

皆さん、お花見にはいきましたか?

 

 

 

今週末までは持ちそうなので、散歩がてらお花見はいかがでしょうか。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、血の働きについて書いていこうと思います。

 

 

 

これまでのところで少し書いている部分ではありますが、改めて書いていこうと思います。

 

 

 

血は、気と一緒に全身をめぐります。

 

 

 

その際に、全身の器官組織を栄養し、滋潤するという働きがあります。

 

 

 

具体的に説明していくと、血は顔面を養うと、顔色に潤いと艶を与え、髪の毛を滋養するので「髪は血の余」ともいわれ、目も滋養し、潤いを与えまし、爪も血に栄養されていると考えられています。

 

 

 

血の滋潤作用により、全身の皮膚感覚が良好となり、筋肉を潤すことで、全身の運動が十分に行えるようになりますし、骨髄も栄養することで、関節の動きをスムーズにさせます。

 

 

 

特殊な作用として、血は精神活動に極めて重要な影響を及ぼしています。

 

 

 

血と神志の活動には、密接な関係があります。

 

 

 

五臓が正常に働き、血脈が滞りなく流れることで、精神活動が安定的に行われます。

 

 

 

何かしらの原因で、血が足りなくなったり、熱を持ったり、固まったり、漏れ出るなどの病理状態は、精神衰弱や不眠、健忘、多夢、煩躁、悪化すると、精神恍惚、驚悸不安、癲狂、混迷などの神志の失調などの多くの症状を引き起こします。

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「心胸汗出(しんきょうかんしゅつ)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
心胸汗出は「心汗」とも言われ、前胸部の発汗のことを指します。
 
 
 
弁証分類は主に次の2つがあります。
 
 
 
1.心脾気虚の心胸汗出
 
2.心腎陰虚の心胸汗出
 
 
 
いずれも虚証ですが、病因病理は異なります。
 
 
 
まずは心脾気虚の心胸汗出についてです。
 
 
 
思慮過度、飲食不節、疲労などで心脾の気を消耗し、胸陽不振となって衛気が固表出来ず、津液が外泄するために生じます。
 
 
 
この場合、顔色が白い、息切れ、無力感、動悸、健忘、食欲不振、泥状便、舌質淡で嫩、脈虚弱などの心脾気虚の症候をともないます。
 
 
 
治法は、補益心脾、固表止汗を用います。
 
 
 
次に心腎陰虚の心胸汗出についてです。
 
 
 
陰虚体質、慢性病による傷陰、出血過多、思慮過度などにより心腎陰虚により、陽気が亢進すると同時に虚熱が生じ、津液が体表部におしやられて外泄して発生します。
 
 
 
この場合、焦燥感、不眠、動悸、健忘、頭のふらつき、耳鳴、咽の乾燥、腰膝酸軟、多夢、遺精、身体の熱感、潮熱、尿が濃い、舌質紅で乾燥、舌苔少、脈細数などの症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、滋補心腎を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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