東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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腰痛①

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は、腰痛についてお話をしていきたいと思います。

 

 

 

腰痛は、腰部の片側または両側の疼痛のことを指し、痛む部位は固定性であったり、遊走性であったりします。

 

 

 

痛み方も様々で、だるくて痛む、刺痛、脹痛、しびれて痛んだりしますので、

 

 

 

問診では、どの辺りがどのように痛むのか、部位と性質を聞き取っていき、発症状況、増悪緩解の条件も明らかにしていきます。

 

 

 

「腰」という漢字は、人が腰に両手をおいた姿の象形文字がもとになっていますが、

 

 

 

意味としては、腰という形だけでなく、大事なところ、肝要なことを意味しています。

 

 

 

「腰」は、肉月に要と書くことから、身体の要として重要な部位であることが分かりますね。

 

 

 

『素問』脈要精緻論篇に「腰は腎の腑」と記載されており、腎は腰と密接な関係があることが分かります。

 

 

 

しかし、腰に問題があるからといって、必ず腎に問題があるとは限りません。

 

 

 

腰痛イコール腎虚とは短絡的には決めつけられないため、しっかりと患者さんのお話しをお聞きしていきます。

 

 

 

また、以前も関節痛の話の中でお話ししていますが、関節痛と同様に

 

 

 

・経絡経筋病

 

・臓腑の変動から経絡経筋に波及したもの

 

・臓腑病

 

・痹病

 

 

 

運動器疾患の4分類を意識して問診していきます。

 

 

 

以前のお話はこちら! 関節が痛む

 

 

 

では、腰痛にはどのような弁証分類があるのでしょうか?

 

 

 

長くなりそうなので、次回より腰痛の弁証分類について、じっくりお話ししたいきたいと思います。

 

 

 

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つづく

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療  上下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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五輸穴⑥

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

今週の月曜日、帰宅中に雹が降ってきました。

 

 

 

冬ですねぇ。

 

 

 

寒いわけです。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

これまでは、内経に記載されている、五輸穴に関する事を書いてきました。

 

 

 

今回は難経六十二難に記載されている、五輸穴に関する事を、簡単ではありますが、書いていこうと思います。

 

 

 

以下、六十二難の原文になります。

 

 

 

六十二難曰

藏井滎有五,府獨有六者,何謂也。

然、府者,陽也。三焦行於諸陽,故置一俞,名曰原。府有六者,亦與三焦共一氣也。

 

 

 

以下、現代語訳になります。

 

 

 

五臓には井榮輸経合と五種類ありますが、六腑にはそれぞれ六種類あるのはどうしてでしょうか?

 

 

 

六腑は陽に属しており、三焦の気が陽経の間を運行しているので、一つ兪穴が多くなっており、その名を原穴。

 

 

 

したがって六腑にはそれぞれ六穴がある。

 

 

 

これは三焦という一腑とその他の五腑とが、その陽に属する気を共通するものとするからである。

 

 

 

という具合に訳すそうです。

 

 

 

五臓には井榮輸経合と五種類あり、六腑には井榮輸経合原の六種類がありますが、この違いに関して楊玄操は「原とは元のことであり、元気とは三焦の気のことである。」と述べており、陽経の原穴が陰経にはないことを説明しています。

 

 

 

また黄元御も「腑に六兪あるのは、五腑の他にまた三焦という一腑があるからであり、ゆえにさらに原穴を一穴加えて配しているのである。」と説明しています。

 

 

 

腑における、原穴と三焦の気の関係を説明していますね。

 

 

 

六腑にだけ原穴を加えているのは、三焦の気化作用と関係が深いとされています。

 

 

 

六腑には原穴が加わり、五臓においては「輸」を「原」としていますが、その事については六十六難で述べられています。

 

 

 

続く。

 

 

 

参考文献

『難経解説』  南京中医学院=編 戸川芳郎=監訳 浅川要・井垣清明・石田秀実・勝田正泰・砂岡和子・兵頭明=訳 (東洋学術出版)

『難経の研究』 本間祥白=著 井上理恵=校閲 (医道の日本社)

『難経鉄鑑』 伴尚志=訳 広岡蘇仙=著 (たにぐち書店)

『ハイブリット難経』 割石務文=著 (六然社)

 

 

 

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