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おばんでございます。樫山です。
今日から3月になり、春を思わせるような暖かい天気になりましたね。
前回、嗜睡が起こる中医学的な弁証分類の①と②をお話しました。
スタッフブログ
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今回は、その他の分類をみていきます。
~分類~
①湿による嗜睡
②脾虚による嗜睡
③腎陽虚による嗜睡
④腎精不足による嗜睡
⑤陰虚による嗜睡
③腎陽虚による嗜睡
腎陽虚による嗜睡は、腰が冷えて痛い・下肢の冷え・寒がる・尿量が少ないあるいは多尿・浮腫・舌質が胖で淡・舌苔が白などの冷えの症状を伴います。
病邪が直接、腎の臓を侵犯するか、大病後・慢性疾患・高齢などで体が虚弱することなどが原因で、陽気が消耗し、陽虚陰盛となり、陽が陰を抑えることができなくなり嗜眠が起こります。
④腎精不足による嗜睡
腎精不足による嗜睡では、頭がぼーっとする、思考力が鈍い、仕事を続ける元気がない、体がだるい、耳鳴り、聴力減退などの髄海不足の症状を伴います。
髄海について
院長ブログ 参照
過労、慢性疾患、高齢で体が虚弱などにより腎精が不足して髄海が空虚になり嗜眠が起こります。
⑤陰虚による嗜睡
陰虚による嗜睡では、精神疲労があって眠く、目を閉じるとすぐ眠ってしまい、呼ぶとすぐ目覚める。眠っているようで眠っていなく、目が覚めているようで目が覚めていないなどの症状を伴います。
体力が極度に減退し、体が本能的に体力改善を主に行わなければいけない時の状態とも言えます。
陰虚による嗜睡は、陰気不足で心陰が滋養を失い、心神の活動が減弱する為に嗜睡が起こります。
続く・・・
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おばんでございます。樫山です。
前回、嗜睡が起こる中医学的な弁証分類までお話しました。
~分類~
①湿による嗜睡
②脾虚による嗜睡
③腎陽虚による嗜睡
④腎精不足による嗜睡
⑤陰虚による嗜睡
スタッフブログ
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では、それぞれどういった症状があり、どういったメカニズムかみていきます。
①湿による嗜睡
湿による嗜睡は、頭がしめつけられるように重い、身体や四肢が重だるい、腹が張る、軟便、下腿の浮腫、舌にじっとりとした苔がみられるなどの症状を伴います。
雨にうたれたり、湿度の高いところで生活していたり、暴飲暴食によって余分な水分が体内に溜まってしまったりすることが原因となります。
この湿邪によって、身体の正常な循環が阻害されることによって、気血が上部に行き渡らず、心神が湿に抑制され頭が重く、疲れて眠くなるというのが、湿による嗜睡です。
②脾虚による嗜睡
脾虚による嗜睡では、食欲が減退し、特に食後に眠くなる、体が虚弱、無気力などの症状を伴います。
病後の消耗や、思慮過度で余計な事まで考えて常に精神的なストレスがかかっていたり、飲食の不摂生などが原因となります。
脾の臓の気血を巡らせる働きが低下し(運化失調)、気血が心神に行き渡らず嗜睡が起こります。
今回挙げた分類では飲食の乱れや食欲など、食に関わる事が嗜睡の原因になります。
続く・・・
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