東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について㉒(寒熱の問診⑥)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前回の続きで『寒熱』の説明をしていきます。
 
 
 
 
 
 f. 手足の寒暖 
 
 
 
 
1)手足厥冷:厥冷:厥逆 reversal cold of the extremities
 
 
 
→膝と肘まで、または、未端で冷たく、四肢の冷えを呈します。
 
 
 
2)厥reversal of qi
 
 
 
→気逆により①突然の意識喪失とともに、通常短い期間の肘と膝までの四肢の冷えを呈します。
 
 
あるいは②厳しい寒さで、失神により四肢の冷えを呈します。 
 
 
 
3)手足熱 vexing heat in the extremities
 
 
 
→四肢の不快なほてり(熱知覚)。
 
 
 『霊枢』経脈の手太陰経脈病症に、“掌中熱す”とあり、手太陰の経脈が掌中に流注してい るので、掌中が熱くなります。 
 
 
 
 
4)五心煩熱vexing heat in the chest, palms and soles 
 
 
 
→手掌・足底・胸に熱感を感じます。陰虚で起こる傾向が強いと言われています。
 
 
 
5)手足心熱 heat in the palms and soles
 
 
 
→四肢の主観的な熱病性の感覚を指します。
 
 
 
『霊枢』経脈の手厥陰経脈病症に、“手心熱”とあり、労宮穴を中心として、手掌全体が 熱くなります。
 
 
 
 
 
寒熱に関する問診の説明が終わり、次回からは飲食と味覚に関してご説明いたします。
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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問診について㉑(寒熱の問診⑤)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前回の続きで『寒熱』の説明をしていきます。
 
 
 
 
 
e. 寒熱各論 
 
 
 
 
4)寒熱往來:往來寒熱:寒熱交作 alternating chi lIs and fever
 
 
 
 
寒と熱が規則的に交替して出現し、悪寒するときには発熱せず、
発熱するときには悪寒しない状態を指します。
 
 
寒熱往来の発作は1日に数回、あるいは1日に1回、隔日に1回といった具合に
規則的で常に口苦や咽の渇き、めまいなどの症状をいくつか伴います。
 
 
 
寒熱往来は邪気が少陽、つまり半表半裏にあることを表しています。
 
 
 
また寒熱往来が生じるときは、邪気があまり盛んでなく、正気もまだ衰えていないので
正邪が争ってあい譲らない状態にあります。
 
 
 
正気が勝てば発熱し、正気が負ければ悪寒し、
互いに勝ったり負けたりするため、寒熱が往来することになります。 
 
 
 
 
5)瘧疾
 
 
 
悪寒・戦慄と壮熱が交互に出現します。
 
 
 
発作は1日に1回あるいは2~3日に1回(周期的)。 激烈な頭痛、口渇、多汗を伴います。
 
 
 
 
 6)煩熱 heat vexation
 
 
 
不安や落ち着きのなさが付随する熱のことを指します。
 
 
 
 7)兼証 
 
 
 
表証の場合は、悪寒発熱の所見が重要ですが、その他の症状についても聞き出し、
より表証の弁証を確定させるために以下の症状を確認していく必要があります。
 
 
 
① 頭痛・身体痛:邪が体表部位の経絡に鬱滞し、気血の運行を妨げる。
 
 
② 鼻閉・鼻汁・咳嗽:肺は皮毛を主っており、鼻は肺のである。
邪気が皮毛・口鼻から侵 入して、肺の発・粛降機能が失調すると起こりやすくなる。 
 
 
③淡紅舌・薄白苔:邪が体内に深く侵入していないため、舌苔の変化も顕著には現れない。 
【注】風寒表証では普段よりも舌が潤い、風熱表証では舌、舌辺が紅くなる。
 
 
④ 浮脈:外邪が表を襲うと、正気が奮い立って抗争し、脈気が外に向かって流れる。
 
 
 
 
次週へ、続きます。
 
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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