お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
![]()
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。齋藤です。
風が冷たくなってきましたね。
どんどん気温が下がっていきますね。
皆さん、風邪を引かない様、注意してください。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
素問「四気調神大論」には、四気(季)に心身(神)を調和させる方法が記載されていますので、簡単ではありますが書いていこうと思います。
冬の三カ月は、万物の生活機能が潜伏閉蔵する季節です。
夏は発散しますが、冬は閉じ込めます。
その為、冬は全てが収納され、貯蓄する季節です。
発散してはいけないので、早く眠り、遅く起きて、陽気も深くに貯蔵されている為、皮膚を開いて汗を出すようなことをしてはいけません。
早く眠り遅く起きることで陰分を補い、寒邪が盛んになる季節なので、陽気を損なわない様に気を付ける必要があります。
また、発汗させることにより、余計に陽気を損なうようなことはやめましょうと説いています。
冬という季節に適応することは「臓気」を養う事に繋がり、この養生法に反すると、腎気を損傷し、来春になって痿厥の病を発症させますよと説いています。
「痿厥」とは「痿証」のことで、肢体の筋肉が弛緩・弱化し、病の進行とともに萎縮する病証です。
基本的に冬は、動物は冬眠する季節なので活動を控え、栄養を十分取り、睡眠時間を多めにとっていきましょう。
しかし、暴飲暴食は春に影響しますので、注意してください。笑
基本的に春と夏は陽気を養い、秋と冬には陰気を養います。
その為、過度な運動を控え、軽めの運動に量を調整していく必要があります。
現代では、24時間営業のスポーツジムなどもあり、夜中に強めの筋トレを行っている方もいらっしゃると思います。
その様な過度な運動は、血などの陰気を激しく消耗し、腎に影響を与える為、注意が必要です。
腎が弱まると抵抗力が低下する為、前述した風邪の原因となる、風寒邪などが入りやすい状態になってしまいますので、注意していきましょう!
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内經素問』 小曽戸丈夫+浜田善利共著 (築地出版)
『素問ハンドブック』 池田政一著 (医道の日本社)
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは!樫部です。
本日は、手足に起こる様々な症状についてお話ししていきたいと思います。
手足に感じる異常は、本当に様々で、例えば、痛み、だるさ、ほてり、しびれ、震え、引きつり、こわばりがあります。
一般的に、四肢の問題は、「四肢を主る脾の問題」であるとされています。
まずは、「手足の痛み」のお話です。
上肢、下肢、または上下肢の筋肉、関節、軟部組織などの疼痛を、四肢疼痛といいます。
痛みが起こる理由は、主に2つで、
1.気の流れが阻害されている
2.気血の濡養が低下している
これらが手足において起こることで、痛みが発生します。
病因が外邪の場合は、風邪、寒邪、湿邪といった外邪が侵襲し、経絡を阻害して四肢に疼痛を生じます。
これは、前回お話した、痹証といえます。
前回のお話はこちら!
問診を進めていって、外邪の関与が疑われる発症状況だった場合は、風邪症状があったかどうか、スターティングペインの有無も確認していきます。
病因が内傷であった場合はどうでしょうか?
弁証分類は主に4つあり、2グループに分けることが出来ます。
まずは、「気の流れが阻害されて」手足の痛みが起こるグループについてです。
1.湿熱阻絡
湿熱邪が侵襲したり、湿が旺盛な状況に熱邪の侵襲を受けたり、湿邪が慢性化して熱化するなど、湿熱が停滞してしまうと、経絡の流れを邪魔して痛みを引き起こします。
この場合は、四肢に痛みに加えて、だるさの訴えが加わることが多くなります。
湿が関与するという事で、湿気が旺盛になる雨天時や梅雨時期に痛みが変化しないか、
体内に湿を生じさせやすい、お酒、炭水化物や脂質、甘味を摂るとどのように痛みが悪化しないか確認していきます。
2.気滞血瘀
気の流れの鬱滞が持続すると、瘀血が生じます。
この瘀血によって経脈が阻害されて、循環障害をさらに悪化させて四肢の痛みを引き起こします。
特徴は、瘀血所見です。
固定性の刺痛がないか、肌膚甲錯、夜間痛が出ていないかの確認をし、弁別していきます。
次に、「気血の濡養が低下して」手足の痛みが起こるグループについてです。
1.肝腎両虚
肝腎ともに虚してしまうと、筋と骨の栄養が十分に出来なくなります。
だるい痛みに加えて、筋肉、関節が弛緩または拘縮し、腰膝がだるくて力が入らない感覚になる症状も出てきます。
2.気血両虚
気虚が進んで血虚が生じてくると、経脈を滋養出来ず、四肢の痛みが生じます。
筋肉がやせてきていたり、倦怠感があるなど、気虚、血虚所見の有無と、程度を問診で確認していきます。
四肢の痛みについては、以上です!
痛みが出た場合は、気血の流れが阻害されていないか、気血の濡養が低下していないか、
そして、何によってそれらが引き起こされているのか、痛みの他に随伴症状はあるかを確認していくことで、弁証分類が可能となります。
院長 関連ブログ
スタッフ 関連ブログ
つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.11.01
婦人科⑧2025.10.31
慎重かつ安全に2025.10.30
治療原則―治病求本2025.10.29
問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)2025.10.28
牙疳(がかん)とは①2025.10.27
そろそろ立冬2025.10.26
プラセボとは(同一視の法則)⑦2025.10.25
婦人科⑦2025.10.24
良い刺激2025.10.23
臓腑弁証―腎の病証2025.10.22
問診に関して㊿(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査②)2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一視の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.16
臓腑弁証―肺の病証2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一視の法則)⑤2025.10.11
婦人科⑤2025.10.10
後期は実践2025.10.09
臓腑弁証―脾の病証2025.10.08
20歳2025.10.07
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは2025.10.06
血の病⑳2025.10.05
プラセボとは(同一視の法則)④2025.10.04
婦人科④2025.10.03
夜間部後期始まる2025.10.02
臓腑弁証―心の病証2025.10.01
問診に関して㊽(正邪の度合いを図るための問診③)2025.09.30
神昏(しんこん)とは⑧2025.09.29
運転免許証更新2025.09.28
プラセボとは(同一視の法則)③2025.09.27
婦人科③2025.09.26
黒ニキビ2025.09.25
臓腑弁証―肝の病証2025.09.24
問診に関して㊼(正邪の度合いを図るための問診②)2025.09.23
神昏(しんこん)とは⑦2025.09.22
明日は秋分の日2025.09.21
プラセボとは(同一視の法則)②2025.09.20
婦人科②2025.09.19
興味のばらつき2025.09.18
気血津液弁証2025.09.17
問診に関して㊻(正邪の度合いを図るための問診①)2025.09.16
神昏(しんこん)とは⑥2025.09.15
血の病⑲2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる