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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
気滞の症状について書いていきます。
病変部位には、脹悶や疼痛が起きますが、痛みというより、張る感覚の方が強くなります。
また、気は常に全身を循環しているため、気滞は全身のあらゆるところで起きる可能性があります。
そのため、今日は左が張るとか、昨日は右の方が張っていたという現象が起きます。
この気滞が臓腑に影響すると、どういう症状が起きるのでしょうか。
肺に気が停滞すると、肺の宣発粛降が低下し、胸脇満悶、胸部背部の痛み、咳嗽、息切れ、痰が多くなるなどの症状が出てきます。
肝に気が停滞すると、疏泄機能に異常をきたすので、脇腹部が張悶して痛む、月経不調、月経痛などの症状が現れます。
脾胃に気が停滞すると、昇降機能が低下し、腹部の張痛満悶、げっぷ、胃酸を嘔吐、便秘などの症状が認められます。
問診の中で、気滞の特徴である、張るような感じや、症状の部位が変わりやすいかなどを確認することが重要になってくると思います。
また、気の停滞が問題なので、運動したり、入浴したり、リラックスすることで、症状が改善するか?しないか?などを確認するといいと思います。
以前も話した通り、気と関係性の強い肝は、ストレスを嫌います。
そういった事を意識して問診できるといいと思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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こんばんは、永井です。
昨日は昼頃からゲリラ豪雨もあり、大変な一日となりましたね。
今回は、先天性素因についてです。
先天性心疾患素因とは、父母から受け継いだ発病因子で、遺伝性の素因、妊娠中の母体の不摂生による胎児への影響がある事です。
稟賦と遺伝先天の稟賦は、小児の成長、発育に重要な影響を与えます。
稟賦不足は小児の発育不良や虚弱体質の重要な原因で、父母の形室の偏りは子に遺伝し、似通った疾病を引き起こしやすいです。
まず父母の先天不足についてです。主に、父母の先天の本(腎精虚損)を指します。
父母双方、または一方が早婚であると、精気が充実していないために、子も必然的に先天不足となり体質が弱く、病気がちになります。
また、父母の性生活の不摂生や高齢出産は子の稟賦不足の原因となります。
症状は、誕生時の体重不足、皮膚が薄く血色が無い、眼に力がない、泣き声が弱い、呼吸が弱い乳を吸う力がない、体が冷たい、寒がる、よく吐く、食欲がない、など成長発育が遅く、五遅五軟を呈することもあります。
次に、父母の形質の偏りについてです。
父母の陰陽気血の偏盛、偏衰を指します。父母が肥満していると子も肥満しやすく、父母が脾胃虚寒であれば、子も脾胃虚寒が生じやすくなります。このように、子にも似通った体質が遺伝して相応した病気が生じやすいのです。
・胎養、胎教についてです。
胎養は妊娠期間中の母体の生活調摂のことで、胎児の発育、出生後の健康状態と密接な関わりがあります。
例えば、妊娠中に悲しみ、怒り、驚き、恐れなどで母体の情緒が不安定になると、出生後の子は気血失調や精神不安を起こしやすくなります。
また、母体が辛辣なものや油物を食べすぎると、胎児は胎毒を感受し、生後に斑疹が出る場合もあります。
胎教は妊娠期間中の母親の精神修養のことです。
妊娠期間中は調和の取れた精神状態で、美しい事物に触れる事は、胎児の気血を調和させ、心身の安寧が得られます。
次回へ続きます。
参考文献
『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所
『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰
『中医弁証論』 編著 柯 雪 帆
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