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おばんでございます。樫山です。
今週は、ダウンを着なくてはと思うような寒い日もあったかと思えば、半袖で過ごせる程の暖かい日もあり、不安定な気候が続きました。
ただ、もう少しで11月になりますし、朝晩の冷えは厳しくなってきました。
外界の身体への影響はある程度防御することができますので、油断せずしっかりと意識していきたいところです。
こう寒い冬になってくると、患者さんから冷えると症状が悪化するという話をよく耳にします。
なるほど、冷えが関係している症状なんだなという考えで終わってしまいがちですが、もう少し深く考えると違った見方が見えてくることがあります。
なにも冷えが冬にだけ身体に襲いかかってくるわけではなく、夏のクーラーや、季節に関係なく雨が降れば気温が下がることだってあります。
いろんな状況を考えていくと冷えだけが主な原因かということが曖昧になってきて、冷えによる症状悪化ということの確率がさがってくることがあります。
冬に厚着をして身動きが取りにくくなり血行不良が助長されることも考えられるし、冬の乾燥した空気が影響することもあります。
患者さんから得た情報をただ単純に消化、理解すると、後の治療効果がいまいちということが起きてしまいます。
そういう所が、治せるか治せないかの違いに繋がっている部分があると思います。
冷えで悪化するときたら、それはそれでいい情報ではあります。
ただ、そこで思考を停止させず、より質の高い情報を得るよう、注意して治療に臨んでいく事が非常に重要だと思います。
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こんばんは 浅田です
前回までの話
死を受容する5段階プロセス 「エリザベス・キューブラー・ロス」
参照
私は普段、患者さん宅や施設へ往診をして、脳血管疾患、パーキンソン病、癌の既往持ち、原因不明の難病などの患者さんを治療しています。
多くの患者さんは、死まではいかないものの、大きな病気を受け入れる過程で、このプロセスを辿ると考えています。
よって、「死を受容するプロセス」と題していますが、「大病を受容するプロセス」と言い換えても良いと思います。
往診治療をして難病を診ている鍼灸師として、患者さんの気持ちをできるだけ理解するには、この「大病を受容するプロセス」は理解しておくべきだと思っています。
もちろん往診患者さんに限らず、外来で通院してくる患者さんも、西洋医学では治らず悩み苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。
大きな病気を抱えた患者さんは、
「ウソだ、自分がこうなるはずはない」と患った病を否認したい気持ち、(第1段階 否認)
「なんで自分がこうなったんだ、周りの人は普通に生活しているのに」という怒りの気持ち、(第2段階 怒り)
「お願いだからどんな手を使ってでも治して欲しい」という縋る気持ち、(第3段階 取引)
「やっぱりダメかもしれない、もう無理だ」という諦めの気持ち、(第4段階 抑鬱)
全員がこの過程を辿る訳ではないですが、これらの過程を経過して、
家族、友人、病院、鍼灸師などのサポートがあり、
病を受け入れ、前向きに考え、日々リハビリ、治療に専念しています。(第5段階 受容)
患者さんが5段階プロセスのどの段階にいるのか、どんな気持ちで病と向き合っているのか察し、適切な言葉をかけ、どのような対応をするのか、治療家として重要になってきます。
如何に自分の病を穏やかに受け入れ、前向きになってもらい、治療に専念してもらえるか。
病を受け入れてもらい、患者さん自身の治る力を最大限に引き出すには、
こういった心情を理解し感じ取り、適切なタイミングで適切な対応をすることが、大変重要なのではないかと、私は考えております。
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