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こんばんは、松木です。
先日お書きしたように、本日をもって清明院を退職することになりました。
最後の数日は、地震の影響もあり、少々普段と違う状況でしたが、粛々と業務に当たらせて頂きました。
治療に伺っていた患者さんたちともお別れのご挨拶をさせて頂きました。
往診に伺っていた患者さんの中には、数年に渡りお付き合いのある方もいらっしゃいました。
皆様から本当に多くの、暖かいお言葉を頂戴しました。
こういったお付き合いをさせて頂いたのも、鍼灸というものの凄さ、素晴らしさがあったからだと思います。
今回退職するにあたり、田舎に帰ることを快諾して下さった清明院院長、スタッフの皆さん、
多くの事を学ばせて頂いき、最後には暖かいお言葉を下さったすべての患者さん、
このブログを読んで下さった皆様、
清明院で仕事が出来たのは皆様のおかげです。
そして、清明院で仕事が出来たのは私の人生の宝だと思っています。
本当に、ありがとうございました。
田舎に帰っても、清明院の元スタッフの名に恥じぬよう、東洋医学、鍼灸の素晴らしさを一人でも多くの人に体感して頂くよう精進して参りたいと思っております。
そして、清明院は驀進し続けると思いますので、今後とも清明院をよろしくお願い致します。
本当に、本当にありがとうございました。
平成23年3月15日
松木 宣嘉
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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
 現代人に多い熱の発生と治療(その2)
 
 現代人に多い熱の発生と治療(その3)
 現代人事多い熱の発生と治療(その4)
 
 現代人に多い熱の発生と治療(その5)
 
 続き行きます!!
「衛気営血弁証」
 この弁証法は清代の名医である、
 
 葉天士(ようてんし:1667~1746年)
によって提唱されました。
彼は若い頃から医学を学び、豊富な臨床経験を積んでいき、その名を広めました。
そして約10年間で17人もの師匠についたと言われています。
(すごい!!普通の人ならダメになるパターン!!(笑))
時には自分の本性を偽ってでも気になる医家に弟子入りし、
その医家から、
「君の学は大変素晴らしいものになった。それはまるでかの名医、葉天士のようだ!!」といわれ、
「実は、その葉天士が僕なんです」なんてことも(笑)
こんな勤勉家の葉天士ですから、後世に多大な影響を与えたのは言うまでもありません。
特に彼は「絡脈(らくみゃく)」に独自の見解を示し、『病久入絡』(病が長期化すると絡に入る)という有名な言葉を残したり、
奇経八脈についても多くの見解を残しました。
簡単に言うと病の
 ”経過”と”深浅”
 
 というものに興味を持っていたのではないでしょうか。
そんな葉天士が熱邪における侵入過程を、
”深浅”という視点で考えだしたのが「衛気営血弁証」です。
熱邪が口鼻から侵入し、体の最も浅い所の衛分(えぶん)を侵し、
次いで気分(きぶん)→営分(えいぶん)→血分(けつぶん)と深い所を侵していくため、
「衛気営血弁証」と言います。
”深浅”という深さがある訳ですから、体を”立体的な空間”ととらえていたのも興味深いですねぇ・・・
次回は「衛気営血弁証」をさらっとおさらいしてみようと思います。
次回に続く。
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