お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。齋藤です。
九州では梅雨入りしましたね。
関東でもなんだか雨や曇りが多く、カラッと晴れない日が続いていますね。
5月もそろそろ終盤、6月に入るといよいよ関東も梅雨にはいります。(関東地方は、例年6月7日頃が梅雨入りだそうです。)
気温も徐々に高くなり、冷たい飲み物や、冷たい食べ物を食べたくなる季節になりますね。
雨というのは、東洋医学で考えた場合、外湿邪と考えます。
湿気や湿度といった方が、想像しやすいですかね?
この時期は、体がだるくなりやすい方も多いと思います。
それは、外湿邪が関与していることが多いです。
また、暴飲暴食などをして、胃腸に負担をかけすぎていると、体に湿邪が内生します。
これを内湿邪といいます。
梅雨時期や雨の日に、体がだるくなりやすくなったり、胃がもたれたり、便が柔らかくなったり人は、外湿邪と内湿邪が合わさって、体に悪さをしていることが多いです。
これを内外合邪といいます。
対策としては、日ごろから暴飲暴食をしないよう心掛けること、定期的に運動をすることが、セルフケアとして挙げられます。
もちろん、鍼治療も有効ですので、ぜひ上記のような症状でお悩みの方は、一度ご検討してみてください。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 謝敷です
新緑が綺麗と思ったのも束の間、
4月なのに大学院の近くではあやめが、清明院の下にもアジサイが花を付けていて、
自然は美しいけれど、環境が乱れてきているなぁと感じます。
さて、今日はイスラエル戦禍での避難民に対する中医学的な観察と鍼治療についての記事での最後の症例をご紹介します。
今日の患者さんは、「デビッド」という男性です。
彼は、ハマスとの銃撃戦で負傷した兵士で、
これまでにも数々の軍事作戦や銃撃戦に参加した経験を有するベテランでした。
数十名のハマスと対峙し、その中の一人が近距離から銃を発射し、
そのうちの2発が下半身に命中。
骨盤に重度の損傷を負い、坐骨神経を損傷し、
手術で、背部や骨盤からの大量の出血と、仙骨の骨折片を除去し、仙骨の形成術を受けました。
最初にボランティアの鍼灸師が彼にあった時、
彼の腰の可動域は著しく制限され、激しい骨盤痛と、
脛(前脛骨筋と腓骨筋)に広がるチクチクとした痛みに悩まされていました。
最もひどい痛みは足の裏で、この痛みのために全く眠れないこともありました。
神経性疼痛の治療薬を複数服用していましたが、痛みはは全く緩和しませんでした。
腰や下肢の症状以外にも、脈拍上昇、筋緊張の亢進、睡眠障害、息切れといった
交感神経の亢進による症状も見られたことから、
鍼灸師は、交感神経が落ち着くよう治療を行い、
治療を受けると、彼は眠ってしまうこともあったようです。
治療が進むにつれて、足の痛みが部分的に軽減され、
その効果は、数時間から2日間持続し、睡眠も改善するようになりました。
体調の改善に伴い、運動やウォーキングなどもできるようになりました。
治療の過程では、トリガーポイントを探した結果、
腓腹筋の内側にある「築賓」というツボを治療し、交感神経の亢進を治療したことがあったようです。
この時、築賓は硬いコブのような感触があり、
押圧すると、足先まで広がる感覚と、痛みが70%ほど軽減しました。
数週間の治療で、様々なトリガーポイントや遠隔の治療点を治療したようですが、
この「築賓」への治療では、局所のみならず遠隔の痛みが軽減舌だけでなく、
全身的な症状の改善にも効果があったと報告しています。
その上で、このレポートでは、
「築賓」は、坐骨神経の支配領域ではないため、
ツボの周囲組織とトラウマ体験との間に何らかの関連があるとした場合、
それをどのように利用して痛みを軽減するか、
またトラウマが、患部に“刻印”( ‘imprinted’ )されている場合、最適な治療方法は何なのか、
トラウマには、直接的に対処すべきか、それとも間接的に対処すべきか、
解剖学的な“結び目”(‘knot’)は単なるトリガーポイントとして扱うのか、
それとも、心身のつながりの経路とみなすべきか…と考察しています。
単なる外傷の後遺症のように思えた症例にも、心の傷跡が影響していたのですね。
この症例での「築賓」は、どう解釈できるでしょうか…
(参考文献)
Messinger A, Gamus D, Bondi M, Polliack ML, Ben-Arye E. Calming the Wind: A Traditional Chinese Medicine Practitioner’s Approach to Wartime Acute Stress Disorder Symptoms. Curr Psychiatry Rep. 2024 Nov;26(11):678-682. doi: 10.1007/s11920-024-01542-z. Epub 2024 Oct 2. PMID: 39356401.
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦