東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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梅雨時に寄せて

 

 

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こんばんは。土元でございます。

 

 

 

 

ブログの担当になったは良いものの、どういった内容を記事にしたものやらいささか途方に暮れております。

 

 

 

 

しかしながら、これも良い勉強の機会。自分なりの方向性を見出すまで試行錯誤をしていきたいと思います。

 

 

 

本日のテーマは、今の季節、梅雨です。

 

 

 

梅雨という言葉の語源について調べたのですが、諸説ある中に二つの有力な説があるようですね。

 

 

 

手元にある広辞苑(第六版)によりますと、【ばいう】には【梅雨】と【黴雨】という二つの字が充てられるようです。

 

 

 

前者は一般的に使われている表現で、「梅の実が育つ頃の雨」の意味ですね。

 

 

 

ご自身で梅の木を育てておられる方は実感をお持ちでしょうし、梅干しや梅酒を仕込む習慣をお持ちの方は、そろそろ準備に取り掛かられておられるのではないでしょうか。

 

 

 

後者は、少し意外に思ったのですが「カビの生えやすい雨」の意です。

 

 

 

確かに、気温も高くなってきている時期で、湿度が高ければカビも生えやすいとは思いますが、この時期を毎年【黴雨】と呼びならわしていると、うんざりしてきそうですね。

 

 

 

せめて知識にはカビが生えないように、新しいものを仕入れて参りたいと思います。

 

 

 

雨のお話は次回に続きます。

 

 

 

参考文献

広辞苑(第六版) 編:新村 出 (岩波書店)

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
空腹感はあるが、食べられないことを食欲不振、または納滞、納保、不思食といいます。
 
 
 
重篤になると、食べ物の臭いを嗅いだり、食べ物を見ただけで気分が悪くなったり、吐き気がしたりすることがあり、
 
 
 
この段階のものを厭食、悪食といいます。
 
 
 
食欲不振の弁証文例は主に8つあり、病因は全て内傷に分類されます。
 
 
 
1.肝気犯胃
 
 
 
七情の過不足によって、肝気が鬱結し、胃の腑が犯されると、胃の降濁機能が停滞して発症します。
 
 
 
上手く気が下がらなくなることで上逆して、しゃっくりやげっぷがみられます。
 
 
 
その他にも、胸脇脹悶、胸脇脹痛、精神的に抑鬱されている状態でイライラしやすくなるといった商事もみられます。
 
 
 
2.湿熱困脾(脾胃湿熱、湿熱蘊結)
 
 
 
脂物、甘味、濃い味付けを過食したり、お酒を飲み過ぎることで、脾胃に湿熱が蘊積したり、
 
 
 
外感湿熱邪の侵襲により、脾胃に湿熱邪が蘊結することにより、脾胃の昇降機能が低下して発症します。
 
 
 
吐き気を伴い、厭食、脘腹痞悶、口臭がみられます。
 
 
 
また、口渇があってもさほど飲みたがらない、全身の重怠さ、四肢が重怠く感じるといった湿邪の停滞を思わせる症状がみられます。
 
 
 
お通じも、便器についたり、臭いがきつかったりという、湿熱を思わせる特徴がみられ、スッキリ出ないという訴えがみられます。
 
 
 
お小水も色が濃い黄色となり、熱所見がみられ、湿の所見として泡立ちがみられることがあります。
 
 
 
3.胃陰虚
 
 
 
外感熱病の後期にみられやすく、熱邪によって胃陰が灼消されて発症します。
 
 
 
陰分が不足することで、口の渇き、唇、舌の乾燥がみられます。
 
 
 
また、乾嘔がみられたり、お通じが兎糞状になったり、出なくなるといった症状がみられます。
 
 
 
4.脾胃気虚
 
 
 
飲食不節や労倦によって脾胃の気が虚してしまい、発症します。
 
 
 
食欲が徐々に減退し続け、それに伴い全身倦怠感も漸増します。
 
 
 
少量飲食しただけで嘔吐したり、腹脹します。
 
 
 
嘔吐後には全身倦怠感が出る特徴があります。
 
 
 
重篤になると、全く飲食することが出来ず、少しでも飲食すると脘腹脹悶して、全身倦怠感、息切れがみられるようになります。
 
 
 
長くなってしまいそうなので、本日はここまで!
 
 
 
次回をお楽しみに!
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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