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おばんでございます。樫山です。
患者さんが訴える症状に、喉の乾きや、口の乾きというものがあります。
西洋医学で喉や口の渇きがあると考えられる病気には、糖尿病や膠原病、シェーグレン症候群、腎臓疾患、鬱病等々、多くの病気が原因として挙げられます。
喉の渇きは、東洋医学でも「口渇」と呼ばれ、様々な原因によって起こると考えられます。
「口渇」とは、喉が渇いて水分を欲する事をいいます。
さらに、口の中が乾燥するだけで水分を摂る必要が必ずしもないものは「口乾」と呼び区別されます。
「口渇」「口乾」、似ているようですが、ここを細かく分ける事で、より確かな病態把握に繋がってきます。
「口渇」や「口乾」は、体内の津液(水分)の量や散布状態、八綱(とりわけ熱の状態。(院長ブログ参照))が反映され、体内で何が起こっているかを窺い知る事ができます。
「口渇」や「口乾」があって、さらに多飲なのか少飲なのか、温かい物、冷たい物どちらを欲するのか、飲み方はどうなのか、
さらに、上記の情報に併せて、水分摂取量はどうなのか、発汗や大・小便の排泄はどうなのかなどを問診する事によって、
寒熱の問題、虚実の問題、さらには熱がどの部分でどの程度の勢いで発生しているのかという事が大まかに予想する事が出来ます。
「口渇」や「口乾」と一言でいっても、様々なメカニズム、様々な原因で起こってきます。
治療者側は、しっかりと問題意識を持って、問診・診察をしていくことが大切だと思います。
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