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疫癘

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こんばんは 浅田です

 

 

 

日本でも毎日新型コロナウイルスの感染者が増えています。

 

 

 

外出を自粛しても感染者は増える一方で、コロナの伝染力の強さを思い知らされます。

 

 

 

東洋医学では、非常に強い伝染性を持った病の総称を疫癘(えきれい)といいます。

 

 

 

今日からはこの疫癘の特徴について書いていきます。

 

 

 

1、疫癘は種類が多い

 

 

 

今回流行している新型コロナウイルスをはじめ、エボラ出血熱、デング熱、コレラ、SARSなども疫癘に相当します。

 

 

 

疫癘を引き起こす邪気は、季節や天候の変化に関係がなく、強烈な伝染性を持った邪気であり、疫気疫邪などと呼ばれます。

 

 

 

発病の仕方が急激で重く、病状も多彩に変化して伝変が早いので、戻気疫毒などとも言われます。

 

 

 

一般的な六淫の気、六淫の外邪(風邪、寒邪、暑邪、湿邪、火邪、燥邪)とは異なることから、異気とも言われます。

 

 

 

一年の四季を通じていつでも見られ、その時流行する邪気によって種類が異なり、風邪や暑邪を中心とするパターンや、湿邪や燥邪を兼ねるパターンなど、それぞれの特徴を持った多様な疫癘があります。

 

 

 

定期的に疫癘が起こるわけではなく、多様な顔を持っているという点で、普通の病に比べて対応し難い病であるということが言えます。

 

 

 

このように、疫癘の邪は様々な特徴を持っているので、歴史的にいろいろな呼ばれ方をしてきているのです。

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

『北辰会方式理論篇』

『中医病因病機学』

『現代語訳黄帝内経素問』

『ほくと第41号』

『ほくと第43号』

 

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は良いお天気で、気温は暑すぎるくらいの時間帯がありましたね!

 

 

 

本日も前回の続きの話をしていきたいと思います。

 

前回のお話はこちら

 

 

 

カレーに使用されるスパイスのほとんどは、独特な香りとともに「辛味」を持ちます。

 

 

 

辛味といえば!思い出されるのは…

 

 

 

そう!『四気五味』

 

 

 

皆様は『四気五味』という、湯液(漢方)理論があることをご存知でしょうか?

 

 

 

これは、生薬の性質を大きく「4つの属性」「5つの味」に分けて考えるものです。

 

 

 

【四気】

寒、熱、凉、温

 

 

【五味】

 酸、苦、甘、辛、鹹

 

 

 

上記のそれぞれは効能が決まっており、種類がたくさんある生薬たちはこのいずれかに分類されています。

 

 

 

この理論から「辛」の効能を見てみますと…

 

 

 

辛味は「散、行」という効能を持ちます。

 

 

 

「散」は発散・発汗、「行」は気をめぐらせる、効果があります。

 

 

 

つまり、「辛味」を摂ると、気が良くめぐり、発散、発汗作用が促されことが分かりますね…

 

 

 

その他にも湯液の理論には、『帰経:きけい』という考え方があります。

 

 

 

ある物質を摂取した時に、どの経絡または臓腑に対して効果があるかのを分類する考え方です。

 

 

 

「この生薬の組み合わせだと、この臓腑とあの臓腑に効くから、この漢方薬はそれら臓腑からくる病気を治せる」と考えられます。

 

 

 

このような理論があるおかげで、多数ある漢方薬の使用方法が分かりやすく分類、整理されています。

 

 

 

では、皆様は「辛味」の帰経はどの臓腑経絡なのか、ご存知でしょうか?

 

 

 

それは「肺臓」です。

 

 

 

「辛味」を適度に摂ると、「肺」に対して良い効果があるということがいえますね!

 

 

 

(※逆に摂りすぎは臓腑を傷めてしまうので、注意が必要です。)

 

 

 

これらのことから考えると、カレーの香りがする食物を摂ることで、肺の臓を中心として、気のめぐりや気の発散を促していたのではないかと考察出来るのではないでしょうか。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

【参考文献】

基礎中医学 神戸中医学研究会

鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 緑書房

鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践編 緑書房

 

 

 

 

 

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