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こんばんは、樫山です(・∀・)。
今日は連休最終日で、帰省先の宮城から東京へ戻ってきました。
今回の連休では、大変な被害があった沿岸のほうには、交通事情の関係で、実際行けませんでしたが、
電車の中から見たほとんどの家の瓦が落ちていたり、外壁が崩れていて、今回の地震の強さを物語っていました。
昨日は朝から日本三景の松島へ行ってきました。
地震直後の松島の様子は、ほとんど報道されていなかったので、宮城の観光名所である松島はどうなっているかわかりませんでした。
他の映像を見ると松島もかなりの被害だろうなと思いましたが、
松島の260余りある大小様々な島が防波堤の役割をして津波の力を分散させたので、被害は少なく済んだそうです。
言ってみれば、松島が松島を救ったことになります。
今回のGWに合わせ、お土産屋や飲食店も再開していて、例年ほど多くはありませんが、観光の方もけっこういました。
松島の海を一周できる遊覧船に乗り、そこで案内の方が、今回の再開に至るまでのお話をしてくれました。
震災後、遊覧船のコースには瓦礫が散乱し、それを自分たちで少しずつ拾っていかれたそうです。
このような時、観光業には、行政が入ることは無いそうで、小さな船での作業は、時間も手間もかかり、大変苦労されたということです。
おかげでとても綺麗な景色を見ることができ、前向きに働いている松島の方々にパワーを頂いた気がします。
今回の連休はかなり歩きました。足が筋肉痛です(笑)。でも充実したいい休みになりました。また明日から頑張ります!
仙台の夏には七夕祭り、冬には光のページェントというイベントがあり、街がイルミネーションで埋め尽くされます。どちらもとても綺麗です。
温泉もたくさんあります。おいしいものもたくさんあります。
皆さん是非!一度宮城県に遊びに行ってみてください!
がんばろう宮城!がんばろう東北!
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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
相撲と東洋医学(その1)
相撲と東洋医学(その2)
相撲と東洋医学(その3)
続き行きます!!
行司さんが発する掛け声「はっけ(き)よい」にも、当然、東洋思想が組み込まれています。
有力な説として2つあります。
1つは、「発気揚揚(はっきようよう)」説で、もう1つは、「八卦(はっけ・はっか)良い」説です。
「発気揚揚」説
発気揚揚という言葉が、つまって「はっきよい」となったという説です。
発気は「気を発すること」で、揚揚は「得意げなさま」を表す言葉です。
転じて、「もっと気を発して戦え、気を充実させろ」という力士に奮起を促す意味で、使われています。
「気」の思想が、一般的に普及していたことが伺えますね。
また、「気」が人間の
動きや強さを左右する要素
だと認識されていたんですね。
もう1つ、「声」によって、「気」に変化を起こすというのも、興味深いですね~。
「八卦良い」説
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということわざは、皆様にもなじみのあるものであると思います。
この「八卦」は、以前、少しお話した「易(えき)」における言葉です。
勉強会に行ってきました! 参照
古来、人々は「無」から「有」が生じると考えていました。
それを「易」では、太極(無)から両儀(陰陽)を生じると記されています。
両儀(陰陽)を、さらに陰陽でわけると、四象(陽中の陰とか陰中の陰とかですね)が生じるとしています。
さらにさらに、四象を陰陽でわけると「八卦」が生じます。
この「八卦」は、
万物の普遍的現象を具体的に表している8つの基本形
であります。
この8つは、
「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」
と表されます。
順に、
「けん・だ・り・しん・そん・かん・ごん・こん」
と読みます。
それぞれの示す意味は、順に、
「天・沢・火・雷・風・水・山・地」
となります。
乾坤一擲(けんこんいってき)という言葉がありますが、そのもとは「易」の乾と坤(天と地)からきています。
「易」では、この8つの基本形を、さらに複雑に組み合わせることにより、この世の全ての変化を表現しようとしたわけです。
つまり、「はっけよい」は「八卦良い」であり、全ての準備が整い、真剣勝負の場が出来上がった事を意味します。
また、相撲は古来、「天下泰平・五穀豊穣を祈る祭り事」であったことは、これまでに述べています。
ですから、勝敗がどの様に転んでも、「良い八卦となりますように」との願いも、込められていたのではないでしょうか。
この様に、国技・相撲には、東洋思想がふんだんに散りばめられています。
他にも、行司さんの軍配は月と太陽を象徴しているとか、まだまだあります(笑)
つまり国として、根底に東洋思想が根付いていた訳です。
現在、日本がこれだけ迷走をきわめている理由の一つとして、
日本という国の、根底にある思想がほぼ無いことも、挙げられるのではないでしょうか。
次回まとめです。
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2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.07.06
症例報告:線維筋痛症に対する伝統鍼灸①2025.07.05
梅雨明け間近2025.07.04
言葉の奥深さ2025.07.03
整えることは、調えること2025.07.02
問診に関して㊱(二便の問診②)2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
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梅雨と梅2025.06.04
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雨