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こんばんは。二神です。(^0^)v
最近は朝晩がかなり冷え込んできましたね。昼間との気温差が激しく体調を
崩しやすい時期でもありますので、皆さん体調管理には十分に気を付けてください。
さて前回の続きです。
前回までの内容は → こちら
昔から月は自然や人と深い関りがあるという話を前回はしましたが、
月と女性との関係も昔からよく言われている部分です。
その中でも生理に関しては女性なら一度は聞いたことはあるのではないでしょうか。
生理の事を別名、「月経」や「月のもの」と呼ぶことからも月と生理が深い関係に
あることを示しています。
月の満ち欠けの周期と生理の周期が似ていたり、受胎から出産までの妊娠期間は
月の満ち欠けの周期の9ヶ月分とほぼ同じだと言われています。
日本でも昔から女性は月を見てはいけないとよく言われ、女性が月を見ると
何か不吉な事が起きるとされていました。
諸説はいろいろとありますが、この説に関してはかぐや姫が由来しているという説が
濃厚なようです。
他にもイヌイットでは女性が月を見ると妊娠してしまうという言い伝えがあったり、
アイスランドでは妊婦が月を見ると生まれてくる子供に精神障害がでるという
言い伝えがあり、女性が月に顔を向けることは禁忌とされていました。
このように月を見てはいけない理由は各国様々ですが、どの国でも女性が
月と密接に関係していることだけは昔から言い伝えられていました。
一般的にも満月の日に妊娠しやすいとか、出産しやすいという話は有名で誰しも
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それだけ、昔から月にはものすごいパワーがあるとされていて、いろいろなものに影響を
与えるとされていました。
東洋医学的に考えても素問の八正神明論篇の中に「新月より月が生じ始めると
徐々に気血が滑らかに流れ始めて、衛気ものびやかに巡り始める。満月になると
気血は充実して肌肉は気血により十分に養われて堅くしまり頑強になる。」という
内容があり、月と身体の密接な関係について書かれています。
そのため、新月の時は気血が充実しておらず外邪の侵入に十分に注意する必要がある為、
瀉法は行わず補法を行うべきであり、満月の日には気血が充実している為、
瀉法を中心に治療を行うべきであるとされています。
もちろん、治療の判断はその日その時の患者の状態を診てになりますが。。。
このように月と人の関係には深い繋がりがあるようです。
皆さんも月との関係を意識して生活してみると、意外な発見があるかもしれません。
関連ブログ
→ 院長ブログ
→ スタッフブログ
参考文献:基礎中医学、内径気象学入門、現代語訳 黄帝内経 素問 上巻
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こんばんは。上村です。
前回の続きを書いていきます。
前回ブログ 参照
10月に入ったのにも関わらず、フェーン現象の影響で気温が30℃近くまで上昇し、夜は気温が急激に下がる為、外邪の影響を受けやすく、体調を崩しやすいのでお気をつけください。
東洋医学的に、気圧と体調の変化について書いていきます。
低気圧が接近すると、風湿の影響で肝木、内湿が盛んになることで、めまいやふらつき、頭がぼーっとします。また脾の運化作用が低下することで水湿が停滞して下痢や浮腫など様々な症状が現れます。
秋は夏の暑邪による気虚、衛気虚の影響で風寒邪が入りやすくなります。
風寒邪の影響で、関節の痛みや、風邪症状の悪寒、発熱、無汗、頭や頚が強張って痛んだりします。
暖域になると、風熱となり肝気に加えて内熱が盛んになります。
寒冷前線が通過する時は、寒湿であり、更に通過後は気温の急降下で寒邪が強く、風寒邪を感受したり胃腸に影響を与える場合があります。
続く、、
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