東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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論理と理論

こんばんは、松木です。

論理理論という言葉、一見よく似ていますが、意味するところは少々違います。

言葉の定義をしっかり押さえるということは、論理的に考えていく上で重要だと思いますので、このよく似た二つの言葉について考えてみたいと思います。

大辞林で調べてみますと、

「論理」

[1] 思考の形式・法則。議論や思考を進める道筋・論法。
[2] 認識対象の間に存在する脈絡・構造。

「理論」

〔1〕
[1] 科学研究において、個々の現象や事実を統一的に説明し、予測する力をもつ体系的知識。狭義には、明確に定義された概念を用いて定式化された法則や仮説を組み合わせることによって形作られた演繹的体系を指す。




[2] 特定の研究領域や個々の学者の学説や見解を指すこともある。


[3] 実際の経験から離れて純粋に思考の中で組み立てられた知識。「実践」に対立し、否定的意味で使われることが多い。空理空論。


〔2〕 物事の道理・筋道などについて論じ合うこと。また、その議論。

     

と、こんなことが書いてあります。

私なりに簡単にまとめますと、

「論理」とは考えを一歩一歩すすめていく道筋のことです。

「理論」とは現象や事実などを説明する体系的知識。要は考え方をまとめたものです。

よく出される例ですが、「風が吹けば桶屋が儲かる」「相対性理論」はどちらも「理論」です。

しかし、「風が吹けば桶屋が儲かる」という理論は、「相対性理論」に比べて「論理」に飛躍があるため、確実性が低くなります。

また、「論理」を一歩進めるために、根拠となる「理論」が必要ということもあります。

まあこのように「論理」と「理論」を分けて考えてみると、双方をより使いやすくなるのではないでしょうか。

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信頼関係を築くには(その9)

こんばんは、森岡です(^_^)

信頼関係を築くには(その1)

信頼関係を築くには(その2)

信頼関係を築くには(その3)

信頼関係を築くには(その4)

信頼関係を築くには(その5)

信頼関係を築くには(その6)

信頼関係を築くには(その7)

信頼関係を築くには(その8)

続き行きます!!

前回は、クライアントはカウンセラーの”言葉と真意の不一致”を簡単に見破るというお話でした。

では”言葉と真意の不一致”を防ぐにはどうしたらいいのでしょう。

まず一つは、

”ありのままの統合された一人の人間”

として、クライアントに接することです。

それは、意図的であったり、操作的であったりしてはならなく、

”純粋で正直な人間”であろうとする態度です。

これを「純粋性」といいます。

つまり、固定観念や偏った価値観にとらわれず、常にピュアであれということです。

大人になるにつれ、自分にとって都合の良い価値観や知識で周りを武装してしまいがちです。

このピュアであるということは、本当の自分というものが分からないとなかなか出せないものなのかもしれませんよね。

その点、子供は自分の欲望や欲求に正直です。

今、自分が何をしたいかよくわかっております。

だからピュアなんですね。

二つ目は、

”自己概念と自己経験を一致させる”

ことです。

自己概念とは、自分がどのような人間であるか、またどのような自分でありたいかということです。

つまり理想の自分のことです。

自己経験とは、自分が現実世界で経験(思考・感情・態度・行動など)したことです。

つまり現実の自分のことです。

理想の自分と現実の自分が完全に一致するこが重要だとしています。

これを「自己一致」と言います。

こうなるには、自分というものの理解度が非常に高くなければなりません。

自分の理想とは何か?

それに近づけているか、もしくは一致できているのか。

これを自分に常に問いかけることは、人生においても重要なテーマだと思います。

ですから、ロジャーズはカウンセラーに「自分の行動についての徹底的な研究」を課しているのです。

自分がその行動をなぜ欲し、実行に移すに至ったのか。

これを研究することで「自己一致」を促しているんですね。

まぁ、確かに自分が何者なのか分かっていない人が、他人の苦悩を理解できる訳ありませんよね。

そして、この理想と現実の不一致が大きければ大きいほど、苦しみとなる

と、ロジャーズは言っています。

今の世の中を見ていると、自己一致できていない人がそのフラストレーションのもと、インターネットなどで匿名によって誹謗中傷するんだろうな~なんて思っちゃいます。

「自己の一致と純粋性」が備わっていなければ、先に説明した「無条件の肯定的配慮」や「共感的理解」は達成されません。

この態度でクライアントと接することで、安心して苦悩を打ち明けられる環境が整うのです。

次回に続く。

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