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こんばんは。上村です
前回は、西洋医学的に考える「膝痛」の原因や症状について書きました。
膝痛の原因② 参照
今回は東洋医学的に考える膝痛の原因について書いていきたいと思います。
最初に経絡経筋病について書いていきます。
最も局所的な疾患で、打撲や捻挫などの外傷などで経絡、経筋に影響をおこしたものをいいます。
足の六経のなかでも、足陽明胃経、足少陽胆経、足厥陰肝経、足太陽膀胱経に多いと言われます。
次に臓腑から経絡に伝播したものがあります。
肝、心、脾、肺、腎の五臓、胆、小腸、胃、大腸、膀胱の六腑いずれかに病があり、関連する経絡の気が変動し痛みを引き起こすものもあります。
他には、臓腑病そのものによって痛むものもあります。
五臓の肝と腎に弱りがあると、筋骨に栄養が上手くいかず、膝痛が起こる場合があります。
そして、痺症と呼ばれるものがあります。
風邪、寒邪、湿邪や、肝鬱によって起こると言われています。
例えば風邪が原因で起こると、膝の一定の所に定まらない痛みがでたり、寒邪だと同じ部位が痛くなったり、湿邪に影響をうけると、重だるさを伴った痛みがでたり、湿が停滞することにより膝が腫れるなどの症状を引き起こします。
次回は、膝痛の原因にどんな弁証分類がありどんな症状が出るのか書いていきたいと思います。
続く
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おばんでございます。樫山です。
患者さんが、医療機関に受診しようと思う時には、何かしらの身体症状を訴えて行動を起こします。
「頭が痛い」、「喉に違和感がある」、「咳が出る」、「腰が痛む」等々。
西洋医学のお医者さんでも、我々鍼灸師でも、患者さんが訴えている症状はなぜ起こっているのか考え、処方・治療をしていきます。
ただ単に患者さんの自覚症状だけで、短絡的に風邪だとか、何らかのアレルギーだとかとすぐに決めつけるのは、何も分からない患者さんと同じ素人のやることです。
いくら患者さんが風邪だとか言っていても、そう言っているのは本当かどうか確かめ、判断していかなくてはなりません。
それを確かめる為には、症状の性質や、症状の経過、身体所見など、西洋医学なら血液や画像などの検査結果など、様々な情報を収集していきます。
その情報を元に症状を起こしている原因を考え、どういうメカニズムで起こっている症状なのかを判断していきます。
情報を集める際にも、生理的な現象と病理的な現象がどう起こるのかという知識が多い程、有益で幅広い情報を集める事ができます。
また、集めた情報を患者個々の訴えている症状の発病メカニズムに的確に結びつける事ができれば、最適な治療手段を選ぶ事ができます。
西洋医学でのレントゲンなどの画像診断でも、画像を見た先生によって大きく診断結果が違うという話を聞きます。
いい結果を導く為には、けっして短絡的な考えで判断する事なく、集めた情報をいかに分析し、情報を活かすかが治せる医者と治せない医者との大きな違いになってくるのだと思います。
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