東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会本部会に参加してきました!

2022.09.07

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9.4(日)に大阪で行われた(一社)北辰会本部会に参加してきました!

 

 

今回も午後からの参加です。

 

 

テーマは打鍼実技。

 

 

前回(2週間前)同様、ベテラン班に参加させて頂き、重い(あるいはしつこい)症状の大先輩方に、打鍼をさせて頂き、僕自身も受けてきました。

 

(重い症状の先輩、2週間前よりも大分回復しておられ、少し安心しました。)

 

 

また、他の先生方の診立てや処置というのも、非常に参考、勉強になりましたね。

 

 

まあ、北辰会のベテラン講師の先生方というのは、基本的には北辰会方式に対して全幅の信頼を置いて、日々の臨床をやっているわけですから、

 

当然自分自身が北辰会方式の治療を受ける時も、その気の動きは非常に良いです。

 

 

それがやりやすい面も、逆に緊張する面もあるのですが、いつも非常に良い刺激になります。

 

 

・・・ところで、ずいぶん昔に、とある後輩から

 

「先生って、毎月関西行ってますけど、それってコスパ的にどうなんすか?合うんすか??」

 

と言われたことがあります。苦笑

 

 

そもそも、興味に任せて鍼の勉強をするのに「コスパ」とかいう考え方自体がないんですが、まあ、のんべんだらりと、惰性で勉強会に参加しているほど暇ではなく、

 

今書いたような、そういう、日常にはない、あるいは日常では起こりにくい刺激や緊張感や発見を求めて、毎月わざわざ関西まで行くのです。笑

 

 

・・・で、勉強会が終わった後は、自分とは違う、様々なバックボーンで北辰会と関わっている先生方と飲み、語る。

 

 

そしてさらに、月曜は藤本漢祥院にて研修と治療。

 

 

自分がやっている鍼灸治療の流派、学派の創始者の臨床を見る、体験する、これがまた、心身への大きな刺激になるのであります。

 

 

・・・で、終了後はさらに、飲み、語る。

 

 

で、それらがすべて、混然一体となって、トータルで、机上ではない、リアルな体験、経験を踏まえた学術研鑽に連なり、それこそが結果的に患者さんに還元できる訳で、

 

まったくプライスレスな「体験」を得るために行っている、という訳です。

 

 

 

・・・まあ、そこまで噛み砕いても、分からない人には、なかなか理解されにくいでしょうけど。笑

 

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました。

2022.09.06

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ここんとこ、何かとバタバタし過ぎていて、報告ブログが遅くなりましたが、8.27(土)、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて喋らせて頂きました!!

 

 

この、ゴリゴリの西洋医学の第一線の先生方が講師陣をされている、医師、医学生を対象にした勉強会で、恐らく唯一の鍼灸師である、小生が喋らせて頂いているのは、とある医師の先生との御縁から実現しました。

 

 

最初はいつも通り、

 

「よーし、東洋医学の理解者を、1人でも増やすぞー (゚Д゚)ノ」

 

と、意気込んでいたんですが、他の先生方の講義がどうかは分かりませんが、前回(舌診)も前々回(脈診)も、さほど申込者は多くなく、リアルタイム参加は20~30名程度だったので、

 

「むうー、やっぱ、東洋医学の注目度ってこんなもんなんかな~~(*´Д`)」

 

とか、

 

「ま、俺ごとき無名が喋っても、所詮こんなもんだよねww(・ω・)」

 

とか、自虐的に考えていたんですが、今回は何故か、事前申し込みで100名越え、オンデマンドも合わせると137名が視聴して下さったとのことで、何故か軽く跳ねました。笑

 

 

今回のテーマは腹診だったので、腹診そのものの注目度が高いのか、こないだの病院総合診療医学会が良かったのか、何がどうなって、こうなったのかは分かりませんが(苦笑)、

 

いずれにしても、1人でも多くの医師、医学生に方に、まずは話を聴いて頂き、良かったと思って頂けたなら賛同して頂く、あるいは批評、批判して頂く、

 

ということが非常に尊く、大事なことだと思いますので、これは私にとって嬉しいことであります。

 

 

次回、9月は24日(土)の18:30~、内容は「背候診」で行います!!

 

(視聴者減ってたりして ww)

 

 

 

また近くなりましたら告知しますので、皆様ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

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第25回、日本病院総合診療医学会で喋ってきました。

2022.08.24

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以前告知したように、8.20の土曜日の診療中に、「第25回 日本病院総合診療医学会学術総会」シンポジウム「鍼灸の世界を覗いてみませんか?」にシンポジストとしてオンラインにて参加し、

 

日曜には大阪で行われた(一社)北辰会定例会に参加し、月曜は奈良で藤本漢祥院での研修と治療を受ける、という、3連チャンの日程を終え、月曜の夜には帰京し、

 

そのまま自宅にて、もう1年以上前から水面下で進めている、あるプロジェクトのオンラインMTGを済ませました。。。

 

 

・・・まあ、コロナは相変わらずの勢いのようですが、現状では軽症がほぼほぼであるようで、曲がりなりにも、日常が戻りつつある感じはしますね。

 

 

というか、コロナ禍によって、かえってオンラインで全国の先生方と簡単に交われるようになったため、コロナ前よりも、ある意味忙しい気もします。苦笑

 

 

コロナ禍や、世界情勢不安の影響などによって、失業される方も多い中、日々忙しいということは幸せなことである反面、「心を亡くす」と書いて「忙しい」なわけですから、

 

常に自分自身の心身の状態には留意し、気配りを忘れないようにしたいと思います。

 

 

 

 

今回の病院総合診療医学会で私が発表させて頂いた内容は、2021年に発表した、総合診療医の勉強会である「大船GIM」や、家庭医の先生方の学会である「日本プライマリケア連合学会」の内容のブラッシュアップ版、

 

という感じだったのですが、座長の先生から、前の二回とはまた違ったリアクションを頂き、私自身、非常に勉強になったとともに、今後はまた一段、伝え方の工夫をしないとだなあ、と、思いを少し新たにしました。

 

 

本当は視聴された1人1人に詳細なアンケートを取りたいくらいなんですが(笑)、あれを視聴した医師のうち、どれくらいの医師に、どのように伝わったのか、聞いて回りたいです。

 

 

まあ、いつも言うように、全く世界観、手法、方法論の違う、東洋医学と西洋医学な訳ですが、日々患者さんのために、やれる限り一生懸命やりましょう、という思いは一つの筈です。

 

 

そのためなら、場面場面においては協力関係構築、相互理解の推進は、出来る筈です。

 

 

20年以上、この業界に身を置いている僕から見て、現代において、そこ(協力関係構築、相互理解推進)が十分な感じは、全くしません。苦笑

 

 

で、それを進めていくための、東洋医学サイドからの伝え方には、まだまだ色々な方法、工夫の余地がある筈です。

 

 

今後も、機会さえ頂ければ、我々の考え方とその実践の詳細を、出来るだけ分かり易く伝え、相互協力、相互理解を深めていけたら、と思っています。

 

 

オンデマンド配信もあるようなので、リアルタイムで見逃した方はぜひ!!

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

 

 

 

 

 

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8.27(土)、Dr’s Prime Academiaで喋ってきます。

2022.08.23

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今日は告知です!!

 

(笑・・・休む暇もなくいきます!!)

 

 

今週末、8.27(土)の18時半から、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて喋らせて頂きます!!

 

(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方の、録画版の視聴はOKです!)

 

 

内容は東洋医学における「腹診」の話を中心に、「腹診と打鍼」の実技動画もお見せします。

 

 

 

 

東洋医学の「腹診」は、西洋医学の内科における「腹部診察」とは、まったく異なる世界です。

 

 

東洋医学では、患者さんの腹部(特に腹壁の浅い部分)を丁寧に触診することによって、五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。

 

 

数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。

 

 

また、これまでに何度も書いていますが、この「腹診」というものは、とりわけ日本において非常に重用され、発展してきた診察法です。

 

「腹診」を含む記事 参照

 

 

西洋医学的な腹部診察と、東洋医学的な「腹診」の違い、その二者にどういう違いがあるか。

 

 

また、東洋医学の腹診と言っても、そのやり方、考え方には色々なバリエーションがあります。

 

 

今回は、そういった話を中心に、我々北辰会がベースに置いている、江戸期に興隆した「夢分流腹診」の考え方を中心に説明し、実際の腹診と打鍼の様子を動画でお見せしたいと思います。

 

 

なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!

 

 

なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、

 

多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、

 

特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。

 

 

東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました。

2022.07.13

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先日告知しましたが、7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」

 

という内容で、オンライン講義してきました!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)

 

 

 

前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わりまして、今回が一回目です。

 

 

新企画では、これまでは一回一回申し込み手続きをする必要があったのが、今後はアカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。

 

 

ただし、今回からはリアルタイムで視聴出来るのは医師、医学生の方のみ限定、となるんだそうで、鍼灸師や薬剤師など、あるいはそれ以外の方で、

 

どうしても視聴したいという方はこちらから申し込んで頂ければ、後日視聴できるんだそうです。

 

(また、これはとりあえずの対応策であり、今後はまたどなたでも参加できるようになるかもしれず、まだ始まったばかりの企画であり、諸々検討段階、とのことでした。)

 

 

 

・・・まあ僕としては、僕の話を聴いた人の目が少しでも輝くなら、何でもよい。笑

 

 

 

医師、医学生対象、ということですから、僕としても、鍼灸学生や鍼灸師対象の講義では正直あまりウケない(苦笑)、漢方薬の話や、現代的な研究の話を入れ込みつつ、

 

楽しみながら工夫をして、お伝えさせて頂いておりますが、この企画を通じて、参加された医師の先生方に、東洋医学に対する正しい認識が少しでも広まれば、

 

ささやかながらでも、助かる患者さんが増えるのではないか、と思い、そうなることを願いながらやっております。

 

 

 

因みに今回の講義では、先日発売された「今や唯一の鍼灸業界専門誌」である『Tehamo』2号に掲載された、舌診に関する座談会を参考に、

 

舌診の現代的な研究論文(英文)を紹介させて頂いたので、下記にリンクを貼っておきます。

 

『Tehamo』には、私が知っている先生も多く記事を投稿されています。とても記事の質が良いので、鍼灸学生や鍼灸師の方、あるいは鍼灸に興味を持つすべての医療従事者は、必ず読みましょう☆)

 

 

 

 

 

◆Yellow tongue coating is associated with diabetes mellitus among Japanes non-smoking men and women

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/advpub/0/advpub_JE20160169/_article/-char/en

 

◆Scalloped tongue is associated with nocturnal intermittent  hypoxia among community-dwelling Japanese the Toon Health Study

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28548303/

 

◆The relationship between sarcopenia and oral sarcopenia in eldery people.

https://researchmap.jp/okunokentaro/published_papers/25625799

 

◆睡眠時ブラキシズムと睡眠時無呼吸

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sgf1994/15/2/15_2_95/_pdf

 

◆Ill-fitting dentures and oral cancer:a meta-analysis

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S136883751400236X

 

◆Tongue color clustering and visual application based on 2D mation

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31713089/

 

◆Proposal for a new non-contact method for measuring tongue moisture to assist in tongue diagnosis

https://www.hindawi.com/journals/bmri/2015/249609/

 

◆舌画像解析によるシェーグレン症候群の診断支援

https://www.m.chiba-u.ac.jp/class/wakan/tongue2021/

↑↑これは講演であり、どこかに文章化されているかは不明でした。

 

◆舌診・顔面診撮影システムの運用

https://dbarchive.biosciencedbc.jp/yokou/pdf/2010/201003088150062.pdf

 

 

 

 

 

 

・・・さて来月は8.27(土)18:30から、これまた東洋医学の診療には欠かせない診察法の一つである「腹診」についてお伝えしようと思っております。

 

 

 

 

また近くなったら告知しようと思っていますが、お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

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「超越漢方研究会」を視聴しました。

2022.07.09

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昨日のニュースで、心を痛めてしまっている方がほとんどだと思います。

 

 

私もその一人だし、昨日の夜から、今日診た患者さんにも、多かったです。

 

 

まだ事件の詳しい背景は分かっていないし、今後全て明らかにされるかどうかも分かりませんので、今あのニュースを見ても、やるせない気持ちになるだけ、ここは落ち着いて、各人が自分の人生に、集中していきましょう。

 

 

暫くは発信を控えようかとも思いましたが、ここはいつも通りいきたいと思います。

 

 

 

 

7.3(日)は、超越漢方勉強会にオンライン参加し、視聴しました。

 

 

これは、日本東洋医学会関西支部の先生方を中心に行われている勉強会で、今回は北辰会の漢方医でもある竹本喜典先生や、いつもお世話になっている賴建守先生が講演されるということで、初めて参加させて頂きました。

 

 

細々書いたらキリがないけど、内容は鍼灸家から見ても素晴らしかったと思います。

 

 

「半夏(はんげ)」という生薬について、有名な先生方がワイワイと非常に盛り上がっていました。

 

 

半夏はサトイモ科のカラスビシャクの塊茎の外皮を除去して乾燥させたもので、化痰止咳平喘薬、と言われるグループに属する生薬です。

 

(まあ要は痰をとって呼吸を楽にする作用のある生薬ね。)

 

 

性味は辛温、微量ですが有毒、帰経は脾、胃と言われます。

 

『中医臨床のための生薬学』P334 参照)

 

 

そのままなめると、マジで咽喉(というか気道全体)がとんでもない乾燥感に襲われます。苦笑

 

 

昔、蓮風先生が半夏をなめてとんでもない目に遭ったというので、真似してなめたら、やはりドエライことになりました。苦笑

 

 

絶対真似しちゃダメです!!

 

(・・といっても、やっちゃう奴いるんだろうなあ。。。)

 

 

そしてこの半夏の毒性を消すのが生姜(生薬名しょうきょう:生のショウガ)なんですね。

 

 

因みに、半夏+生姜で小半夏湯という漢方薬で、これに茯苓を加えたのが、妊娠悪阻に良く用いられる小半夏加茯苓湯ですね。

 

 

この方剤は船酔いなんかにも応用されることがあり、実は小半夏加茯苓湯には、僕も以前助けられました。笑

 

小半夏加茯苓湯と船酔い 7

 

 

我々鍼灸師が、経穴の、ある一穴で盛り上がれるように、漢方家もあのように、生薬一つであーでもないこーでもないと盛り上がれるようであって欲しいな、楽しそうだな、と思いましたね。

 

 

 

臨床は、そりゃあ厳しいことも多々ありますが、やはり、仕事は基本的には楽しんでやらないと。

 

 

 

 

 

 

 

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7.9(土)18時から「Dr’s Prime Academia」で喋ります!

2022.07.07

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7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」

 

という内容でオンライン講義致します!

 

(因みに無料です。)

 

 

お申込みはこちらから!!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)

 

 

前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わったそうです。

 

 

これにより、これまでは一回一回申し込みする必要があったのが、アカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。

 

 

 

 

西洋医学では、舌癌の有無などを中心に、口内炎や歯周病など、口腔内の病変を察知し、あるいはそれを通じて全身性の疾患を疑う目的でなされる、口腔内の視診の一環としての舌診。

 

 

それに対して東洋医学では、舌の観察を通じて、なんと「全身の状態」を把握します。

 

 

しかもここでいう「全身の状態」というのは、

 

「八綱弁証レベルにおける陰陽の偏差(とりわけ寒熱を中心に)、また、全身における気血津液の偏在状況、流動状況、五臓六腑の病理状況、病邪の判別、また、それを通じて生命力(胃の気)の盛衰など」

 

という意味です。笑

 

 

まあ要は東洋医学における舌診というのは、舌を診ただけで、全身の生理状況、病理状況その他を、一括して診んが為になされるものであります。

 

 

先日書いたように、脈診もそうでしたね。

 

 

今回はそんな深遠な「東洋医学的舌診の世界」のエッセンスを、医師の先生方向けに、極力要約して噛み砕いてお伝えしようと思います。

 

 

内容は東洋医学ビギナーの医師の先生方にアジャストします。

 

(今回からは、リアルタイム参加は医師、医学生の方のみで、それ以外の方は後日アーカイブ配信、という形に、今のところはするようです。)

 

 

 

お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

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第18回 DAPAカンファレンスを視聴しました。

2022.06.18

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6.13(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

 

今回のテーマは

 

Case 33【鍼灸中に起きた胆石発作の症例】

Case 34【受傷一か月後に小指中節骨骨折が判明した症例】

活動報告『医鍼連携の現在地』

 

という三本立て。

 

 

私用があったので活動報告は聴けなかったのですが、その前の二つの症例については、身が引き締まる思いで聴きました。

 

 

もし治療中に、患者さんが胆石の疝痛発作を起こしたら、鍼灸師の皆さん、どうしますか??

 

 

またもし、骨折じゃないと思っていた患者さんの指の痛みがなかなか取れず、患者さんの判断で病院に行って、何週間か経ってから

 

「骨折してました。。。」

 

と言われたら、どうしますか・・・??

 

 

まあ別に、鍼灸院に限ったことではないですが、こういうのはホントに他人ごとではないです。

 

 

僕もかつて働いていた病院で、電気治療中にいきなりてんかん発作を起こした患者さんや、院内で転倒して骨折した患者さんなど、数々のアクシデントを見てきました。

 

 

また、勉強会中に突然倒れた人を見たこともありました。

 

 

こういう、予期しないことが起こると、非常に緊張しますが、鍼灸院も小規模ながら医療施設である以上、常に起こり得ます。

 

(もちろん起きないことが一番良い訳ですが。)

 

 

そして、いざ起こってしまったものは仕方ないので、そういう時にどういう対応を取れるか、というところこそが、一番重要なことだと思います。

 

 

もちろん自信がなくて、なぜそうなっているのかが全く分からないという段階では、ヘタに触るべきではないけど、ただただ慌てて救急車を呼ぶだけではなく、

 

どういう鍼で起こった、どういう症状、状況であり、それに対してどういう鍼で戻せるか考えられるか、極めて冷静な対処が要求されます。

 

 

蓮風先生も常々、

 

「鍼は本来、救急に良く用いられたものなのだ。」

 

と仰っているところです。

 

 

常に考えておきたいところですね。

 

 

 

次回のお申込みはこちらから、近日中にいけるようになることと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、ライブ配信を視聴しました。

2022.05.17

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5.15の日曜日は、朝から(一社)北辰会ライブ配信を視聴していました!

 

(休日に、布団から視聴できる嬉しさ。)

 

 

今回は本部の山本克仁先生と支部の坂井祐太先生による「体表観察実技解説」ということで、北辰会が日頃行っている体表観察実技指導に関して、

 

・よく出る質問

 

・よくやっている指導

 

を、各講師から事前に聞き取りし、それを紹介しながら、実技習得のポイントを解説するという、初級~中級の受講者にとってはありがたい講座だったと思います。

 

 

脈診にしても舌診にしても、その他の診察法にしても、受講者が直面する問題というのは、いつも大体共通しています。

 

 

・・・となると、指導する側としてはいつも同じような内容を指導していることになりますので、これを講師と受講者の双方で共有し、実技指導の時間をより有意義なものにしよう、という試みです。

 

 

いつも言うことなんですが、北辰会の各診察法はどれも学・術ともにまとまっており、学習しやすいものだと思いますが、月に一回勉強会に来て、

 

たった数時間教わっただけでは、流石にマスターレベルまで出来るようになるのは厳しいと思います。

 

 

月に一度の実技指導の場はあくまでも復習や課題の発見の現場にするべきであり、上達への鍵は、日々の臨床を、如何に問題意識をもって、

 

毎症例自分の中でフィードバックしながら行うことが出来るか、という、自助努力がどれだけ出来るか、にかかっていると思います。

 

 

また、各体表観察術の学・術に関しては、それぞれについて詳述した書籍が出ていますので、それを事前にしっかりと読んでくるということも、非常に重要な基本だと思います。

 

 

しっかりとした学術を得ようと思ったら、まずは自助努力、予習復習、これが基本ですよね。

 

 

一方で、今回の内容を聴いていて、体表観察の技術を正確に言葉で伝えることの難しさも感じました。

 

 

視聴していた初学者の中には、かえって混乱した人もいたのではないかと、危惧する部分もあります。苦笑

 

 

まあ北辰会は、日々こうやって自分たちの臨床を高めつつ、より良い教え方についても苦心しつつ、40年以上やっているわけです。

 

 

今後もこの「自助努力」を続けるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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ドクターズプライムサミットで喋ってきました。

2022.04.29

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清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

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先日お伝えしましたが、今日の昼はドクターズプライムさん主催の、若手医師、医学生向けの5日連続勉強会「ドクターズプライムサミット」にて、1時間ほど

 

【鍼灸の世界へのいざない Part2-東洋医学的身体診察の世界-】

 

と題して、喋ってきました!!

 

(テキストリンクばかりですいません。笑) 

 

 

本講義は無料であり、見逃し配信もあり、こちらからまだ申し込み出来ます!

 

 

よく考えるとこれ、診療の合間に、全国に向けて講義が出来るという、これまででは考えられない、とんでもない時代が到来していますね。。。

 

 

また受講者も、職場のデスクや自宅のベッドで寝っ転がりながら視聴できるという。。。

 

 

まあ、真面目に聴ける人にとっては、素晴らしいことと思いますし、スゴイ時代だと思います。

 

 

ただ今後、非常に講義のうまい先生の講義動画や文章などが、ネット上に無料で充満し、学校講義や講演会講義や教則ビデオや書籍の類は、CDやDVDと同じ運命を辿る感じはしますね。。。

 

 

 

 

現在、清明院では研修生として若い医師を1名受け入れています。

 

 

去年研修に見えた総合内科医である増田卓也先生も、今年の研修医の先生も、初日に

 

「清明院に研修に来て、何を身につけたいですか??」

 

と聞くと、二人とも

 

「東洋医学的な身体診察とその理論」

 

と言いました。

 

 

なるほど、現場の医師からしたら、我々が普段当たり前に行っている、東洋医学的な身体診察に興味があるんですね。

 

 

ですので、今回の講義では”東洋医学的な身体診察”に重きを置いて、最初に20分ほどこの医学の歴史、現状、有用性を述べてから、さらに動画で、

 

実際の一通りの身体診察(我々は”体表観察”と呼んでいますが)から治療までを、前回よりもじっくりとお見せしました。

 

 

動画の中でも申しましたが、西洋医学の総合診療の分野でも、鑑別診断をするために「Head to toe」といって、頭の先からつま先まで身体診察をする、という考え方があるそうですが、

 

東洋医学でもまさに「Head to toe」で全身を診るのですが、その前提となる世界感、哲学が西洋医学のそれとは異なっており、診ているのはあくまでも全身の気血津液の変調、偏在、アンバランスを診ているのです。

 

 

西洋医学が「局所」を診ることで結果的に「局所」の状況を細胞、DNAレベルまで徹底的に把握するのが視点の中心、眼目であるのに対して、

 

東洋医学は「局所」を診ることを通じて、常に「全体」「総体」を診ているのです。

 

 

このことについては以前書きましたので、良かったらどうぞ。

 

総合と総体(東洋医学の哲学) 参照

 

 

僕としてはこの、根本哲学を異にする、優れた両医学が、患者さんのために協力し合うということが、患者さんにとって非常に有益なことになると思っています。

 

 

 

 

 

 

 

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