東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「怒り方」の大事

「怒り方の大事」(その4)

2010.08.20

これまでのお話・・・「怒りかたの大事」「怒り方の大事」(その2)「怒り方の大事」(その3)・・・続いて、怒る人と怒られる人の関係性の重要性について、いきます!そしてここらで一旦、完結しておきましょう。☆「信頼関係」「怒る」という大イベントが生じる直前の、2者の理想的な関係性と言ったら、何といってもコレです。・・・コレにつきます。お互いに信頼し合っている関係、これさえあれば、少々キツく怒ったところで、その関係性が緩衝材として働き、関係性そのものが崩れることはないだろうし、怒られた側はそのことについてよく反省し、怒った方も少々心をいためるぐらいなもので、その後も「円滑に」関係は続きます。何年でも、何十年でも、です。コレが「怒る」という、人間の生理現象の「本来の」「普通な」姿な訳です。(と、僕は思っています。)問題になるのは、この「信頼関係」がない中で、誤った怒り方を、誤ったタイミングでやり続け ....

「怒り方の大事」(その3)

2010.08.19

これまでのお話・・・「怒りかたの大事」「怒り方の大事」(その2)・・・続いて、考えてみましょう。僕はなんだか知んないけど、この話題、けっこう好き。(笑)そもそも「怒る」ということが果たして人間にとって必要か、と考えると、僕はもちろん「必要」だと思います。コレがなかったら、みんな病気になっちゃいます。・・・この辺の話は、以前「七情」についてで解説していますので、ご参照あれ。☆「怒り方」の技術論・・・ここで言う「怒る」というのは、「叱る」、つまり、「相手の行動に対して、それの善悪をキッチリ理解させること」の場合で考えてみたいと思います。1.感情が先行してしまうパターンこれは要するに、すごい剣幕で、ヒステリックに勢いよく、うなり倒すパターンです。コレだと、「そんなに怒らんでもいいじゃん・・・。」と、相手は内心では、不満を感じます。そして、「でもめんどくさいから謝ったふりだけしとこ。」となり、結局 ....

「怒り方の大事」(その2)

2010.08.18

前回のお話・・・「怒りかたの大事」昨日は中途半端なところで失礼しました。(苦笑・・・いいとこだったのにネ。)怒っても相手との関係性が崩れないためには、一体どんな怒り方、どんな関係性を構築すればよいのでしょうか。☆「怒る」と「叱る」この2つは、辞書で調べても意味的には大きな違いはないと思います。しかし、「怒る」の場合は、その対象との関係性はあまり関係なく、「叱る」の場合はその対象が”目下のもの”という、言わば「対象や関係性の違い」があるようです。例えば「上司が部下を叱る」とか、「親が子供を叱る」と言う方が、「怒る」と言うよりも何となくしっくりきますね。(笑・・・そうでもない?)・・・まあとにかく、分かりやすく言うと、「怒る」は自分の不満や感情を相手にただぶつけること、「叱る」は相手の行動、言動に対して、ことの善悪をしっかりと理解させること、と解釈すればいいと思います。・・・となると、治療者が ....

「怒りかたの大事」

2010.08.17

お盆中、奈良の藤本漢祥院に見学にいった時、一人、蓮風先生にガツンと怒られている患者さんを見ました。なんでそうなったのかは長くなるのであえて書きませんが、僕もその現場を横で見ていて、「あー、そりゃ無理もないわ。」と、思っていました。でももちろん、蓮風先生は怒りっぱなしにはしていません。その後キチッとしたフォローをしておられました。・・・僕も、正直、ごくたま~にですが、患者さんに怒ることがあります。毎日何人も患者さんを診ていると、中には、自分のしていることをまったく棚に挙げて、治らない、あるいは治りが悪い、と、こちらの責任を責めてくる患者さんがいます。(・・・医者と神様は違いますからねえ。。。)また、こちらが養生指導であらかじめ禁止しておいたことを平然とやってのけ、それによる悪化や不安をこちらにぶつけてくる患者さんもいます。(・・・コレは単純に失礼です。)あるいは、こないだ声高に述べていた症状 ....

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