東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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スポーツ障害と中医弁証論治

2018.05.28

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一般的に、鍼灸治療というと、スポーツ障害とか、運動器疾患、慢性の肩こり腰痛、というイメージがあるようだ。

 

 

因みに、上記のような主訴の患者さんは、清明院では、いないことはないが、少ない。(苦笑)

 

 

・・・でも、やらないことはない。

 

 

愁訴と関係のないところに一穴、それでよくなる運動器疾患は多い。

 

 

こないだも、スポーツ選手のシンスプリントや、ギックリ腰をスパッと治したばかり。

 

 

でもなぜ、そういう患者さんが少なくなるのか。

 

 

こういう症状を持つ多くの患者さんが、根本治療を期待していないからではないだろうか。

 

(根本治療を諦めているというか。)

 

 

この症状が出た理由は、ああでこうで・・、と説明し、同じような悪化条件にさらされても、肩こり腰痛を発症しないような体になろう、という気がない人が多い気がする。

 

 

多くは、単に気になる肩こりを気持ちよい強さでもんで欲しい、同じように腰痛をもんで叩いてほしい、電気をかけて刺激してほしい、そこにズーンと響く鍼を打って欲しい、

 

というのがニーズではなかろうか。

 

 

だから、清明院のような治療よりも、そういう治療をやっている施設へ行くのだろう。

 

 

僕もかつてそういう治療院や整骨院で働いていたから、非常によく分かるが、ここは諦めてしまわず、根本的体質改善、弁証論治をお勧めしたい。

 

 

十年後、二十年後が全然変わってくるはず。

 

 

 

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AIには鍼も弁証も出来ない?

2017.04.05

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こないだのabemaTVの「スマホで朝生!」が非常に面白かったですね。

 

(まだyoutubeに挙がっているかも。見てない人は見てみて~)

 

 

本家「朝生」よりも若い人多いし、荒れるから面白い。(笑)

 

 

AI(人工知能)で、世の中はどうなるか、というテーマ。

 

 

相変わらず、ホリエモンの鋭い指摘と問題提議が炸裂していました。

 

 

落合陽一さんの奇人ぶりも良かったですね。(笑)

 

 

このままAIがどんどん発達していくと、人間の職業がどんどん奪われていくそうです。

 

 

討論を聞いてても、本当にそうなるのかは微妙ですけどね。

 

 

でもまあ、AIには鍼は打てないね。

 

 

弁証も出来ない。

 

 

東洋医学は、前提として、人間が人間を触って診断治療する医学医療ですのでね。

 

 

人間が人間を触っての評価を基にじゃないと、判断がつかないんですよ。

 

 

ナンボAIが発達しても無理でしょうね。

 

(西洋医学の場合はどうなんだろうか。手術は厳しいかもだけど、薬の処方まではイケちゃうかもね。。。)

 

 

ここで、

 

「刺鍼は難しくても、弁証ならイケるでしょ!」

 

という人がいるかもしれないが、無理ですね。

 

 

北辰会方式では、その弁証の根拠に、詳細な「体表観察」というのを入れてまして、その体表観察は、観察者によって違った結果が出ますのでね。。。

 

 

まあただ、問診から体表観察までやらせてもらって、その情報を打ち込んだら、可能性のある証と病因病理を列挙してくれるぐらいまではイケるか。

 

 

でも治療まで考えると、やっぱ無理だわね。

 

 

ひっひっひ。(゚∀゚)

 

 

 

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「察証弁治」と「弁証論治」 2

2016.11.30

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前回のお話

 

「察証弁治」と「弁証論治」  参照

 

 

 

◆「察証弁治」と「方証相対」

 

 

「弁証論治」と言えば、「証を弁えて、論理的に治療する」一連の過程を言い、それは、現代中医学の基本になっています。

 

 

その現代中医学は、今や世界の東洋医学教育のスタンダードになってきました。

 

(というか、なっています。)

 

 

1840年のアヘン戦争以降、1955年くらいまで、約百年かけて、それまでの長ーい歴史をよく踏まえつつ、「弁証論治」という考え方が中国国内で形成されていくときに、

 

日本の医学の影響はなかったかと言うと、僕は少なからず「あったのではないか」と思っています。

 

 

◆参考 

 

「現代中医鍼灸学の形成に与えた日本の貢献」真柳誠

「中医学から見た日本漢方」平馬直樹

「曲直瀬道三の察証弁治」熊野弘子

「曲直瀬道三の察証弁治と中国医学の受容」熊野弘子

 

 

 

中国では戦乱の度に重要な医学書が散逸するのに対し、日本には重要な医学文献がいい保存状態で多く残っており、幕末の日本の医学者たちの文献学が世界最高峰であったのは、

 

森立之しかり、渋江抽斎しかり、このブログで紹介した通りです。

 

森立之という人物

墓マイラー10

渋江抽斎という人物

墓マイラー 25 渋江抽斎先生   参照

 

 

 

もともと、「弁証論治」と似たような考え方で、日本にあったのが曲直瀬道三(1507-1594)の「察証弁治」という考え方です。

 

 

でもまあ、曲直瀬道三の師匠である田代三喜(1465-1544)の、そのさらに師匠は中国人と言われています。

 

(諸説あるようですが。。)

 

曲直瀬道三(まなせどうさん)について

NHKに曲直瀬道三が参上!!

田代三喜(たしろさんき)という人物  

ツムラメディカルトゥデイ「漢方医人列伝 田代三喜」遠藤次郎 参照

 

 

要は、日本と中国は昔から、お互いに影響を与え合いながら、日本の医者も、中国の医者も、臨床現場、医学教育現場において、よりよいものを作ろうと工夫してきた歴史があります。

 

 

ところが、曲直瀬道三「察証弁治」は、難解であったのか、あまり日本の医家には定着せず、その後登場する医学界の革命児、吉益東洞(1702-1773)あたりから始まる、

 

「古方派」という学派の「方証相対」という考え方の方が、一般的には定着していったような歴史があります。

 

吉益東洞(よしますとうどう)について 参照

 

 

漢方家でない私が語るのは僭越なんですが、この「方証相対」という考え方は、要するに

 

「〇〇湯で〇〇という症状が治せる」

 

あるいは

 

「〇〇という症状が揃えば〇〇湯が効く」

 

という考え方だそうで、悪く言えば短絡的であり、今日よく批判の対象として問題になる

 

「症状漢方、病名漢方、症状配穴、病名配穴」

 

の根本的な原因である、という批判もある考え方ですが、一方で、分かりやすい、現場で運用しやすい、ピタッとハマれば特大ホームラン!

 

という側面もあるようで、現場の医師に好まれた歴史があるのでしょう。

 

 

この「弁証論治派」「方証相対派」の対立は、中国でも日本でも、未だに”一部では”続いていると言ってもいいと思います。

 

 

・・・うーん。

 

 

どうなんだろう。

 

 

 

仲良くやった方がいんじゃないすかね。。。(苦笑)

 

 

 

 

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「察証弁治」と「弁証論治」

2016.11.26

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明日、「弁証論治」について話します。

 

 

「弁証論治」というのは、「整体観(念)」と並んで、中医学の基本です。

 

「弁証論治」って何ですか?

全てにおいて弁証論治

やること為すこと弁証論治

「整体観」って何ですか? 参照

 

 

この「弁証」という言葉ですが、中医学ではなく、哲学用語としての「弁証」という言葉をネットなんか調べていくと、実に果てしない、難解な学問が待っています。(笑)

 

 

まあかつて、このブログ上で、哲学者であるヘーゲルやマルクスについて書きました。

 

ヘーゲルの弁証法 5

マルクスの弁証法 5   参照

 

 

東洋医学で「弁証」という言葉を使う時は、

 

「証を弁(わきま)えること」

 

というほどの意味です。

 

 

「証」とは、その時点における、病態の本質、メインとなる病理状態のことです。

 

 

つまり「弁証論治」とは、

 

「証を弁(わきま)えて、論理的に治療すること」

 

です。

 

 

これが今では、「整体観」と並んで、巨大な「中医学」という学問の基本となっています。

 

 

ところで、この考え方が生まれる全然前、日本の江戸時代に、「察証弁治(さっしょうべんち)」という考え方がありました。

 

 

この考え方を唱えたのは、以前このブログでも紹介した曲直瀬道三(1507-1594)です。

 

曲直瀬道三(まなせどうさん)について

NHKに曲直瀬道三が参上!!        参照

 

 

 

長くなったので続く

 

 

 

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やること為すこと弁証論治

2015.09.05

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この一週間、やることが多すぎて、若干、何が何だか分かんなくなりかけました☆

(さらに…)

全てにおいて弁証論治

2015.07.25

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新清明院が仕上がるまでは、鬼のようなスケジュールです。

(さらに…)

『弁証論治のための論理学入門』

2011.08.23

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こないだ、関西に行った時、大阪は鶴橋にあります、(社)北辰会本部の講師である堀内齋毉龍(さいりゅう)先生の天晴堂鍼灸院にお邪魔してきました。

堀内先生には以前から、陰に陽に、何かとお世話になっております。

僕は実はその時に、この本を、直接著者本人から、発売日前にゲットしておりました。(笑)

(さらに…)

「弁証論治」って何ですか?

2010.02.28

今日は、中医学の基本としてよく語られる「弁証論治」とは何か、について書きたいと思います。

僕もコレ、二十歳の頃、最初に本で読んだ時は、何やら難しそうな熟語だな~・・ワケ分かんなそうだな~・・と思いました。

 

そいで、辞書で「弁証」と調べてみたら・・・

「弁証法とは、哲学用語であり、世界の事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法、法則であり・・・」

な~んて出てきて、ますます難しそ~・・!タスケテ~!もう無理~!!ってなっちゃいました。(苦笑)

 

・・・でも、あとからよくよく冷静に考えたら、実は「弁証論治」という言葉を理解すること自体は、意外と簡単なことでした。

 

まず、上に挙げたような、いわゆる哲学用語の「弁証」という言葉と、中医学の言う「弁証」という言葉は、意味が違います。

 

全く無関係でもない、という話もあるんだけど、まずは別物、と考えた方が圧倒的に理解しやすいと思います。

 

東洋医学では、「治療する、その時点における病理状態(病態)そのものや、病態の本質」のことを「証(しょう)」と言います。

 

まずこの「証」を判断してから、それに基づき、論理的に」治療を進めることを「弁証論治」と言います。

 

まさに、

「証を弁(べん)じて治を論ずる」

訳ですネ。

 


東洋医学、中医学の言う「弁証論治」というのは、そういう意味であります。

 

ちょっと難しく(というか詳しく)言えば、

「様々な東洋医学独特の診察法(四診法)のような、具体的な分析方法に基づき、様々な東洋医学独特の手法(鍼灸、漢方薬など)によって、

性質の異なる病変を、論理的に解決する方法、過程」

のことです。

 



 

大事なことなので、ここでさらに説明を加えます。

 

患者さんは、鍼灸院に訪れた時に、その時その場で突然、「今まさに」症状を発症した訳ではありません。

 

鍼灸院にかかるまでの間には、まず、これこれこういう体質を持って生まれ、これこれこういう条件がそこに加わったことがきっかけとなって、今回の症状を発症してから、

 

次にこうなって、次にこうなって、そして最後にこうなったから、今の状態に至った、だから診てもらいたいのだ~!という、言わば「病の歴史」というものがあります。

 

 

 

これを「病歴(既往歴・現病歴)」と言います。

 

 


この「病の歴史(病歴)」を、発症以前のそもそもの体質も含めて、まずは細かくお伺いし、それがなぜそうなったのか、「東洋医学的に」分析し、

 

その結果として、今、この瞬間が、「東洋医学的に」どのような状態なのか、それを表わすのが「証」です。

 

例えるなら、治療するその時点での「病気の断面図」のことが「証」です。

 


「証」を明らかにすることを「弁証(べんしょう)」と言います。

 


そして、「論治」ということは、それを「論理的に治療する」訳ですから、先ほど言った「病の歴史」がキッチリと東洋医学の理論でもって、ピシッと分析出来てなければなりません。

 

なのでよく、中医学の成書では

「弁証は論治の根拠であり、論治は弁証の目的である」

なんて言われます。

 

まあ、それがより正確に、的確に、シャープに出来るようになるために、わざわざ日曜日の度に勉強会に行ったり、飽きもせずに何冊も本を読んだりしてるんです。

 


僕らは毎日毎日、こういうことをやっている訳です。

 


決して超能力者なんかじゃないし、鍼が効くということは、何にも不思議現象、超常現象ではないんです。(笑)

 


もちろん、この医学の大前提としての「気」「陰陽」という、東洋の偉大な自然哲学を「あるものと考えて」こそ、の話ですけどネ。(苦笑)

 

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2025年5月の活動記録

2025.06.26

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

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募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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最近あまりにも忙し過ぎて、報告が遅くなりましたが、2025年5月も、日々の臨床の傍ら、色々やっておりました!笑

 

 

今年で早14年目になる東洋鍼灸専門学校での講義も始まりまして、世の中的には夏至を迎え、梅雨真っ只中ですなあー!

 

 

戦争、お米、芸能界、世の中どうなっていくのか、一庶民には分かりませんが、僕は毎日、鍼灸治療やるだけです。

 

 

5.11、5.25(日)(一社)北辰会、関西部会と関東部会

 

 

今年度からは、座学講義が復活。

 

 

それも新しい若手講師陣による講義を、積極的に入れています。

 

 

北辰会方式の良いところの一つは、診察(四診)、診断(弁証)、治療~養生指導(論治)の一つ一つが非常に理論的に整理整頓されていることであって、どれもまだまだブラッシュアップの余地はあるとはいえ、現時点でもかなりしっかりと纏まっており、

 

きちんと一つ一つ学べば、みんなで理論を共有でき、あるテーマに関してディスカッションしたり、症例についてカンファレンスをして、互いの学術を高め合うことが出来る点です。

 

 

だから当然、真面目な若手はどんどん育ちます。

 

 

この25年を振り返って見ても、若手がどんどん開業し、全国各地で多くの患者さんを救っています。

 

 

コロナ禍もあって、多くの鍼灸院が廃業していった中、ちゃんと数えてないけど、僕が知るだけでも、この20年で全国に30件以上は増えたんじゃないでしょうか。

 

 

北辰会は、鍼灸臨床家による、「実際家」集団です。

 

 

毎日、鍼と艾を持って、患者さんの前に立っています。

 

 

今後も色々苦心しながらも、多くの患者さんを救い続けることでしょう。

 

 

今回、関東では「嗅覚・味覚障害」の症例検討会をやり、その解説をやりました。

 

 

なかなか難しい症例に、若手の先生が果敢に挑んだ、いい症例発表だったと思います。

 

 

5.12(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回はなんと清明院往診事業部長である樫部智美先生による「脊柱管狭窄症」の症例検討会。

 

 

高齢者の脊柱管狭窄症と言えば、なかなか即手術という訳にも行かず、西洋医学の方でも治療に難渋することも多い訳ですが、意外と鍼灸がよく効くことが、事実としてあると思います。

 

(もちろん全てではないと思いますが、やってみる価値は大いにあると思います。)

 

 

今回はまずまず良く効いた症例であり、整形外科医の先生からもコメントを頂き、非常に有意義な内容だったと思います。

 

 

また今回も非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったです。

 

 

「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加できますので、次回は7.14(月)の20時~90分、症例は「慢性前立腺炎」です!!

 

 

是非、こちらのページからお申し込み下さい。

 

(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)

 

 

5.17(土)は、なんと私としては初めての、ラジオ出演させて頂きました!

 

 

今回、御縁があって、札幌の神経内科医であられる伊藤規絵先生ラジオ番組「ドクター伊藤の健康百彩 心と身体と人生100年」という番組に出演させて頂きました。

 

 

なかなか珍しい機会で、大変いい経験になりました。

 

 

伊藤規絵先生、有難う御座いました!!<m(__)m>

 

 

そして5.19(月)日本東方医学会のガイダンス(説明会)

 

 

現会長(5代目)である長瀬眞彦先生とともに、去年と同様、この学会の説明会をオンラインで行いました。

 

 

日本東方医学会は、50年以上の歴史を持つ、「医師と鍼灸師の距離が近い」学会です。

 

 

医師、医学生、鍼灸師、鍼灸学生の皆さんはもちろん、それ以外の医療従事者の皆さんも、是非とも御参加下さい!!

 

 

5.26(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。

 

 

今回も第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。

 

 

次回は7.28(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

5.29(木)順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講義テーマは

 

「東洋医学とか、漢方薬って何?」

 

というお話。

 

 

しかも今回も冒頭に医学生さんから、新潟、角田山での生薬観察会の様子を発表してくれたりと、早6年以上続いているこの活動も、コロナが明けて、ますます良い感じになってきているなあと、改めて実感しました。

 

 

とまあこんな感じで、色々やっております!!

 

 

また上記以外にも、現在色々と楽しみな計画が水面下でいくつか進行しており、今年度も確実に忙しくなりそうなことを予感した5月でした。笑

 

 

 

さーてー、やりますよー

 

 

 

 

 

 

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2025年4月の活動記録

2025.05.10

 

 

 

 

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いよいよ新年度に入りまして、2025年4月も、張り切って走り抜けました!笑

 

 

早14年目になる東洋鍼灸専門学校での講義も始まり、GWも明けた訳ですが、相変わらず、色々とやらせて頂いております!

 

 

4.20、4.27(日)(一社)北辰会、関西部会と関東部会

 

 

今年度からは、座学講義が復活。

 

 

それも新しい若手講師陣による講義を、積極的に入れています。

 

 

北辰会の良いところの一つは、診察(四診)、診断(弁証)、治療~養生指導(論治)の一つ一つが非常に理論的に整理整頓されていることであって、どれもまだまだブラッシュアップの余地はあるとはいえ、現時点でもある程度しっかりと纏まっており、

 

きちんと一つ一つ学べば、みんなで理論を共有でき、あるテーマに関してディスカッションしたり、症例についてカンファレンスをして、互いの学術を高め合うことが出来る点です。

 

 

だから当然、真面目な若手はどんどん育ちます。

 

 

この20年を振り返って見ても、若手がどんどん開業し、全国で多くの患者さんを救っています。

 

 

コロナ禍もあって、多くの鍼灸院が廃業していった中、ちゃんと数えてないけど、僕が知るだけでも、この20年で全国に30件以上は増えたんじゃないでしょうか。

 

 

北辰会は、鍼灸臨床家による、実際家集団です。

 

 

毎日、鍼と艾を持って、患者さんの前に立っています。

 

 

今後も色々苦心しながらも、多くの患者さんを救い続けることでしょう。

 

 

4.14(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回は東京都鍼灸師会の副会長でもあられる菅野幸治先生による「慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチーの1症例」の症例検討会。

 

 

こういった難治性の神経疾患と言えば、西洋医学の方でも治療に難渋することも多い訳ですが、意外と鍼灸がよく効くことが、事実としてあると思います。

 

(もちろん全てではないと思いますが、やってみる価値は大いにあると思います。)

 

 

今回は非常に良く効いた症例であり、神経内科医の先生からも大変丁寧なコメントを頂き、非常に有意義な内容だったと思います。

 

 

また今回も非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったです。

 

 

「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加できますので、次回は5.12(月)の20時~90分、是非こちらのページからお申し込み下さい。

 

(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)

 

 

4.21(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。

 

 

今回の症例は「月経前緊張症(PMS)」であり、臨床では非常に多く見かける症状であり、今回も第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。

 

 

次回は5.26(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

4.24(木)順天堂東医研にて久々に講義してきました!!

 

 

今回の講義テーマは

 

「経穴学③各論其の二 足陽明胃経・足太陰脾経」

 

というお話。

 

 

しかも今回は冒頭に、以前書いたように、この3月に春休みを利用して清明院に研修に見えた医学生(それも1年生!)と新卒医師の二人が、清明院での研修記を発表してくれたり、

 

順天堂東医研の子らも、2018年の発足以来初めて行った、自主勉強合宿の様子を発表してくれたりと、早6年以上続いているこの活動も、コロナが明けて、

 

ますます良い感じになってきているなあと、改めて実感しました。

 

 

また実は先月から、世田谷にある給田ファミリークリニックさんに、清明院スタッフが一人一人、私も含め全員お邪魔して、見学研修させて頂きました!!

 

 

 

 

池亀院長はじめ、スタッフの皆様には大変温かく受け入れて下さり、私も含め、スタッフ一同、素晴らしい体験になりました。

 

 

この貴重な経験を、何とか形にしてアウトプットし、鍼灸界全体で共有できるように持っていきたいと思っています。

 

 

またそれ以外にも、現在色々と楽しみな計画が水面下でいくつか進行しており、今年度も確実に忙しくなりそうなことを予感した4月でした。笑

 

 

さーてー、今年度もやりますかー (゚∀゚)

 

 

 

 

 

 

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