東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 弁証

順天堂東医研で喋ってきました!!

2022.12.29

_20220425_203609

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

報告が遅くなりましたが、12.15(木)の夜は、順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

この日は

 

前半「弁証問診ー男性生理ー」

 

後半「男性疾患で注意すべき東洋医学的身体所見」

 

というテーマで、いつも通り講義と実技デモをやってきました。

 

 

前回の10月は、実技動画が手ブレや音声不良にて、オンラインの視聴者からするともう一つ見にくい仕上がりだったので、今回は事前に学生さん達と大学で練習をしてから本番に臨みました。

 

(ああいうの、部活っぽくて素晴らしい☆)

 

 

よく最近のYoutuberなんかが使っている、スマホをセットすることが出来るジンバルという手振れ補正の機器を部費で購入して下さり、あっという間に使いこなす姿が、20歳も下の子たちなのに、非常に頼もしかったです。

 

(もう僕もオッサンですね。。)

 

 

この男性生理、調べると実はなかなかの社会問題であり、今はそこまで表面化していませんが、注目しておられる先生はすでにしており、今後非常にクローズアップされてくる可能性があると思います。

 

 

・・・で、そこに対して、また東洋医学が力を発揮するだろうと思います。

 

 

中国ではすでに『中医男科学』としてゴツイ本に纏まっています。

 

(残念ながら、日本語訳はまだないようです。誰か訳して~~)

 

 

西洋医学では、婦人科に関しては「ギネコロジー」とか「ギネ」なんて呼ばれ、藤原紀香さんが主演の『ギネ』なんていうドラマもあったくらいで、

 

注目度も高いですが、男性科の「アンドロロジー」に関しては、聞いたことある人すら少ないのではないでしょうか。

 

(因みに泌尿器科はウロロジー☆)

 

 

現代でも、泌尿器科の先生方が「男性外来」とか、「男性不妊外来」という形でポツポツとやっている感じが現状ではないでしょうか。

 

 

この分野は、医学生からすると、生理学でも解剖学でも、泌尿器科学でも、そこまでフィーチャーされる部分ではなく、今回の話は珍しかったのではないでしょうか。

 

 

しかし、陰陽を重んじる(というか基礎に置く)のが東洋医学ですから、婦人科を語って、男性科を語らないわけにはいきませんので、今回あえて入れました。

 

 

まずまず、インパクトがあったのではないかと思います。

 

 

実技デモも、いいモデルの方が2名出てこられ、気分よく行うことが出来、大変良かったです。

 

 

次回は年明けになりますが、また楽しめる内容を考えようと思います。

 

 

因みに今回で、何気に順天堂東医研は4周年を迎えました!

 

 

日本の西洋医学の旗振り役として、幕末から180年の歴史を持つ「現存する最古の西洋医学塾」である順天堂に、初めて正式に発足した東洋医学研究会、実に素晴らしいことです。

 

 

 

さあ、どこまでいけるか。

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

第45回 順天堂東医研で喋ってきました。

2022.11.12

_20220530_185604

 

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

    ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

10.27(木)の夜は、第45回の順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今回のテーマは

 

 

前半:東洋医学的診察法⑫「弁証問診その4(女性生理)」

 

後半:実技デモ「婦人科疾患の体表観察のポイント」

 

ということで、前回の長瀬先生の講義に続き、婦人科にフォーカスした内容でした。

 

 

 

 

生理痛、生理不順、PMS、PMDD、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮癌、卵巣癌、不妊症、不育症、更年期障害などなど、婦人科がらみの症状や病気で苦しんでおられる患者さんは非常に多いです。

 

 

 

婦人科医院の方でも、痛み止めやホルモン補充療法などなど、色々な方法で対処しているものの、なかなか対処しきれていないのが現状ではないでしょうか。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が意外と効果を発揮します。

 

 

清明院でも、婦人科の主訴の患者さんを診ない日はありません。

 

 

外科手術を急いでせざるを得ないような腫瘍系の疾患以外であれば、ほとんどのものに、少なくとも有効ではある、という印象を持っています。

 

 

私の少ない経験でも、減薬、廃薬に導くことが出来た症例は数多くあります。

 

 

今回は、シリーズで講義している「弁証問診」にフォーカスし、患者さんが女性であったら、どのような疾患であっても婦人科に関する問診を取ることが重要である旨、お話ししました。

 

 

女性の一生における、初潮→月経→妊娠→出産→閉経という生理的な一連の流れにおける諸相には、その女性の体質素因や、重要な病理を示す情報が、多分に含まれています。

 

 

ですので、東洋医学的な診療においては全症例において婦人科に関する情報を聴取し、治療の役に立てます。

 

 

また、前回から対面ハイブリッド開催になったので、実技デモも行いましたが、音声、映像が思いのほか乱れており、オンライン参加の方には大変見にくかったと思います。

 

 

大変失礼しました。<m(__)m>

 

 

これは次回の12.15(木)の講義ではキッチリと修正し、リベンジしたいと思います。

 

 

 

暫くはハイブリッド開催になりますので、お近くの大学の方はぜひ現地にて、遠方の医大生の皆さんはオンラインで、お気軽にご参加ください☆(*‘∀‘)

 

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.09.29

_20220530_190420

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

9.26(月)の夜は、いつもお世話になっている長瀬真彦会長にお声がけ頂き、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

大腸と右足のすねの内側からの出血、日中の倦怠感、16時頃からの微熱、不眠・中途覚醒

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、うつ病であったり、癌であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、現状はどうにか改善傾向ではあるものの、対応に苦慮しておられる、という症例でした。

 

 

こういう症例に、駆け出しの先生が鍼灸単独で臨むというのは、ある意味非常に危険なことではありますが、私も在宅医療を20年以上やっていますので、

 

苦慮しながらも一生懸命やっている、また、こういう症例をこそやりたい、と考える気持ちはよく分かります。

 

 

しかし、その清らかな気持ちと同時に重要なのは、そもそも往診治療を成立させてくれている、同意書を書いて下さっている医師の先生との綿密なコミュニケーションや、

 

患者さんの服薬内容などの西洋医学的な処置にも複眼的に注意を払いながら、置かれている環境まで含めて患者さんを俯瞰で見て、「三方よし」で慎重に進める姿勢でしょう。

 

 

また、それと同時に、基礎中医学的な「出血」「発熱」のメカニズムをキチッと押さえながら、学術的に的確な弁証論治も進めないといけません。

 

 

解説の先生方が問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

第43回 順天堂東医研で喋ってきました。

2022.08.04

_20220530_184437

 

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

    ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

7.28(木)の夜は、第43回の順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今般の感染拡大を受けて、今回から、再びzoom講義となりました。。。苦笑

 

(この二年半の間、大体二回ハイブリッドをやると、またオンラインに戻る、というパターンを、3回繰り返しています。苦笑)

 

 

・・・まあしかしもう、慣れたもんです。

 

 

zoomならzoomで、それに最適化した内容を粛々とやるのみです。

 

 

まだまだ、教えていないこと、語っていないことは山ほどある。

 

 

今回も北海道から沖縄まで、多くの学生さんから参加申込があり、嬉しい限り。

 

 

怪我の功名で、こうやって全国の学生さんと繋がることが出来たのも、オンライン講義の普及の御蔭です。

 

 

今回は

 

「東洋医学的診察法⑩ 弁証問診その2(飲食・二便・発汗)」

 

「東洋医学的診察法⑪ 弁証問診その3(その他の排出物、五官、睡眠状況など)」

 

という2本立て。

 

 

極めて重要な、「東洋医学的問診」シリーズであります。

 

 

的確な漢方処方、的確な鍼灸配穴を得る上で、「的確な弁証問診」が必要なのは言うまでもありません。

 

 

えーそんなん、身体を診りゃわかるじゃん、と思った先生もいるかもしれませんが、それだけでは、病の細かいストーリーやメカニズム、その患者さんの置かれている環境、背景まできっちり押さえることは出来ませんので、

 

そういう「検査すりゃ分かるんだから問診なんて不要」みたいな乱暴な考えは、東洋医学では持ちません。

 

 

これはまあよく言われる、「病気を見て人を見てない」ってやつに陥りがちな考え方であって、東洋医学ではミステイクだと考えています。

 

(by『黄帝内経素問』徴四失論(78)参照)

 

 

・・・かつて、西洋医学は、

 

「3時間待ちの3分診療」

 

とか、

 

「PCばっかり見ていて患者の顔を見ていない、冷たい医療」

 

なんて揶揄されたこともありますが、近年では、

 

「医療面接」

 

「NBM(Narrative Based Medicine:物語と対話による医療)」

 

として、非常に問診が重要視されるようになってきているようで、上記のような声を聞くことは減ったように思います。

 

 

しかし、問診が重要というところでは一致していても、患者さんから聴取した情報を、どう分析し、治療に繋げていくか、というところが、そもそもの人体観が異なる、西洋医学と東洋医学では異なります。

 

 

今回やった、飲食の情報や二便の情報、睡眠の情報等々から、東洋医学では、その患者さんの全身の機能バランスが、「どこがどう」崩れているのかを考えていきます。

 

 

つまり「八綱弁証」「臓腑経絡弁証」「気血津液弁証」「病邪弁証」「病因病機」等々、大きい物差しや小さい物差しを駆使して、その患者さんの体質も含めた病態、メカニズム、ストーリーを全機的、総合的に把握せんが為になされる、東洋医学独特の、重要な診察行為です。

 

 

これが理解できない人は、いつまで経っても東洋医学的な思考で治療を進めることは出来るようにはならないでしょう。

 

 

また、この弁証問診の学理というのは、体表観察と違って、一定の理論を学べば、みんなでその症例に関してディスカッションできるという利点もあります。

 

 

この弁証問診シリーズはまだ少し続くので、これを機に一からキチッとやって、最終的には公開臨床で、その一部始終をお見せしようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

7.9(土)18時から「Dr’s Prime Academia」で喋ります!

2022.07.07

_20220530_183651

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」

 

という内容でオンライン講義致します!

 

(因みに無料です。)

 

 

お申込みはこちらから!!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)

 

 

前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わったそうです。

 

 

これにより、これまでは一回一回申し込みする必要があったのが、アカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。

 

 

 

 

西洋医学では、舌癌の有無などを中心に、口内炎や歯周病など、口腔内の病変を察知し、あるいはそれを通じて全身性の疾患を疑う目的でなされる、口腔内の視診の一環としての舌診。

 

 

それに対して東洋医学では、舌の観察を通じて、なんと「全身の状態」を把握します。

 

 

しかもここでいう「全身の状態」というのは、

 

「八綱弁証レベルにおける陰陽の偏差(とりわけ寒熱を中心に)、また、全身における気血津液の偏在状況、流動状況、五臓六腑の病理状況、病邪の判別、また、それを通じて生命力(胃の気)の盛衰など」

 

という意味です。笑

 

 

まあ要は東洋医学における舌診というのは、舌を診ただけで、全身の生理状況、病理状況その他を、一括して診んが為になされるものであります。

 

 

先日書いたように、脈診もそうでしたね。

 

 

今回はそんな深遠な「東洋医学的舌診の世界」のエッセンスを、医師の先生方向けに、極力要約して噛み砕いてお伝えしようと思います。

 

 

内容は東洋医学ビギナーの医師の先生方にアジャストします。

 

(今回からは、リアルタイム参加は医師、医学生の方のみで、それ以外の方は後日アーカイブ配信、という形に、今のところはするようです。)

 

 

 

お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

(一社)北辰会、第9回古典ライブを視聴しました。

2022.01.28

_20220107_182907

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

1.26(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!

 

 

今回も岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材に、「諸気」というテーマでの講義でした。

 

 

今回印象的だったのは、男女の違いに関するお話し。

 

 

女性特有、男性特有の病気はともかく、あらゆる病気において、性差があるものは多いですね。

 

 

この性差の問題を、東洋医学ではどう考えるか、という部分に関して、万病回春以外の文献も参考にしつつ、男女の陰陽の問題として

 

「陽道:散、陰道:閉」

 

と端的に解説して下さいました。

 

 

なかなか含蓄のある内容だったと思います。

 

 

また終盤では、虚実や脈状の考え方に関して、これまた重要な内容のお話がありましたね。

 

 

沈と伏の違い、滑と濇の違い、などなど。

 

 

まあ、弁証にしても診察にしても、「〇〇=〇〇!!」と、通り一遍で杓子定規な考え方を持ったら、すでにして間違いの始まり、ということなんでしょう。

 

 

しかも今回は、会長である蓮風先生から、臨床と古典に関するミニ講義もありました!

 

 

西洋医学のベースはサイエンスである、一方、東洋医学にもサイエンスはあるけども、それ以前に伝統がある!という、我々が改めて認識するべき、根本的な部分を指摘して下さいました。

 

 

先生がいつも仰ることではありますが、やはりこの指摘は重いと思います。

 

 

アーカイブ配信で何度も繰り返して聴けるこの講義、2000円は安すぎます!!

 

 

 

会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

    にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

(一社)北辰会、症例解説ライブ配信を視聴しました。

2022.01.20

_20220107_182723

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

1.16の日曜日の10時から行われた(一社)北辰会症例解説ライブ配信を視聴しました!

 

(後からオンデマンドで 笑)

 

 

今回の症例は大久保莉紗先生

 

「友人関係のトラブル後に発症した胸悶の1症例」

 

です!

 

 

精神的にショックなことや嫌なことがあった後、何らかの症状を発症するということは良くあることですが、そういうものには鍼灸が良く効くことが多いです。

 

 

また、そういう時に鍼灸で体を調えることで、精神的にも落ち着いてくる、ということもよくあります。

 

 

心身一如の鍼灸治療の真骨頂の一つですね。

 

 

今回の症例でも、十二分に話を聞いて、術者が積極的に患者さんに関わろうとすることで、正確な弁証も得られ、早期に症状改善に導いた症例だった思います。

 

 

初級~中級の先生方にとっては、基本として学ぶべきことが非常に多かったと思うし、中級~上級の先生にとっても、もっと早く、もっときれいに、

 

劇的に治すにはどうしたらいいか、という目線で見ると、なかなか興味深い症例だったと思います。

 

 

今回も神戸の原元氣先生と、東京の坂井祐太先生の明快な解説で、大変分かり易かったと思いますし、大久保先生も非常に落ち着いて発表しておられ、

 

彼女が入会した頃から知っている私としては、その成長ぶりに感激しましたね。

 

 

北辰会方式は、四診にしても治療技術にしても、勉強しなくてはならない内容は多く、いつまで経ってもなかなか自信が持てない会員さんもいらっしゃるかと思いますが、

 

自分の学術レベルを飛躍的に高める方法の一つとして、1つの症例を、1から10まですべて自分で情報をとって、紙に纏めてみる、というのが非常にいい方法だと思います。

 

 

それを数例やると、非常に全体像が見えてきて、自分に何が出来ていて、何が出来ていないのかがよく分かってきます。

 

 

あとは弱い部分を埋めていけば、徐々に完成度の高い症例を表現できるようになってきます。

 

 

次はどんな症例が出てくるか、楽しみですね☆

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

    にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんの声(50代女性 腰椎椎間板ヘルニアによる腰下肢痛)

2021.10.14

_20210915_085827

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照

 

 

 

 

 

 

40代女性 会社員

 

 

【症状】

 

 

片側の腰臀部から下肢の痛み

 

 

 

 

 

 

私は腰椎椎間板ヘルニアを今年の4月上旬に発症しました。

 

椎間板ヘルニアは保存療法で数か月様子をみることが一般的だと言われ、整形外科でリハビリと投薬(鎮痛剤)で2か月様子を見ていました。

 

 

しかし、痛みが治まらず、1日に薬を何度も飲まないと生活ができない日々が続きました。

 

その後、ペインクリニックでブロック注射をするようになり、痛みは緩和してきたものの、鎮痛剤がないと夜寝られず(夜中に起きる)、

 

薬を飲み続けることに不安な毎日を送っていたところ、インターネットで清明院を見つけました。

 

 

椎間板ヘルニアを発症してから5か月が経過していた頃でした。

 

 

最初は半信半疑でしたが、なんと鍼をうってもらった翌日から、薬を飲まないでも痛みを我慢できるようになったのです!

 

 

それから数回の治療で嘘のように症状が回復してきています。

 

 

今はまったく鎮痛剤は不要です。

 

 

痛みはほとんどありません。

 

先生に出会えたことを本当に感謝します。

 

 

椎間板ヘルニアで悩んでいる方は多くいると思います。

 

 

一度、先生の治療をうけてみたらいかがでしょうか。

 

 

※私の症状も改善してきていますが、あの辛い日々がぶり返さないように今後もお世話になりたいと思います。

 

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

 

この患者さんは、行楽地で歩き過ぎた翌日に、腰臀部から下肢の痛みを急激に発症しました。

 

 

最初は「死にたくなるほどの痛み」を自覚され、服薬やブロック注射で、どうにか生活は出来るようになったものの、週4回の通院と、毎日複数回の服薬に、

 

これがいつまで続くのかと、非常に不安を感じておられました。

 

(因みに、マッサージによって、かえって痛みが増したという情報もありました。)

 

 

初診時、問診、体表観察の結果、「心肝気鬱、脾気気滞」と弁証し、手の経穴に一本、治療すると、初回から劇的に効果が出ました。

 

 

あまりの効果に、御主人から

 

「何かの間違いだろ、そんなはずはない。」

 

と言われたそうです。(苦笑)

 

 

症状は激しくても、東洋医学的に「気の停滞」が主要病理となるようなものは、非常に効果が高く、即効性も得やすいという印象があります。

 

 

本症例は、まさに東洋医学的な診立てと治療が奏功した症例と言えるでしょう。

 

 

これまで散々、西洋医学的に腰をいじくり回してきたのが、手に一本鍼をしただけで、劇的に痛みが取れたら、半信半疑になるのも当然だと思います。

 

 

その後、5回ほどの治療で、痛みの程度はほぼゼロまで治まっており、服薬、ブロック注射を行わずに過ごせています。

 

(来院頻度は週に1,2回ほどです。)

 

 

鍼に行くたびにグングン良くなるのが、傍から見ていても分かるので、御主人にも今ではすっかり信用して頂けたようで、嬉しいです。(笑)

 

 

整形外科的な疾患で、痛みやしびれが中心であり、整形外科やペインクリニックに通院してもなかなか解決しないようなものに、このように

 

「東洋医学的な見地に基づく、内臓の機能失調も意識した、全身のバランス調整を意識した鍼灸治療」

 

が奏功するということは、患者さんからすれば異次元世界の話かもしれませんが、我々は日常的に普通に経験しています。(笑)

 

 

因みに、いつも言うことなんですが、私はこの症例をもって

 

「鍼灸でヘルニアが治る」

 

という、短絡的でミスリーディングな主張がしたい訳ではないです。

 

 

西洋医学的に、一口にヘルニアといっても、東洋医学的には程度も種類も実に様々であり、患者さん個々の生活状況や体質も違いますので、

 

「ヘルニアと診断された痛みの中に、鍼灸でコントロールできる痛みが存在するから、試してみてはどうでしょうか?」

 

という提案がしたいのです。

 

 

ヘルニアについては「過去記事”ヘルニア”を含む記事」 参照

 

 

なかなか症状が取れずに、最終手段である手術に踏み切ろうか悩んでおられる患者さんも多いのでないかと思いますので、一度相談に来られては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

(一社)北辰会ライブ配信を視聴しました。

2021.10.06

_20210915_085525

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

10.3の日曜日は、朝と夜に(一社)北辰会ライブ配信を視聴しました!!

 

 

今回のテーマは「症例解説 動悸、胸痛」でした。

 

 

解説者は関東支部のエースである坂井祐太先生、本部の重鎮である油谷真空先生という良いコンビです。

 

 

本部の若手である高繁先生が、動悸、胸痛というなかなか怖い症状に、果敢に挑んだ症例でした。

 

 

僕も20代の頃、こういう、循環器の薬を使ってもなかなか症状が改善しない、精密検査をしてもなかなかはっきりしないようなものを、東洋医学の論理と手法で治せるようになりたくて、

 

一例一例チャレンジし、掘り下げて勉強、考察しては、よく失敗していました。苦笑

 

 

その中でも、このような胸部の症状というのはある意味怖い症状であり、ちょっと対応をミスすれば悪化したり、深刻な結果を招く可能性も考えられるものです。

 

 

高繁先生の果敢なチャレンジと、その中でのまだ甘い部分を鋭く解説した、良い症例検討会だったと思います。

 

 

やっぱり我々は鍼灸臨床家集団ですから、鍼灸の実際の症例を通じて、それを掘り下げて、自分に置き換えて、自分ならそこでどう考え、どう行動するか、と考えながら学ぶのが一番いいと思います。

 

(もちろんそれを主軸にしつつ、各時代の文献学や、この医学の歴史的経緯を学ぶことも重要なのは言うまでもないですが)

 

 

そして夜は緊急講義として、再び坂井祐太先生による「B試験解説」という講義。

 

(関東支部のホープ、大活躍です☆)

 

 

これは、数年前から北辰会では講師希望や、講師候補以上の会員の先生方を対象にした、試験制度がありまして、この医学の基礎的な知識を問う「A試験」と、

 

実際の症例を通じて、より臨床的な推論能力を要求される「B試験」があるのですが、今回は先日行われた「B試験」の解説講義でした。

 

 

この解説講義は私も過去にやったことがあるのですが、今回の坂井先生の解説も、素晴らしく分かり易い解説だったと思います。

 

 

まあ、あのように、理路整然とした解説を聞くと

 

「なんだーそうかーそういうことかー(*´Д`)」

 

となるのですが、要はそういう思考を、実際の臨床現場では常に頭フル回転で使いながら治療にあたっているのです。

 

 

我々臨床家は、その場で患者さんの愁訴を楽にしてあげることはもちろん大事ですが、同時に、長いスパンで考えて、その患者さんの経過をいい方向に導いていかないといけません。

 

 

これを実現するには、毎回の弁証と同時に、東洋医学的な患者さんの病のメカニズム(病因病理)を考えることが重要です。

 

 

ここがなかなか難しく、初学者にとっては伝わりにくいところでもあろうかと思いますが、臨床をやっていると、その重要性がよく分かります。

 

 

朝と夜、両方参加された会員の先生方にとっては、非常に濃い1日になったのではないでしょうか。(^^)

 

 

次回は10.20(水)21:00~藤本新風先生と奥村裕一先生による会員限定有料配信の「古典ライブ」です!!

 

 

会員の方はお見逃しなく!

 

 

また、これを機に入会の方もぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

 

第33回、順天堂東医研を視聴してきました!

2021.10.01

_20210915_085444

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

**********************************************************************************************
  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

   ↑↑↑         ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

9.30(木)の夜は、第33回順天堂東医研を視聴してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生、講義テーマは

 

「バーチャル東洋医学診察室〜あなたの証はなんでしょう?〜」

 

です。

 

 

 

今回は、実際の症例を3つ挙げていただき、症状や経過や東洋医学的な所見から、学生の皆さんで弁証論治を推論するという形式で、ある程度基礎が分かっている学生さんにとっては非常に実践的で面白かっただろうと思うし、

 

まったくの初学者の学生さんには難しかっただろうとも思うけど、東洋医学の思考過程や、推論過程が何となくわかったのではないかと思います。

 

 

症例の解説の中で、このブログでも以前紹介した「一貫堂医学」についても紹介して下さいました。

 

カテゴリ「一貫堂医学」参照

 

 

一貫堂医学の創始者である森道伯先生は、あの当時(明治~大正期)において、和田啓十郎先生と並んで、私が大尊敬する医家の一人です。

 

 

一貫堂のオリジナル処方というのが、現代でも臨床応用されているのは素晴らしいことですね。

 

 

 

 

さて、次回の講義は私です。

 

 

 

今回、特別な内容でいこうと思っているので、お楽しみに☆

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿