お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2017.11.04

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
今日は診療終了後、再び関西へ。
先週に引き続き、毎週関西です。( ゚Д゚)
(もはや、近所な気がしてきました。(笑))
目的は(一社)日本東洋医学会関西支部の講演会。
実はここで、私が20代前半の頃から非常にお世話になっている、(一社)北辰会の堀内齊毉龍先生が講演されます。
堀内先生は、北大理学部出身、カミソリのように切れる明晰な頭脳の持ち主です。
ここ15年くらいは大阪の鶴橋で天晴堂鍼灸院を開業しつつ、講義や書籍出版、会内のありとあらゆる学術面のフォローなど、まさに
「北辰会の頭脳」
と言っても過言ではない仕事を
”身を粉にして”
されている、スゴイ先生です。
僕の学術も、理論面はほぼほぼ堀内先生に鍛えてもらった感じがあります。
講演テーマは
「ツ ボから読み解く方剤選月 り のヒント ~鍼灸症例の傷寒論的解析 」
という、恐らく鍼灸師から見ても、薬剤師から見ても、医師から見ても、本格的に東洋医学をやっている先生にとっては興味深い内容ではないかと思います。
他にも面白そうな講演がいくつかあるので、ビシッと集中して聴いて来ようと思います。
今後はこうやって他会にガンガン出ていって、鍼灸に理解のあるドクターや薬剤師の先生達と、症例や研究を通じて、どんどんコラボしたいですね。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.10.16

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
さて、続きいきましょうか。
患者 30代 女性
主訴 好酸球性肺炎による咳、呼吸苦
現病歴 清明院初診の約4カ月前に、咳、呼吸苦、発熱39度、倦怠感強く、マイコプラズマ肺炎と診断。
病院での処置により、症状少し落ち着くも、完全には改善しない。
(ピーク時の半分以上は症状が残っているとのこと)
既往歴 気管支喘息、顎関節症、マイコプラズマ肺炎
弁証 肝気犯肺
配穴 明らかにしない
経過 初診後、咳、呼吸苦が劇的に改善。
仕事も楽なものに変え、良化傾向(主訴VAS10→2)であるが、完全には改善しない状況であり、血液像の改善、減薬(初診時の3分の1)も出来ているものの、廃薬までには至っていない。
やや遠方であり、2週間に一回程度しか治療に来れないのも痛いところだが、今後、廃薬、完全緩解まで持っていけるように、継続加療したい。
・・・とまあ、ザックリと4症例ほど紹介させていただきましたけど、いかがでしょ?
これが清明院の日々。
僕の全活動の源泉。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.10.14

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
さて、またいきましょう。
患者 9歳 男児
主訴 ネフローゼに伴う諸症状(特に易疲労)
現病歴 6歳の頃、大変にショックなことがあった頃発症。
既往歴 ネフローゼ以外特にないが、悪化傾向
弁証 肝鬱気滞≧腎気虚
配穴 あえて明らかにしない
経過 初診治療後、「気持ちが楽になった」と訴える。
なお、毫鍼での治療を怖がったため、古代鍼、鍉鍼にて治療を進める。
現在7診目。
ステロイド減薬中のムーンフェイス等、様々な症状が改善している。
今後が楽しみな症例の一つ。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.10.13

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
まあ最近の症例でも。
まあ、普段こんなんやってます、って感じで、チャチャっとライトに、何例か紹介します。(*‘∀‘)
患者 60代 女性
主訴 足の痺れ
既往歴 卵巣癌
現病歴 卵巣癌の手術後、抗がん剤治療中に主訴発症。抗がん剤治療終了後も改善せず、徐々に悪化。症状は今が一番強い。
弁証 心腎不交 気滞血瘀
配穴 あえて明らかにしない
経過 初診治療後、主訴が劇的に改善。現在6診ほど加療したが、随伴症状であった、浅眠、高血圧も改善。
医師に相談し、睡眠薬、降圧剤の減薬を検討するとのこと。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.10.05

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
昨日、東洋鍼灸専門学校にて
「中医学ってなあに?」
というテーマで、再び朝から喋り倒してきました。(笑)
たまに勘違いされているようですが、北辰会は中医学を理論と用語のベースにしている訳なのであって、中医学の言うことを100ゼロで鵜呑みにしているわけではありません。
だから、北辰会のことを単に
「中医学派」
と言ってしまうのは、ちょっとおかしな理解です。
(実際にそう言われることもしばしばありますが。。。(苦笑))
むしろ、北辰会はある意味、中医学に対して非常に批判的でもあり、日本の鍼灸臨床家にとって、中医学では足らない部分や不十分な部分を、
絶え間ない臨床実践と、日本固有の伝統鍼灸学の研究の中から発掘、補足していこう、という立場であります。
(まあ、言わば中医学を良き叩き台として、活用させていただいているわけです。)
我々鍼灸師から見た中医学の問題点の中には、
「中医学が湯液偏重でまとめられているのではないか」
というのがあります。
ここで、今回学生さんから
「なぜ中医学は湯液偏重でまとめられているんですか?」
という質問が出ました。
もちろん、
「中医鍼灸学」
も存在しますが、中医学の基礎的な教科書を見ると、弁証名の後には、それに見合った「方剤」が載っています。
配穴や刺鍼手技は載っておらず、全体として、鍼灸の話はあまり出てきません。
鍼灸家からすれば、
「何で経穴や刺法を載せねえんだよ!同じ東洋医学じゃねえか!!」
と思ってしまうところですが、これはどうなんでしょう。
「何で中医学の教科書は湯液偏重なのか」
という疑問について、中医学を編纂した中国の中心メンバーの誰かからの、明確な言質を得ているわけではありませんが、やっぱり鍼灸よりも湯液の方が
「中医師の有資格者の量産」
という意味では、相対的に教育しやすかったからじゃないんですかねえ・・・?
鍼灸の方が技術的要素が強く、いちいち
「手から手へ」
の個別指導が必要になり、教育に時間がかかる上に、鍼灸家によってやり方が千差万別であり、教科書にしにくかったんじゃないでしょうか・・・?
でも、そんなこと言ったら、湯液だって本来の一味一味の生薬の加減なんかは、まさに職人芸であり、個別指導でないと難しい気もします。
中医学(TCM)を全世界に広める、中医師を量産する、つまり、大学の中医学部での「マス教育」や、資格制度に馴染ませる、というところで、
鍼灸は脇役になっていったんでしょうかね。。。
この辺、どうなんでしょうね。
・・・誰か知ってますか??
ハッキリしなかったら、今度兵頭先生にでも聞いてみようかな☆(*‘∀‘)
〇
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.09.17

↑↑日本一デカい木の左下、何気に俺がいる。。。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こないだ、自分で自分に鍼をした。
よく効いた。
でもまだ症状が残っていたので、その経穴が効くということは、効くであろうと思われる漢方薬を飲んだ。
しかし全然効かない。(苦笑)
・・・で、もう一度鍼をする。
やっぱり効く。
そこで、ちょっと考え方を変えて、症状を抑えることを強く意識した漢方薬に変えた。
すると今度は、劇的に効いた。
それを仲間内で考察した。
鍼灸と漢方の違いはいくつもあるが、共通の理論土台があれば、今回の現象だって、どういうことなのか、みんなで考察できる。
鍼灸も漢方も、動かしているのは気!!
共通用語、共通理論・・・、中医学でいいじゃんねえ?
何でダメなん?
意味分からんわ。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.09.05

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
9.3の日曜日は、(一社)北辰会エキスパートコースに参加してきました!!
(てゆーか喋ってきました!!)
今回は久々の1日座学。
午前中は北辰会の漢方医である竹本喜典先生、鍼灸師で薬剤師、北辰会の特別専門講師である島内薫先生による方剤学講義。
(まあお二方とも、とんでもない勉強量の先生です。( ゚Д゚))
メインテーマは「芍薬」と「肝の臓」です。
「立てば芍薬、座れば牡丹」の言葉で有名な芍薬。
実に色々な漢方に入っている生薬です。
この芍薬周辺の知識を、十分すぎる内容で解説して下さいました。
まあ鍼灸師としては、さあ鍼で「肝の臓」を動かそうとして鍼をするときに、「芍薬的な効果」を意識して鍼をするかどうか、って話です。
(その際に、方剤名や傷寒論の条文まで浮かんでいる先生は少ないと思いますが。。)
まあエキスパートコースですから、基本的なことは理解している人を対象とした内容だったので、漢方薬の勉強をしたことがない人にとっては少しキツかったかもしれませんが、
大変わかりやすい講義でした。
竹本先生の講義に熱が入り過ぎて、島内先生の補足時間が10分になってしまいましたが、あの短時間に
「サスガ!」
と唸ってしまうような素晴らしい補足でした。
午後一は、9月の日本中医学会、10月の日本伝統鍼灸学会で発表させていただく、不肖私の2症例を、本番と同じ発表時間で発表させていただきました。
本番では質疑応答の時間は3分程度なんですが、今回は1症例あたり30分程度お時間をいただき、少しだけではありますが、検討することが出来ました。
因みに竹本先生から再生不良性貧血、辺縁前置胎盤の西洋医学的解説もしていただき、大先輩である佐野先生、奥村先生が過去に色々な学会で発表してこられた、
アトピー性皮膚炎の症例集積の話もすることが出来ました。
まあ、まずまず満足かな。
次は奥村先生の発表「日本における中医鍼灸の受容と役割」。
奥村先生はもはや25年以上、北辰会不動の学術部長で、相変わらずの、圧倒的知識量です。
今回の症例でも、まとめていく過程の中で、竹本先生、佐野先生とともに、かなりお世話になりました。
最後は藤本新風先生による、10月の伝統鍼灸学会で行う発表内容の講義と実技。
ちゃっかり鍼してもらっちった☆
(そしてよく効いた(゚∀゚))
今回、こないだのカゼがまだ完璧ではなかったんですが、まずまず、事なきを得たと言っていいんじゃないでしょうかね。
ふいー、後は本番。
いったん休んで、また集中します。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.08.30

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
いやー、久々にカゼひいてもうた。。。orz
この3日くらい、喉からくるカゼの患者さんが激増してまして、私もどうやらその流行に乗ったようです。(゚∀゚)
昨日の後半から喉痛、節々の痛み、熱っぽさ、と、
「THE・温病」
って感じの症状群が出てきましたが、帰りがけに置鍼しつつ、スタッフに刺絡してもらい、帰ってからも何度か自分で治療。
今回は素人ながら、漢方薬も使ってみました。(苦笑)
結果、就寝中に発汗し、じゃっかん喉に違和感を残すものの、朝にはほぼ回復し、東洋鍼灸での後期一発目の講義に行ってきました!!
(今回、熱は測ってないけど、あの感じだと38度くらいかな。。。)
まあカゼは、僕のように、気を付けてても引くときは引きます。
でも大概のものは、すぐにきちっと鍼して養生すれば、信じられないスピードで良くなります。(*‘∀‘)
(もちろん、カゼの診方治し方を分かってる、ちゃんとした先生のところに行かないとダメですよ。)
この3日間くらい、カゼ治しまくってますよ、清明院は。
そしてついでに院長までカゼになったと。(苦笑)
・・・ということで皆さんも、カゼひいたらまず鍼に行きましょう。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.08.09

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
今日は実は、以前から楽しみにしていたイベントがありました。
それは「健康診断」!!(笑)
僕も35歳を過ぎましたので、保険組合から案内が来まして、いい機会なので、どんなもんか受けてみることにしました☆
(患者さんの気持ちを分かりたかったのでネ。)
何度もこのブログに書いていますが、僕は自分が体調を崩したときなど、大概のもんは自分で鍼灸、あるいはスタッフに指示して鍼灸、でやりますが、
それでうまくいかなかったら、先輩に聞いたりしながら、漢方薬を使います。
そして場合によっては、西洋医学にかかることもあります。
(実はこれが、けっこう好きだったりします。)
自分が普段患者さんにやっていることを、西洋医、漢方医だったらどういうパフォーマンスをするのか。
これがまた、非常に勉強になったります。
ただ、当然ながらそういう
「げへへー 試してやるぜー (゚∀゚)」
的な態度で行ったら、先方に失礼千万ですから、他の医療者にかかる時の僕は、必要以上に礼儀正しいです。
(笑・・・まあこれは、当たり前のマナーだと思っています。)
たまーに清明院に、
「北辰会ってナンボのもんじゃい!( ゚Д゚)」
とか、
「竹下ってナンボのもんじゃい!( ゚Д゚)」
みたいな態度の、意味不明な鍼灸学生とかが治療を受けに来る時がありますが、大変残念であり、不愉快極まりないので、能面のような応対に終始します。(苦笑)
・・・まったく、命のかかってる患者さんも多い清明院で、そういう輩を相手にするのは、時間の無駄以外の何物でもないっすよ。。( `ー´)ノ)
で、僕はそうは思われたくないので、他の治療者にかかるときは、しっかりと礼儀正しく治療を受けることにしています。
そしていよいよ今日、行ってみましたよ、健康診断。
・・・スゴイですな~( ゚Д゚)
もう、クリニック入っているビル、フロアの面積、スタッフ数からして、圧倒的財力の違いを感じました☆(苦笑)
何なんすか、あの意味不明なリゾートホテル風の内装は!!(笑)
何なんすか、待合室のあの意味不明なフカフカの本革ソファーは!!(笑)
そして、受付を済ませて、リゾートホテル風の内装と全く合わない、謎の高校の運動部みたいなジャージに着替えさせられると、後はもう、
工場のベルトコンベアーに乗せられたコンビニ弁当の気分でした。
(笑・・・もうね、老若男女全員あのジャージ姿で、しかもリゾート風の内装なんで、場自体がなんか笑えるんだよなー (*‘∀‘))
次から次に、名前を呼ばれては部屋に入って、色々な電極付けられたりなんだり。(笑)
東洋医学しか知らない僕にとっては、まさにワンダーランド、どれもちょっとしたアトラクションでした。(゚∀゚)
今回、もっとも印象的だったのはバリウム検査。
正直あれはちょっとした「行」ですね。
最初に、問答無用で謎の石膏様の飲み物を一気飲みさせられて、直後にゲップがこみあげてくるのを
「はい耐えて下さいねー ゲップしちゃだめですよー (゜レ゜)」
と、お姉さんに無表情で事務的に言われて、こみ上げてくるゲップに耐えながら、指示されるがままにあっち向いたりこっち向いたり、寝返り打たされたり、
ベッドが倒れたり、棒状のカメラで腹を押されたり。(笑)
あれマジで、隠しカメラかなんかで撮ってて、外から見てたら最高に笑えるだろうナー。。。(^_^;)
そして終わった後の、バリウムを下すための下剤がまた恐ろしい。
普段西洋薬など全く飲まない私は、あっという間に大下痢です。
なるほどー、全部終わった後のあの感覚が、患者さんの言う、
「健診で疲れた」
というやつなのか。
非常によく理解できました。
いやー、行って良かったわー。。。
でも次は3年後ぐらいでいいかな。(苦笑)
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2017.08.02

**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
今日、相当久々に、初診の患者さんから聞かれました。
「鍼した痕は、絆創膏を貼らなくていいんですか?」
「感染しませんか?」
というご質問。
あまりにも久しぶりに聞かれたので、ポワーッと、懐かしい気持ちになりました。(*‘∀‘)
思えば、僕が鍼灸学校に入った頃(15年以上前)は、消毒に関して非常に口うるさく言われていた時代でした。
「足の三里」という、膝の下にある有名な経穴に鍼をするために、下腿の前面をほぼ全て、膝から足首まで広範囲に消毒し、さらに衛生手袋か指サックをはめて刺鍼するという、
今にして思えば笑えることを本気でやっていました。
(苦笑・・・場合によっては、手術に使うような、刺鍼部位だけ見えるような、くり抜いたビニールみたいなのを被せて刺鍼する、なんていう考え方もあったような気がします。( ゚Д゚))
昭和22年に制定(最終改訂は平成26年)された、
「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」
の第6条に、
「はり師は、はりを施そうとするときは、はり、手指及び施術の局部を消毒しなければならない。」
と、規定されています。
ですので、鍼をする際には、患部と手指は、必ず消毒しなくてはなりません。
因みに刺入する鍼については、清明院ではディスポーザブル(滅菌済み使い捨て)の鍼しか使いません。
(鍼灸院によっては、鍼をオートクレーブで消毒して使いまわしているところもあると思いますが、どんどん減ってきているでしょうね。。。)
糖尿病などの基礎疾患のある患者さんや、清明院ではどれもやりませんが、深いところにある筋肉に対する刺鍼や、関節腔内への刺鍼、あるいは皮下に鍼を入れたままにする埋没鍼などで、
実際に感染症が起こった事例も、報告があるようです。
〇
ところがこの、注射や鍼治療をする前の皮膚表面の消毒ですが、実は全く意味がない、という意見もあるようです。
参考サイト② 参照
皮膚に存在する常在菌というのは、体内で繁殖することはできず、仮に注射や鍼灸治療用の鍼で常在菌が体内に入ったとしても、それが原因で感染症が起こることなどない、
という説があるようです。
(笑・・・これがホントなら、法律や、俺らの学生時代のあれはいったい何だったんだ。。。( ゚Д゚))
例えば、感染症の患者に使った注射針を回し打ちするとか、戦場や野戦病院なんかで、汚染物質まみれの状態のところに注射をするとか、
糖尿病や慢性消耗性疾患等で抵抗力の著しく低下した患者さんに鍼をするとか、そういう状況でもなければ、泥や埃などの、目立つ汚れだけ水で洗浄しとけば、
そこに「きちんと滅菌された道具」で刺鍼する分には、何の問題もないようです。
現在、鍼灸治療に使う鍼というのは、鍼に薬液や血液の通る内腔がある注射鍼よりも全然細いものを使いますし、鍼尖の鋭さの仕上げ方も素晴らしく、
全てエチレンオキサイドガス滅菌済みで、一本一本個別包装されたものを、刺鍼する直前に袋から出して、刺鍼する鍼尖には一切触れずに刺鍼しますので、
もし皮膚を酒精綿で消毒しなかったとしても、衛生的には全く問題ないのではないかと思います。
(しかも北辰会方式では、刺鍼は一本のみ、深さもかなり浅いです。(笑))
・・・まあ、法律で規制されていることであるし、冒頭のような疑問を感じて、どうしても不安になる患者さんがいる以上、東洋医学の言う「治神」という観点からも、
たとえセレモニー的で、儀式的ではあっても、僕は今後も酒精綿で「消毒」してからの「刺鍼」をし続けるのだろうけども、本当は、酒精綿で経穴を拭う行為自体で、
経穴の状態を微妙に変えてしまう側面があるので、徹頭徹尾東洋医学の清明院としては、なるべくなら使いたくないというのが本音なんですけどね。(苦笑)
あんな、
「冷たいアルコール」
などという、陽なような陰なような、よく分からんもんで、いたずらに刺鍼部位の気を乱されたくないね、俺は。(゜レ゜)
だから、僕はほぼ毎日、自分で自分に鍼をしていますが、自分で自分に鍼するときは、消毒なんてしたことないっす☆
約20年やってますけど、それで感染症になんて、なったことないっす。(*‘∀‘)
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!