東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第45回 順天堂東医研で喋ってきました。

2022.11.12

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10.27(木)の夜は、第45回の順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今回のテーマは

 

 

前半:東洋医学的診察法⑫「弁証問診その4(女性生理)」

 

後半:実技デモ「婦人科疾患の体表観察のポイント」

 

ということで、前回の長瀬先生の講義に続き、婦人科にフォーカスした内容でした。

 

 

 

 

生理痛、生理不順、PMS、PMDD、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮癌、卵巣癌、不妊症、不育症、更年期障害などなど、婦人科がらみの症状や病気で苦しんでおられる患者さんは非常に多いです。

 

 

 

婦人科医院の方でも、痛み止めやホルモン補充療法などなど、色々な方法で対処しているものの、なかなか対処しきれていないのが現状ではないでしょうか。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が意外と効果を発揮します。

 

 

清明院でも、婦人科の主訴の患者さんを診ない日はありません。

 

 

外科手術を急いでせざるを得ないような腫瘍系の疾患以外であれば、ほとんどのものに、少なくとも有効ではある、という印象を持っています。

 

 

私の少ない経験でも、減薬、廃薬に導くことが出来た症例は数多くあります。

 

 

今回は、シリーズで講義している「弁証問診」にフォーカスし、患者さんが女性であったら、どのような疾患であっても婦人科に関する問診を取ることが重要である旨、お話ししました。

 

 

女性の一生における、初潮→月経→妊娠→出産→閉経という生理的な一連の流れにおける諸相には、その女性の体質素因や、重要な病理を示す情報が、多分に含まれています。

 

 

ですので、東洋医学的な診療においては全症例において婦人科に関する情報を聴取し、治療の役に立てます。

 

 

また、前回から対面ハイブリッド開催になったので、実技デモも行いましたが、音声、映像が思いのほか乱れており、オンライン参加の方には大変見にくかったと思います。

 

 

大変失礼しました。<m(__)m>

 

 

これは次回の12.15(木)の講義ではキッチリと修正し、リベンジしたいと思います。

 

 

 

暫くはハイブリッド開催になりますので、お近くの大学の方はぜひ現地にて、遠方の医大生の皆さんはオンラインで、お気軽にご参加ください☆(*‘∀‘)

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.11.11

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10.24(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

膝を中心とした全身の痛み

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、ポリオの後遺症であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、鍼灸治療によって疼痛は改善傾向、という症例でした。

 

 

中医学では痛みときたら、大きく「不通即通」「不栄即通」と分類して考え、どちらなのか、あるいは両方であってもそのウエイトは?と考え、治療を進めます。

 

 

我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、複数の経穴でアプローチすることが多いようです。

 

 

 

解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまで二数十例はあると思います。

 

 

そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第44回 順天堂東医研に参加してきました。

2022.10.04

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9.29(木)の夜は、第44回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生

 

 

テーマは

 

「女性に学ぶ東洋医学」

 

ということで、婦人科疾患にフォーカスした内容でした。

 

 

生理痛、生理不順、PMS、PMDD、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮癌、卵巣癌、不妊症、不育症、更年期障害などなど、婦人科がらみの症状や病気で苦しんでおられる患者さんは非常に多いです。

 

 

 

婦人科医院の方でも、痛み止めやホルモン補充療法などなど、色々な方法で対処しているものの、なかなか対処しきれていないのが現状ではないでしょうか。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が意外と効果を発揮します。

 

 

清明院でも、婦人科の主訴の患者さんを診ない日はありません。

 

 

外科手術を急いでせざるを得ないような腫瘍系の疾患以外であれば、ほとんどのものに、少なくとも有効ではある、という印象を持っています。

 

 

私の少ない経験でも、減薬、廃薬に導くことが出来た症例は数多くあります。

 

 

今回は、「婦人科三大処方」なんてよく言われる「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」「加味逍遙散」の3つの方剤を、例題を交えて分かり易く紹介して下さり、学生さんも非常に興味津々で聴いておられました。

 

 

また、今回から再び対面ハイブリッド開催になったので、「当帰芍薬散」の煎じとエキス剤、両方の試飲会もやって、煎じ薬とエキス剤の違いについても、体験して学びました。

 

 

やはり煎じとエキスでは、香りから味から、同じ方剤でも全然違います。

 

 

「こんなに違くて、ホントに同じ効果が出るのか・・??」

 

と思ってしまいますね。苦笑

 

 

漢方のエキス剤という、ある意味偉大な発明をしたのは、実は戦時中の日本人の先生方なんですが、功罪あるよなあ、と改めて考えさせられました。

 

 

先日の学生さんのPMSの発表、今回の婦人科基本方剤と続いて、次回、10.27(木)の夜は私から

 

「女性生理の問診」

 

「婦人科疾患で注目すべき体表所見」

 

という、婦人科シリーズでいきます!!

 

 

ハイブリッド開催になりますので、全国の医大生の皆さん、ぜひご参加ください☆(*‘∀‘)

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.09.29

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9.26(月)の夜は、いつもお世話になっている長瀬真彦会長にお声がけ頂き、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

大腸と右足のすねの内側からの出血、日中の倦怠感、16時頃からの微熱、不眠・中途覚醒

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、うつ病であったり、癌であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、現状はどうにか改善傾向ではあるものの、対応に苦慮しておられる、という症例でした。

 

 

こういう症例に、駆け出しの先生が鍼灸単独で臨むというのは、ある意味非常に危険なことではありますが、私も在宅医療を20年以上やっていますので、

 

苦慮しながらも一生懸命やっている、また、こういう症例をこそやりたい、と考える気持ちはよく分かります。

 

 

しかし、その清らかな気持ちと同時に重要なのは、そもそも往診治療を成立させてくれている、同意書を書いて下さっている医師の先生との綿密なコミュニケーションや、

 

患者さんの服薬内容などの西洋医学的な処置にも複眼的に注意を払いながら、置かれている環境まで含めて患者さんを俯瞰で見て、「三方よし」で慎重に進める姿勢でしょう。

 

 

また、それと同時に、基礎中医学的な「出血」「発熱」のメカニズムをキチッと押さえながら、学術的に的確な弁証論治も進めないといけません。

 

 

解説の先生方が問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

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第20回 DAPAカンファレンスを視聴しました。

2022.09.16

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9.12(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスを視聴してきました!!

 

 

 

今回のテーマは

 

 

Case 37【漢方クリニックからの紹介 40代不妊の症例】

Case 38【死産に関わった症例】※非公開

 

という二本立て。

 

 

先日の北辰会での「陰部瘙痒感、堕胎」の症例もそうでしたが、非常に多いです、不妊や不育に限らず、婦人科疾患のご相談。

 

 

通常、結婚して、普通に性生活があるのに1、2年妊娠しない、となれば、不妊症を疑って、夫婦ともに婦人科でホルモンの値や精子の状況等、検査される方が多いようです。

 

 

そして、食生活等の生活習慣の改善から、排卵日を意識したタイミング法、人工授精、体外受精と、それぞれのケースに応じて不妊治療が始まります。

 

 

それですぐに赤ちゃんを授かってしまえば、鍼灸には来ないでしょうが、上記をやっても、なかなか授からないといった場合に、鍼灸院の門をたたくケースが多いようです。

 

 

なので、鍼灸院に見える不妊症や婦人科疾患の患者さんというのは、その時点でけっこう重い、あるいは難しいものが多い、という現実があります。

 

 

鍼灸治療は、不妊や不育の治療における、どのフェイズで介入しても、有効、有益な手立てとなり得ると、私は考えています。

 

 

しかし、もちろん難しいケースがあるということも事実ですし、ある意味人生のかかった不妊治療で、切迫感のある患者さんと向き合うということは、容易なことではありません。

 

 

今回は、参加された先生方が提示して下さったいくつかの文献も引きつつ、現実に即した、なかなかリアルな、いい議論が出来ていたと思います。

 

 

 

◆参考

 

妊娠中でのCOVID感染の転帰の論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35970201/

 

妊娠中の鍼治療の安全性:システマティックレビュー

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4112450/#!po=40.1515

 

妊娠中のアルコール暴露での転帰の論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34446055/

 

妊娠と鍼灸についての文献

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32952799/

 

 

 

 

次回は10.14(月)の20:00~やるようです。

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました。

2022.07.13

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先日告知しましたが、7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」

 

という内容で、オンライン講義してきました!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)

 

 

 

前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わりまして、今回が一回目です。

 

 

新企画では、これまでは一回一回申し込み手続きをする必要があったのが、今後はアカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。

 

 

ただし、今回からはリアルタイムで視聴出来るのは医師、医学生の方のみ限定、となるんだそうで、鍼灸師や薬剤師など、あるいはそれ以外の方で、

 

どうしても視聴したいという方はこちらから申し込んで頂ければ、後日視聴できるんだそうです。

 

(また、これはとりあえずの対応策であり、今後はまたどなたでも参加できるようになるかもしれず、まだ始まったばかりの企画であり、諸々検討段階、とのことでした。)

 

 

 

・・・まあ僕としては、僕の話を聴いた人の目が少しでも輝くなら、何でもよい。笑

 

 

 

医師、医学生対象、ということですから、僕としても、鍼灸学生や鍼灸師対象の講義では正直あまりウケない(苦笑)、漢方薬の話や、現代的な研究の話を入れ込みつつ、

 

楽しみながら工夫をして、お伝えさせて頂いておりますが、この企画を通じて、参加された医師の先生方に、東洋医学に対する正しい認識が少しでも広まれば、

 

ささやかながらでも、助かる患者さんが増えるのではないか、と思い、そうなることを願いながらやっております。

 

 

 

因みに今回の講義では、先日発売された「今や唯一の鍼灸業界専門誌」である『Tehamo』2号に掲載された、舌診に関する座談会を参考に、

 

舌診の現代的な研究論文(英文)を紹介させて頂いたので、下記にリンクを貼っておきます。

 

『Tehamo』には、私が知っている先生も多く記事を投稿されています。とても記事の質が良いので、鍼灸学生や鍼灸師の方、あるいは鍼灸に興味を持つすべての医療従事者は、必ず読みましょう☆)

 

 

 

 

 

◆Yellow tongue coating is associated with diabetes mellitus among Japanes non-smoking men and women

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/advpub/0/advpub_JE20160169/_article/-char/en

 

◆Scalloped tongue is associated with nocturnal intermittent  hypoxia among community-dwelling Japanese the Toon Health Study

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28548303/

 

◆The relationship between sarcopenia and oral sarcopenia in eldery people.

https://researchmap.jp/okunokentaro/published_papers/25625799

 

◆睡眠時ブラキシズムと睡眠時無呼吸

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sgf1994/15/2/15_2_95/_pdf

 

◆Ill-fitting dentures and oral cancer:a meta-analysis

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S136883751400236X

 

◆Tongue color clustering and visual application based on 2D mation

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31713089/

 

◆Proposal for a new non-contact method for measuring tongue moisture to assist in tongue diagnosis

https://www.hindawi.com/journals/bmri/2015/249609/

 

◆舌画像解析によるシェーグレン症候群の診断支援

https://www.m.chiba-u.ac.jp/class/wakan/tongue2021/

↑↑これは講演であり、どこかに文章化されているかは不明でした。

 

◆舌診・顔面診撮影システムの運用

https://dbarchive.biosciencedbc.jp/yokou/pdf/2010/201003088150062.pdf

 

 

 

 

 

 

・・・さて来月は8.27(土)18:30から、これまた東洋医学の診療には欠かせない診察法の一つである「腹診」についてお伝えしようと思っております。

 

 

 

 

また近くなったら告知しようと思っていますが、お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

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「超越漢方研究会」を視聴しました。

2022.07.09

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昨日のニュースで、心を痛めてしまっている方がほとんどだと思います。

 

 

私もその一人だし、昨日の夜から、今日診た患者さんにも、多かったです。

 

 

まだ事件の詳しい背景は分かっていないし、今後全て明らかにされるかどうかも分かりませんので、今あのニュースを見ても、やるせない気持ちになるだけ、ここは落ち着いて、各人が自分の人生に、集中していきましょう。

 

 

暫くは発信を控えようかとも思いましたが、ここはいつも通りいきたいと思います。

 

 

 

 

7.3(日)は、超越漢方勉強会にオンライン参加し、視聴しました。

 

 

これは、日本東洋医学会関西支部の先生方を中心に行われている勉強会で、今回は北辰会の漢方医でもある竹本喜典先生や、いつもお世話になっている賴建守先生が講演されるということで、初めて参加させて頂きました。

 

 

細々書いたらキリがないけど、内容は鍼灸家から見ても素晴らしかったと思います。

 

 

「半夏(はんげ)」という生薬について、有名な先生方がワイワイと非常に盛り上がっていました。

 

 

半夏はサトイモ科のカラスビシャクの塊茎の外皮を除去して乾燥させたもので、化痰止咳平喘薬、と言われるグループに属する生薬です。

 

(まあ要は痰をとって呼吸を楽にする作用のある生薬ね。)

 

 

性味は辛温、微量ですが有毒、帰経は脾、胃と言われます。

 

『中医臨床のための生薬学』P334 参照)

 

 

そのままなめると、マジで咽喉(というか気道全体)がとんでもない乾燥感に襲われます。苦笑

 

 

昔、蓮風先生が半夏をなめてとんでもない目に遭ったというので、真似してなめたら、やはりドエライことになりました。苦笑

 

 

絶対真似しちゃダメです!!

 

(・・といっても、やっちゃう奴いるんだろうなあ。。。)

 

 

そしてこの半夏の毒性を消すのが生姜(生薬名しょうきょう:生のショウガ)なんですね。

 

 

因みに、半夏+生姜で小半夏湯という漢方薬で、これに茯苓を加えたのが、妊娠悪阻に良く用いられる小半夏加茯苓湯ですね。

 

 

この方剤は船酔いなんかにも応用されることがあり、実は小半夏加茯苓湯には、僕も以前助けられました。笑

 

小半夏加茯苓湯と船酔い 7

 

 

我々鍼灸師が、経穴の、ある一穴で盛り上がれるように、漢方家もあのように、生薬一つであーでもないこーでもないと盛り上がれるようであって欲しいな、楽しそうだな、と思いましたね。

 

 

 

臨床は、そりゃあ厳しいことも多々ありますが、やはり、仕事は基本的には楽しんでやらないと。

 

 

 

 

 

 

 

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第42回 順天堂東医研に参加してきました。

2022.06.22

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6.17(木)の夜は、第42回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回もハイブリッド開催であり、終了後にミーティングもあったので、大学に出向いて参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている吉祥寺中医クリニックの長瀬眞彦先生

 

 

講義タイトルは「生薬って何だ? -症例から学ぶ生薬たちの薬能-」です。

 

 

漢方医にとって欠かせない「生薬」をテーマにした講義は、これまでにも2019年の8月に「煎じの実践」、2021年の5月に「生薬を知ろう」というタイトルで行われましたが、

 

「煎じの実践」の方は動画が残っておらず、今回改めてリビルドして講義して下さいました。

 

(これでまた、順天堂東医研アーカイブが完璧に近づきましたね。。。)

 

 

因みに全国の他大学の医学生の皆さん、順天堂東医研の2018年12月から今日までの講義資料と動画は全て保存してあり、共有可能ですので、是非ご相談ください。

 

(動画は2020年以降になります。)

 

 

講義しつつ、教室で補中益気湯を煎じ、エキス剤との違いを味わいながら講義を進め、学生さんに味の感想をコメントしてもらったり、今学んだ内容をクイズ形式で答えるという試みもあり、素晴らしかったです。

 

 

やっぱ対面はいい!

 

 

しかし、ハイブリッド(オンライン)も重要。

 

 

オンライン参加の学生さんたちに、あの教室の熱気がどの程度伝わったか分かりませんが、今後はオンライン参加でも、まるで教室にいるかのような疑似体験が出来るような、講義の在り方が求められる時代になるのでしょうね。

 

 

目の前の聴講生のみを意識した講義では、イマイチと言われるのかもしれません。

 

 

まあそう考えると、テレビタレントの方やアーティストの方は流石ですね。

 

 

会場も盛り上げつつ、お茶の間も盛り上げてるわけですからね。

 

 

そんなことを考えながら、講義を聴いていました。

 

 

さて、私のこれまでの主要講義はアーカイブ化が終わっていますので、来月からはまた新しい扉を開いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第12回古典ライブを視聴しました。

2022.06.17

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6.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!

 

 

今回も岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材に、「嘔吐・翻胃(おうと・ほんい)」というテーマでの講義でした。

 

 

これねー、意外と多いんです。

 

 

特に若い人で。

 

 

最近も、消化器内科の先生から、比較的若い患者さんの「FD(Functional dyspepsia 機能性ディスペプシア)」の患者さんを紹介して頂き、何例か診ているところです。

 

 

実は僕自身も、20代のある時期に、一過性でしたが、嘔吐癖のようなものがついてしまったことがあって、以前はお酒を飲んでも相当飲まなければ吐くことはなかったのですが、

 

少し飲んだだけで吐くようになり、酒を飲んでいなくても常に悪心があるような状態となり、結構苦労した思い出があります。苦笑

 

 

また、患者さんでは、もう10年以上前ですが、すい臓がんの末期の患者さんで、亡くなる寸前まで診させてもらった患者さんでしたが、最後はもう黄疸が出て、嘔吐が止まらず、

 

吸い飲みの水や、自分の唾液を少し飲んだだけでも真っ黄色の胆汁まで吐いてしまい、非常に可哀想だったのをよく覚えています。

 

(まさに今回の講義で言う”翻胃”、”上膈”の病の状況だったんでしょうね。)

 

 

このように、軽症から重症まで、非常に様々な思い出がよぎる嘔吐ですが、今回の講義では「胃の冷え」に注目しつつ、「脾胃は寒熱の偏りを嫌う」ことに着眼せよ、という内容で、非常に参考になりました。

 

 

具体的には、嘔吐を治す時に、もし胃の冷えが原因のものであれば、生薬では生姜や山椒が重要になるということです。

 

 

酒ばっか飲んで嘔吐する人に、乾姜を使うことが重要とは、湿熱や湿痰を攻下する事ばかりを考えていた、20代の頃の僕にはほとんどない視点でしたね。笑

 

(・・・あの当時、とある有名な漢方の先生が、僕に対して温剤を処方した意味が、少し分かりました。)

 

 

まあ、平たく言えば、吐くことによって邪気を排出する側面と、吐くことによって正気が傷られる側面があり、そのバランスをよく考え、かつ、吐くことの原因を慎重に追及しないと、なかなか治らないよ、ってことですね。

 

 

あとは、酒飲んだら、基本的には運動と利尿が重要で、むやみに下したらいけないよ、とか、奥村先生が以前から盛んに研究されている「膜原」に対する理解、というのも、重要な指摘ですね。

 

 

やはり膈膜ライン、帯脈ライン、その中心にある胃土エリアは重要だ、というところに行き着きますね。

 

 

また、今回も奥村先生の古典研究の精緻さが光っており、日本の江戸期の古典の中に引用されている、中国の古典にさらに当たって、その文章の内容の違いから、

 

各時代、各国の先生方の考えを類推するという、ベーシックだけど非常に重要な研究方法で、いつもながら、頭が下がる思いがしました。

 

 

こうやって、臨床上よくある症状でも、歴史を掘り下げると、非常に奥が深いことがよく分かりますね。

 

 

なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。

 

 

これを機に入会の方はこちらからぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研、アクティブラーニングイベントに参加してきました。

2022.05.11

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清明院では現在、求人募集しております。

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5.9(月)の夜は、順天堂東医研のAL(アクティブラーニング)イベントに、オブザーバーとして参加しておりました。

 

 

これはどういうものかというと、実は先日行われた第3回シンポジウムのスピンオフ企画のようなもので、あの時シンポジウムに登壇された千葉大教授の並木隆雄先生と、

 

その場で意気投合した順天堂教授の谷川武先生の発案によって、今年度の新入生の歓迎イベントとして、並木先生と、横浜薬科大准教授である伊藤亜希先生が行っている、

 

動画やオンラインを駆使した教育ツールであるAL(アクティブラーニング)というものを使って、全国の医大生みんなで漢方の初歩を学んでみよう、という企画です。

 

 

今回、そこまで大きく告知宣伝したわけでもなかったのに、全国16の医学部から、60名を超える参加者があり、大変盛り上がっていました。(゜o゜)

 

 

学生主催のイベントでこれは、なかなか凄いことで、今はあっという間にネットやSNSを介して全国の仲間と知り合うことが出来、イベントを行える、スゴイ時代です。

 

(もちろん、反面怖い部分もありますがネ。)

 

 

これを上手く使えば、自身の学術の研鑽、同じ考え方を持つ仲間の獲得には絶対有益だと思います。

 

 

また今回、嬉しかったことに、私の地元である群馬大学医学部の学生が多く参加しておりました。

 

 

実は、群大医学部は私の実家から徒歩5分の位置です。笑

 

 

小学生の時は群大のキャンパス内にあるイチョウの木の下で銀杏を拾っていましたし、中高生の時は群大の目の前にあるボーリング場と、併設されているゲーセンにたまっていました。笑

 

 

高卒後、群大医学部に進学し、今では立派な医師になった同級生もいます。

 

 

また、今から数十年前、蓮風先生が群馬で行った講演会の後の懇親会で、参加していた医大生に鍼灸医学を熱く語った様子の一部がテープ起こしされて、

 

北辰会機関誌『ほくと』に載っているんですが、その学生は群大の学生で、現在では有名な先生だったりします。

 

 

因みに私の母も叔母も、現在、群大病院にかかっていたりします。苦笑

 

 

そんなわけで、群大の子らはなんか他人に思えなくて、地元に帰ったような気分もして、なんか嬉しかったですね。

 

(まあ、群大生でも、群馬の子ばかりではなかったようですが。。。笑)

 

 

アクティブラーニングの学習ツールに関しては、私も今回初めて使ってみましたが、まあ、欲を言えば改善した方が良い点はあるとは思いますが、

 

基本的には何回も視れるし、好きな時間に視れるし、基本的知識を身に付けるには非常に有用なツールだな、と思いました。

 

 

東洋医学の概念、例えば「六病位」についてだったら、まずはそれに関する講義動画を視て、その後に知識を確認する問題が出て、回答を選択して、正誤を判定する、というものです。

 

(この動画が短いというのもいいですね。)

 

 

これを繰り返せば、自分が「六病位」のどこが理解できていないのか、すぐに浮かび上がる、というもので、厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた医大生にとっては、こういうのはお手の物でしょう。

 

 

今後はもっともっとインターフェースやユーザビリティが向上し、恐らくyoutuberみたいな語り手も現れ、全体的にブラッシュアップされていき、基礎学習の主流になるんでしょうね。

 

(大学で行う座学授業、無くなっちゃうね。。。苦笑)

 

 

東洋医学の内容は膨大ですが、基礎的な内容自体は数千年変わらない訳なんで、こういうツールをうまく活用して繰り返し繰り返し学んで、会得したら、後が楽だと思います。

 

 

懇親会ではほんの少しですが、全国の学生さんとお話しすることが出来ましたが、いつもながら士気が高く、スゴイ可能性を感じましたね。

 

 

 

・・・さてさて、今年度も楽しみなことが色々ありそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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