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こんばんは。上村です。
前回はあくびについて書きました。
前回ブログ 参照
今回は東洋医学的に考えるあくびについて書いていきます。
眠い時や、退屈な時、疲労した時、寝起きなどに不随意に起こる呼吸運動(あくび)のことを、呵欠(かけん)といいます。
眠気が出る、あるいは覚醒後しばらく、呵欠が出るのは生理現象であると考えられています。
そうでないときにも関わらず、頻回に呵欠が出るのは、病理であるといわれています。
呵欠自体は、大きくたっぷり息を吸い込み、大きく息を一気に吐き出す行為であるが、これは肺気の宣発粛降機能を高め、腎へ納気させようとするものと考えられています。
また、胃の気の停滞により呵欠がでるともいわれています。
大きなため息やあくびをすることを、大息ともいい、緊張をほぐす為の自己運動、防御反応であり、気の停滞を生体が取り除こうとしている姿で肝胆の鬱の場合に起こり易いそうです。
肝鬱気滞、気滞血瘀、脾腎気虚などで、出やすいといわれています。
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