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こんばんは。齋藤です。
先日の地震は怖かったですね。汗
皆さん、大丈夫でしたか?
電車も止まってしまいますし、地震は怖いですね。
友人から、安否確認のメールがたくさん来て、ありがたかったです。
それでは、前回の続きですね。
前回の話はコチラ。
これまでも書いてきた通り、心神は各臓腑の機能活動を主導しています。
これは、人間の意識や思惟活動も含まれており、感性や記憶、理性なども、含まれます。
人間の意識、思惟活動について、『素問・本神篇』にも記載されており、「物を任ずるゆえんは、これを心という;心憶う所ある、これを意という;意の存する所、これを志という;志によりて存の変ずる、これを思という;思によりて遠く慕う、これを慮という;慮にて物に処する、これを智という」と述べており、ここでの「心の物を任ずる」とは、客観的存在(物)が、感覚器官を通して心神に反映される過程を指しています。
「心憶う所ある」とは、心神が感覚器官を通して、捕らえた映像を記憶として留めておくことを指します。
「意の存ずる所」とは、心神が数回にわたって捉えた客観的事物の映像で、記憶として留めている材料を貯蔵することを指します。
「志によりて存の変ずる」とは、心神が貯蔵されている材料を思惟加工し、概念を形成します。
「思にて遠く慕う」とは、心神がすでに形成した概念を利用して、目前の判断できない客観的事物を推理する思惟段階を示します。
「慮によりて物に処する」とは、思慮を重ねて緻密に思考し、確信を持って物事に対処することを指し、理論による実践を指導します。
難しい事を書いてきましたが、我々が普段何気なく行っている、認識の過程を説明しています。
『内経』における認識の考え方に関しては、認識の源は「物」であり、目的も「物」で、物質第一の観点であることを示しています。
この様な考え方を、唯物主義と言います。
物凄く簡単にいうと、全ては物質から構成されているという考え方です。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利 (築地書館)
『素問 ハンドブック』 著:池田政一
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
 
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