東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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癇(かん)とは②

2025.06.10

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「癇(かん)」の弁証分類について、お話していきたいと思います。
 
 
 
1.痰火の癇
 
2.風痰の癇
 
3.痰瘀の癇
 
4.血虚の癇
 
5.腎虚の癇
 
 
 
癇が長期間反復すると、実から虚に転化していき、血虚または腎虚を呈し、最終的には腎虚となります。
 
 
 
本日は「痰瘀の癇」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
頭部外傷や鉗子分娩による外傷、周産期の母体に打撲等の既往がある、あるいは七情不和による鬱滞により気滞血瘀により瘀血が内生します。
 
 
 
瘀血が脳絡を閉阻すると虚風を生じて、発作前に頭痛を伴うことが多いです。
 
 
 
この瘀血が痰をともなって頭に上衝すると、神志が蒙閉されて癇を引き起こします。
 
 
 
この場合、発作時には、まず頭のふらつき、頭痛があり、その後叫び声をあげて昏倒して痙攣し、口から泡をふく、顔面・口唇のチアノーゼをともないます。
 
 
 
頭部外傷の既往歴がある、顔面、口唇が紫色、舌質紫で瘀斑がある、脈弦あるいは弦渋、口乾訴えるも水で口をすすぎたがるだけで飲みたがらない、曇天時・雨天時に発作を起こしやすい、という特徴をもちます。
 
 
 
治法は、化瘀滌痰を用います。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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