東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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神昏(しんこん)とは②

2025.08.12

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「熱入心包の神昏」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
温熱の邪が営血を焼灼し、心包に内伝して発症します。
 
 
「逆伝心包」の症状ですが、営分証と血分証の違いがあります。
 
 
 
営分証では、熱が営陰を損傷する為、夜間の高熱、不鮮明な斑疹、舌質紅絳色、無苔、脈細数などの症状がみられます。
 
 
 
『温熱論』では、「営分熱を受ければ、すなわち血液は劫を受け、心神は安んぜず。夜甚だしくして寝ることなし」、「その熱営に伝われば、舌色は必ず絳、……唇絳鮮色の者は、包絡病を受けるなり」という記載があります。
 
 
 
意識障害の程度は軽く、時に意識が明瞭になる特徴があります。
 
 
 
治法は、清営泄熱、醒神開竅を用います。
 
 
 
血分証では、営分証の症候以外に、吐血、鼻出血、血尿、皮下出血などの出血傾向がみられ、斑は点状は紫色を呈する特徴をもちます。
 
 
 
舌は心の苗であり、熱が血分に入り、津液を消耗して痰濁を生じ、これが心竅を阻塞すると、舌が強ばって言語障害が起こります。
 
 
 
また、熱邪が内を閉阻して、陽気が外に到達できないと四肢の冷えが起こります。
 
 
 
この場合の意識障害は高度である特徴をもちます。
 
 
 
治法は、涼血解毒、清心醒神を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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