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こんばんは。上村です。
前回の続きを書いていきます。
前回ブログ 参照
免疫とは、疫を免れる意味で、生体が自己にとって健全な成分以外のものを識別して排除する防衛機構のことをいいます。
免疫には、初めて侵入してきた異物に対して働く先天性免疫と、生体内に侵入した異物を記憶し、特異的に反応を示す後天性免疫があります。
先天性免疫不全の患児は、生まれた時から絶えず細菌感染を繰り返し、重篤な感染症に陥りやすいと言われています。
また、薬剤や放射線、後天的な疾患によって免疫不全となる後天性免疫不全もあります。
免疫反応は、異種の物質に対しておこる防御反応ですが、ときに反応が自己に向かってしまい、自己の組織を破壊する疾患を自己免疫疾患といい、全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチ、橋本病、などがあります。
免疫力が低下すると、感染症になりやすい、風邪が治りにくい、疲れ易くなった、肌が荒れるようになった、などの症状がでると言われています。
免疫力を低下させる原因は、肉体的にストレスの多い生活、睡眠不足、運動不足、精神的ストレスが過度にある、栄養バランスが悪い、アルコールの飲み過ぎ、喫煙習慣がある、抗生物質や解熱鎮痛剤の飲み過ぎ、加齢、などがあります。
続く、、
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こんばんは。二神です。(^0^)v
今日は久々に晴天でいい天気でしたね。皆さんもここぞとばかりに洗濯をしたのではないでしょうか。
明日からまた天候も崩れ、来週には台風も来るそうなので、体調管理には十分に気を付けてください。
さて、毎年10月20日は「世界骨粗鬆症デー」なのを皆さんはご存知でしょうか。
これは国際骨粗鬆症財団により行われる、骨粗鬆症に対して国際的に認識し
診断し専門研究を促すことを目的とした国際デーで90を超える国が
骨粗鬆症に取り組む社会の実現の為にイベントやキャンペーンを行っております。
歴史としては1966年10月20日に英国骨粗鬆症学会が骨粗鬆症の啓発を目的に創設し、
その後、1977年に国際骨粗鬆症財団に引き継ぎ現在に至ります。
日本でも2008年から世界骨粗鬆症デーの活動に注力しているようです。
なかなか、こういう仕事をしていないと気付かないことかもしれませんが、
骨粗鬆症の患者は推定2億人程度いると言われており、
高齢の女性に多く、特に閉経後の女性に発症しやすいとされており、
また、50歳以上の3人に1人は骨粗鬆症の疑いがあると言われています。
入院の原因としても骨粗鬆症による骨折は意外と多く、糖尿病、心臓病、
乳がんなどを上回っているのが現状のようです。
私も往診患者の中には骨粗鬆症を持っている患者さんももちろんいますし、
決して他人ごとではないですね。
今後も骨粗鬆症の患者は増えると言われており、国際骨粗鬆症財団は骨質を高め、
骨折を防ぐために次の事を推奨しています。
1、バランスの良い食事をとる。
→カルシウムとカルシュウムの吸収を高めるビタミンDを多く含む食品を取ることが大切。
2、ダイエットに注意する
→ダイエットをして栄養が不足してしまうと、必要なカルシュウムの摂取量も
低下してしまう為、注意が必要。
3、喫煙とアルコールに注意。
→喫煙と過度のアルコール摂取は骨粗鬆症のリスクを高めます。
4、骨を強くする運動を行う。
→若い頃に運動をしなかった人は、年齢が高くなると骨が弱くなり骨折しやすいことが
知られている。適度な運動を習慣化することで骨粗鬆症を予防できます。
5、日光を浴びる。
→ビタミンDはカルシウムの吸収を良くします。骨成分に欠かせない成分は、
食事からだけでなく、日光浴により皮膚でも作ることが出来ます。
6、検査を定期的に受ける。
→骨粗鬆症は気付かないうちに進行してしまうことは多くあります。
定期的に検査を受けることにより、早期発見、早期治療に繋がります。
これを機会に皆さんも今後の健康、骨折予防の為にも、自分の体や生活を今一度、
見直してみてはどうでしょうか。
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