東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪⑨

2024.04.27

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

桜はあっという間に散り、葉桜になりましたが、街にはモッコウバラが綺麗に咲いていますね。

イエローに癒されながら往診できて嬉しいです。

 

 

 

 

さて、本日は陽明病の続きで、陽明熱証についてです。

前回の記事はこちらです。

 

 

 

 

陽明熱証は、陽明の裏熱が盛んであるが、まだ実を形成するまでには至っていない、無形の裏実証の段階のことです。

 

 

 

 

 

この場合、熱は気分レベルにあります。

表裏全てに熱症状が現れます。

 

 

 

 

陽明熱証の四大症状は、大熱、大汗、大渇、脈:洪大です。

 

 

 

 

熱が全身に広がっているため、表裏全て熱の影響を受けます。

 

 

 

 

 

熱が盛んだと熱が津液に追われて外へ外へ向かい、腠理が開き発汗します。

 

 

 

 

 

そして熱により津液が損傷されるため、口や絶対も乾燥し、喉が渇きます。冷たいものを欲し飲みます。

 

 

 

 

 

治療は、清熱生津を目的に白虎湯を用います。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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