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こんばんは。齋藤です。
寒いですね!
あと一か月もしたら、立冬を迎え、暦の上では冬になります。
一年あっという間ですね!
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、心神と意識行為の関係に関して、書いていこうと思います。
中医学では、人間の意識支配下による随意運動は「魂」の範疇に属し、心神の支配により、肝が筋を主る行為によって完成されるとされています。
「魂」は、五神で考えると肝に属します。
また、発声という行動で考えると、肺は音声の門で、腎は音声の根です。
心神が正常で、かつ発声器官の各部分が心神の主宰のもとに、協調して動く事により、言語を通じて、考えを伝える事ができ、コミュニケーションを取る事ができます。
もし、心神が何らかの影響で損傷してしまった場合、協調性が失われ、「失語」「妄言」などが現れると考えられています。
『霊枢・憂恚無言』には、「突然嘆いたり怒ったりしたために、急に声が出なくなる者」が見られると記載されています。
また、発声器官の各部分の運動失調により、「言葉が思うようにしゃべれない」などの症状が現れます。
『内経』では、「脾は意を蔵す」「智周焉より出ず」など、人間の意識・思惟活動と、その他の内臓の機能活動との関係性を記しています。
「心は神を蔵し」て、「神明を主り」、「主明らかなれば即ち下安ずる」という理由から、人間の意識・思惟活動は、心神の主導のもと、各々の臓腑が共同で完成する機能活動であると考えられます。
西洋医学では、随意運動の一切は、脳から指令が行くことで、動かすことができ、全ての感覚は脳で感じるとされています。
中医学でいう心神の働きと、西洋医学の脳の働きは少し似ているかもしれませんね。
当り前の事かもしれませんが、我々人間が、どの臓腑のどの働きによって、発声をしているのか、身体を動かしているのかなど、中医学的に理解しておく必要があります。
また、全て心神が関与してはいますが、実際に心神の問題なのかを、問診などを元に確認してく必要があると思います。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利 (築地書館)
『素問 ハンドブック』 著:池田政一
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
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こんばんは。松田です☆″
今日も厳しい暑さでした。
ここ数日の間でも、突然の雷雨になることもあり、いつも折り畳み傘の準備が必要だなと思います。
先日、前期最後の実習巡回に行ってきました。
昼間の巡回なので、やっぱりとても暑かったですね。
今回、最後の巡回だったため、総まとめの学生の印象を伺いました。
良い印象としては、指導したことを素直に聞いて実践している、利用者さんやスタッフとのコミュニケーションも日を追うごとに良くなっている、とても真面目に取り組んでいる、社交的に積極的に動いているなどがありました。
一方で、改善として指摘して頂いた点は、実習生だが一スタッフとしての認識不足、社会人としての態度についての内容でした。
ただ、今回巡回した施設では、指導者の方から本人にしっかりと指摘して頂いたため、非常にありがたいなと思いました。
勉強や技術の習得に関わる指導よりも、そういった意識や態度などの指導の方が非常に難しいです。
もちろん学校でも指導はしますが、学校で教員が指導するよりも現場で実際に働いている業界の先輩方から直接指導される方が効果が高いのではないかなと思います。
教育が至らず、ご迷惑をお掛けして申し訳ないという気持ちもありますが、実際の現場で指導して頂けて大変ありがたく思います。
一つの施設に数回しかない実習ではありますが、見学や指導を通して、少しでも業界への理解を深めたり、一社会人、鍼灸師、個人として成長してもらえたらなと思います。
やはり、今回改めて外部での臨床実習は有意義なものだなと実感しています。
全部終わった後の学生のレポートと施設毎に送られてくる評価表、コメントを見るのが楽しみであり、しっかり今後の実習の参考にしたいと思います。
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