お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 浅田です
前回の続き
参照
短脈の続き
臨床上、気虚血少の病者に短脈が現れると言われていますが、必ずしも短脈=虚証ではありません。
短脈で有力なら気の鬱滞で、無力なら気の不足であり、虚実で大きく2パターンに分けることができます。
気の不足によって、脈が十分に満ちておらず、拍動が弱くて寸口から尺位まで血を届かせられず、短脈となる場合がまず一つ。
気の鬱滞によって、脈の端まで伸び伸びと血を巡らすことできなくても、短脈となるのです。
長脈でも述べましたが、寸口と尺位でどちらが特に短くなっているのかを診て、上下の異常、陰陽の異常などを診ることができます。
『黄帝内経太素』には、
関上から寸口までを九分として、
脈動が九分以上の場合は、長脈で陽気有余陰気不足で、
脈動が八~七分の場合は、短脈で陽気不足である
と書かれています。
つまり、関上から寸口までの二点間の距離で、長脈なのか、短脈なのかを判断しており、陽気の過不足を診る事ができるということです。
これも、なるほどーと思える、参考になる考え方です。
脈の長短は普段意識していませんでしたが、意識してみるとまた診え方、考え方が変わってくるかもしれません。
◆参考文献
『脈経』たにぐち書店
『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店
『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部
『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店
『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社
『基礎中医学』燎原
『難経鉄鑑』たにぐち書店
『東洋医学の宇宙』緑書房
『現代語訳素問』東洋学術出版社
『漢辞海』三省堂
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 浅田です
前回の続き
参照
前回の長脈に続き、今日は短脈です。
まずは短脈の「短」という字について調べてみましょう。
「短」には、
・長さがない
・高さがない
・低い
・距離がない
・遠くない
・近い
・乏しい
・つたない
・不得意とする
・欠点を指摘する
・縮める
・減らす
・欠点
・欠け
・あやまち
などの意味があります。
短脈は、長脈の反対で、寸口から尺位において脈が短いものです。
ある脈は寸口が短く、ある脈は尺位が短いという状態になることもあります。
「短」の字は、乏しい、拙いなど、弱いイメージですが、短脈は、弱くなく、有力な場合もあるので、脈の長短に加え、脈の有力無力を診て、鑑別していく必要があります。
続く…
◆参考文献
『脈経』たにぐち書店
『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店
『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部
『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店
『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社
『基礎中医学』燎原
『難経鉄鑑』たにぐち書店
『東洋医学の宇宙』緑書房
『現代語訳素問』東洋学術出版社
『漢辞海』三省堂
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.26
袋の中の大地2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実2025.05.14
問診に関して㉙(発汗の問診②)2025.05.13
絶汗(ぜっかん)とは