東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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遅脈、数脈③

2020.12.22

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

浮脈

浮脈②

沈脈

沈脈②

遅脈、数脈

遅脈、数脈②

 

 

 

参照

 

 

 

今日は、遅脈が示す病理についてです。

 

 

 

遅脈は、陰陽でいうと陰が旺盛の場合に現れます。

 

 

 

『景岳全書』には、

 

 

 

遅為陰脈.…乃陰盛陽虚之候.

 

 

 

と書かれていて、

 

 

 

遅脈は陰が旺盛で、陽が虚損している徴候です。

 

 

 

寒邪や湿邪などの陰邪が、陽気を衰弱させたり、停滞させることで遅脈となります。

 

 

 

脈が遅く徐々に拍動するものは、元気が充実していないことが多い為、妄りに瀉法を施してはいけません。

 

 

 

『頻湖脈学』には、

 

 

 

益火之原.以消陰翳.

 

 

 

と書かれてあり、

 

 

 

陰を消すには、火の原を益して、まず陽気を強盛することが重要だと述べられています。

 

 

 

『胃の気の脈診』にも、

 

 

 

遅脈は陽気の弱りか停滞だと述べられており、陽気の異常に着目すべきだということがわかります。

 

 

 

 

続く

 

 

 

◆参考文献

『脈経』たにぐち書店

『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店

『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部

『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店

『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社

『基礎中医学』燎原

『難経鉄鑑』たにぐち書店

『東洋医学の宇宙』緑書房

『現代語訳素問』東洋学術出版社

 

 

 

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