東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

濇脈

2021.01.31

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

浮脈

浮脈②

沈脈

沈脈②

遅脈、数脈

遅脈、数脈②

遅脈、数脈③

遅脈、数脈④

虚脈

虚脈②

実脈

実脈②

滑脈

滑脈②

 

 

 

参照

 

 

 

今日は濇脈について

 

 

 

濇脈の「濇」の字は「渋」と同じ意味で、濇脈を渋脈ということもあります。

 

 

 

「濇」「渋」を調べてみると

 

 

 

・なめらかではないさま

 

 

 

・しぶい

 

 

 

・きしむ

 

 

 

・滞っているさま

 

 

 

という意味があります。

 

 

 

「渋」という字は、渋滞という言葉に当てはめられるように、

 

 

 

物事がスラスラ進まず、滞るさま

 

 

 

という意味で使われます。

 

 

 

(『漢辞海』参考)

 

 

 

「渋」の旧字は「澁」で、

 

 

 

“さんずい”に、“止”という字で、

 

 

 

水の流れが止まるという意味が一文字で表されています。

 

 

 

この「濇」「渋」が使われる濇脈(渋脈)は、まさに字の如く、脈の往来がスムーズではなく、しぶって停滞しがちな脈なのです。

 

 

 

細くて、短く、滑らかさがなく、流れにくそうな印象の脈です。

 

 

 

竹を小刀で削るように抵抗があると表現されたり、

 

 

 

乾いた砂を雨水がジワジワと潤すような感じと表現され、

 

 

 

病気になった蚕が葉をゆっくり食べるような感じであると表現されます。

 

 

 

このように様々な表現がありますが、濇脈(渋脈)は、抵抗感、渋滞感があり、滑らかさがなく流れにくそうな印象の脈なのです。

 

 

 

続く

 

 

 

 

◆参考文献

『脈経』たにぐち書店

『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店

『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部

『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店

『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社

『基礎中医学』燎原

『難経鉄鑑』たにぐち書店

『東洋医学の宇宙』緑書房

『現代語訳素問』東洋学術出版社

『漢辞海』三省堂

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 浅田

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ