東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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妊娠腹痛(にんしんふくつう)とは④

2026.06.09

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「気滞の妊娠腹痛」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
肝は血を蔵すため、血海とも呼ばれますが、妊娠すると胎元を養うために血の必要用量が増えます。
 
 
 
そうなると母体は妊娠前と比べて血不足となってしまいます。
 
 
 
すると、肝陰である肝血も不足することになり、肝陽である肝気を抑えることが出来なくなって鬱していまいます。
 
 
 
そして、肝気鬱結から気滞が生じて、気滞によって血行が停滞して、胞脈も阻滞されてしまい、腹痛が発生します。
 
 
 
特徴としては、脹ったような腹痛、脇痛、イライラ、易怒、噯気、食欲不振、脈弦滑といった肝の病証がみられることです。
 
 
 
治法は、養血調肝、理気止痛を用います。
 
 
 
これまでみてきたように、妊娠腹痛は、一般的には気血の運行が十分でなくなり、胞脈が阻滞して生じます。
 
 
 
胞脈が阻滞される原因としては、寒凝と気滞が多いです。
 
 
 
また、注意が必要な場合は、痛みが激烈で大汗が出る場合であり、救急処置が必要となる為、素早く状態を把握し、迅速に対処する必要なこともある症状です。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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