お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2018.12.12
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら !!
*****************************************************************************************
読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
*****************************************************************************************
こんばんは。二神です。(^0^)v
急に本格的な寒さが到来し、昨日も雨が降っていたせいか非常に寒く、手がかじかむほどでした。
これからは一段と防寒対策を徹底して元気に往診したいと思います。
ところで、患者さんのお宅にお伺いすると、「入ってください」と言う方もいれば、
「上がってください」と言われることもあります。なぜ表現として上がってくださいと言うのかは、
単純に昔の家屋では庭先や土間などから、履物を脱いで部屋に上がったという意味で、下から
上に上がることを意味しているようです。
しかし、それ以外にも意味があるようで、昔ながらの日本家屋には長押と鴨居という
ものがあります。
長押とは障子や襖の上に設けられた溝のある横木で、鴨居とは家の柱から柱へと水平に
渡された横木の事を言います。
昔はこの長押と鴨居より上は神様の場所と考えられており、家の中の高いところは
神様がいる場所、長押や鴨居より下は人間が住む場所と分けて、天と地の結界を示す
役割を果たしていました。
神棚の位置も長押や鴨居より上ですし、亡くなった先祖の写真も長押や鴨居より上に設えます。
確かに祖父の家には故人の写真は上の方に置いてありました。
皆さんもどこかで一度は見たことがあると思います。
私はただ、邪魔だし、当たったり倒したりして壊してしまうとよくないので、単純に
上に置いてあるのかと思っていましたが、故人の写真があの位置にあるのにもしっかり
意味があったようです。(笑)
また、家の中の柱にも重要な役割があり、単純に家が崩れないようにしているということも
もちろんですが、昔から柱には神様が宿るとされていて、家を守ってくれると
考えられていました。
出雲大社や伊勢神宮では心御柱と呼ばれる柱もあり、柱=神とされており、神様の事を
一人、二人と数えるのではなく、一柱、二柱と数えるのはこのような事からきているようです。
昔の住まいでは家の中心に大黒柱がありました。家の中で家計を支える主を大黒柱と
言うのもそのためです。
このような理由から、昔の人は家をとても神聖な場所としていました。
その為、入るという表現より、上がるという表現を活用していたのだと思います。
私も毎日沢山の患者さんのお宅にお伺いしますが、今一度気持ちを改めて、
家に上がらせて頂き、精一杯治療に臨もうと思います。
*****************************************************************************************
読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
*****************************************************************************************
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却2025.07.24
第3回《肺》境界をまもり、境界をひらく2025.07.23
問診に関して㊴(二便の問診⑤)2025.07.22
畏悪風寒(いおふうかん)とは④2025.07.21
2025年夏 参議院選挙2025.07.20
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告③2025.07.19
気象発病学説⑥2025.07.18
ほどよい疲労感2025.07.17
第2回《肝》停滞する部屋、動けない自分2025.07.16
問診に関して㊳(二便の問診④)2025.07.15
畏悪寒風(いおふうかん)とは③2025.07.14
血の病⑮2025.07.13
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告②2025.07.12
梅雨明け2025.07.11
茅の輪2025.07.10
第1回《脾》 整わない部屋、調えられない心2025.07.09
問診に関して㊲(二便の問診③)2025.07.08
畏悪風寒(いおふうかん)とは②