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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回のお話はコチラ。
房労は傷腎だけでなく、心・肝の臓にも影響が及びます。
房労により腎陰が不足して心陰を上涵できず心火が亢盛になったり、腎陰の不足が肝陰にも及び肝腎陰虚から相火亢盛を引き起こしたりします。
肝は宗筋を主り、肝脈は陰器を絡っているので、房労は直接肝を損傷します。
前回も書いたように、腎精は成長・発育・生殖の最も根本的な生命活動の動力源です。
その為、早すぎる時期での性交渉は陰精の消耗を招き、健康に重大な被害をもたらすと考えられています。
では、どの年代によってどれくらいの頻度や回数が適正なのか?という問題が出てきますね。
唐代に孫思邈先生によって製作された「千金方」では、男女の交接回数を「20歳では4日に1回漏らす。30歳の者は8日に1回漏らす。40歳の者は16日に1回漏らす。50歳の者は20日に1回漏らす。60歳の者は精を閉じて漏らしてはいけない」とも記載されていますが、全ての人に当てはめることはできないと思います。
その為、どの時期に性欲や、行為の回数がどのように変化していったか?それに伴って射精後の疲労感などは起きていなかったか?勃起状況はどうだったか?体調の変化などは起きていなかったか?なども含め色々な事を確認することにより、房労による労倦が発生していないかなどを確認する事ができると思います。
また、逆に回数が増えた原因について、生活環境なども含め、どういった事が影響しているのかも一緒に考えられるといいのかなと思います。
少し話がそれてしまいましたが、続く
参考文献
『基礎中医学』 神戸中医学研究会 (燎原)
『中医病因病機学』 宋 鷲冰 主編 柴﨑 瑛子訳 (東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践編』 監修 藤本蓮風 編者 一般社団法人 北辰会 学術部
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