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こんばんは!樫部です。
本日より「口渇」について、お話していきたいと思います。
口渇とは、喉が渇いて水分をほっすることをいい、内熱がある状態の際にみられることが多いです。
口乾は、口燥ともいい、口内が乾燥するものの、水分を飲み込む必要は必ずしも無い状態を指し、陰虚であることが多いです。
口渇は、体内の津液の量や散布状態が反映されており、寒熱虚実を弁証するときに非常に参考になる項目です。
口渇の有無、冷たいものと温かいものどちらを欲するかを明らかにすると、裏における寒熱の鑑別が可能となります。
例えば、口渇があり、冬でも冷たいものをを欲するようであれば、裏熱証の可能性が高くなります。
しかし、臨床では教科書通りに行くことは少なく、病位によっては熱証であっても口渇が出なかったり、寒証でも口渇を訴える場合もあります。
その為、口渇自体よりも、むしろ「温かいものを欲するか」、「冷たいものを欲するか」ということを問うことで、寒熱弁別の為に役立ちます。
一般的には、口渇がなく、夏て温かいものしか受け付けない場合は寒証、
口渇があり、冬でも冷たいものを好む場合は熱証である可能性が高いとされています。
つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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