お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2024.11.25
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。齋藤です。
そろそろ11月も終わってしまいますね。
気温も徐々に下がってきているので、体調管理には十分気を付けてください。
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
血の生成に関して書いていきます。
中医学でいう「血」は、皆さんが想像する血液と変わりなく、西洋医学の血液とほぼ同義です。
血はどのように生成されるのか、大きく分けて2つの過程があります。
1つ目は、『霊枢・営衛生会篇』に「ここ(中焦)に受くるところの気は、糟粕を泌し、津液を蒸し、その精微を化し、上り肺脈に注ぎ、すなわち化して血となし、もって生身に捧ぐ、これより貴きはなし、故に独り経隧を行うるを得る、命じて営気という」と記載されています。
飲食物が脾胃(消化器)の働きにより飲食物を消化し、水穀の精微を生成します。
水穀の精微により生成された営気によって、水穀の精微が血の流れる脈中に注がれ、肺によって上輸され、呼吸によって吸入された天空の清気と合するとともに、心の陽気(心火)の温煦作用によって、赤く変化し、血が生成されます。
胃腸で消化吸収された栄養分の一部が、血管を通して肺に運ばれ、呼吸で吸収した空気と結合した後、心に温められて赤い血になります。
と、簡単に書いてみましたが、いかがでしょうか?
さて、ここに出てくる営気とはなんでしょうか。
営は営運と栄養の意味を持ちます。
『霊枢・営衛生会篇』に、「営は脈中にあり」と記載されています。
営は血液中の気を指し、切り離すことができない為、「営血」と併称されることが多いです。
血液中の営気を、脈管外を流れる衛気と相対させると、衛気は陽に属すので「衛陽」といい、営気は陰に属すので、「営陰」と称されます。
主な機能として、血液を作り出す機能と、全身を栄養する機能があります。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.01.22
問診について⑯2025.01.21
舌苔灰黒(ぜったいかいこく)とは③2025.01.20
大寒2025.01.19
パーキンソン病に対する鍼治療の症例報告①2025.01.18
冬バテ2025.01.17
風邪予防2025.01.16
舌苔灰黒(ぜったいかいこく)とは②2025.01.15
問診について⑮2025.01.14
舌苔灰黒(ぜったいかいこく)とは①2025.01.13
成人の日2025.01.12
症例報告:パニック障害を患う28歳の女性④2025.01.11
小寒2025.01.10
試験直前授業2025.01.09
大便失禁(だいべんしっきん)とは②2025.01.08
問診について⑭2025.01.07
大便失禁(だいべんしっきん)とは①2025.01.06
謹賀新年20252025.01.05
新年のご挨拶2025.01.04
新しい年2025.01.03
2025年新春2025.01.02
新春のご挨拶2025.01.01
元旦2024.12.31
2024年もラストとなりました。2024.12.30
ゆく年くる年2024.12.29
2024年のご挨拶2024.12.28
新年へ向けて2024.12.27
いつもながら感謝2024.12.26
遺尿(いにょう)とは③2024.12.25
問診について⑬2024.12.24
遺尿(いにょう)とは②2024.12.23
血の病④2024.12.22
症例報告:パニック障害を患う28歳の女性③2024.12.21
冬至2024.12.20
年内授業終了2024.12.19
遺尿(いにょう)とは①2024.12.18
問診について⑬2024.12.17
尿後余瀝(にょうごよれき)とは②2024.12.16
そろそろ冬至2024.12.15
症例報告:パニック障害を患う28歳の女性②2024.12.14
忠臣蔵2024.12.13
ぎっくり腰2024.12.12
尿後余瀝(にょうごよれき)とは①2024.12.11
問診について⑫2024.12.10
小便清長(しょうべんせいちょう)とは①2024.12.09
久しぶりの映画鑑賞2024.12.08
症例報告:パニック障害を患う28歳の女性①2024.12.07
師走2024.12.06
進行速度2024.12.05
小便渾濁(しょうべんこんだく)とは④2024.12.04
問診について⑪