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こんばんは☆
吉澤です!
3)但熱不寒 fever without chills
発熱のみで悪寒しないもので、次のいくつかのタイプがあります。
① 壮熱 high fever
持続性の高熱 (38度以上)が下がらず、悪寒せず、逆に悪熱するもの。
風寒が裏に入り熱化したもの、
顔面紅潮、口渇(冷飲)、多汗を伴う(正気が十分にあり、
② 潮熱 tidal fever
潮の干満のように、
・骨蒸潮熱 bone-steaming tidal fever (陰虚潮熱):陰虚証
骨の中から蒸すような熱感が自覚的に感じられる潮熱。
病機は陰液の不足であり、陰が陽をコントロールできずに相対的に陽が盛んとなり内に虚熱が生じる
午後あるいは夜になると発熱し、微熱 (38度以下)が特徴。
五心煩熱、頬紅、盗汗、口や咽喉が乾燥する等の陰虚症状を伴う。
・日哺潮熱 late afternoon tidal fever (陽明潮熱):陽明腑実証
日哺(午後 3 時~5 時)の頃になると熱が高くなる。
高熱を特徴とし、心煩、口渇(
陽明経は気血ともに多く、抵抗力がかなり強いため、
陽明の経気はこの日晴の頃に旺盛となるので、
*熱邪が裏に伝わり、
・午後潮熱 afternoon tidal fever (湿温潮熱)
午後になると定期的に熱が盛んになる。
身熱不揚 unsurfaced fever (手を当ててすぐはさほど熱くないが、
午後に熱がひどくなるのは湿熱の邪気が中焦に閉じこめられるためで、
頭や体が重い、胸悶、空腹でも食欲がない、泥状便、賦苔等の症状を伴う。
・身熱夜甚 fever worsening at night
昼より夜に甚だしい湿熱潮熱が出現する。
③ 微熱 mild fever
長期(半月以上)にわたって軽度の発熱 (38度以下)が続く。
あるいは、発熱を自覚するが実際の体温上昇はみられない。
・陰虚発熱:陰虚潮熱を参照
・夏季発熱
夏の暑い盛りになると発熱が続く。
煩操、口渇、無汗、多尿などを伴う。
・気虚発熱
微熱が長期間続き、肉体疲労時に悪化する。
たとえば、
顔面蒼白、
次回もお楽しみに!
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
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