東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤

2025.07.29

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「瘡瘍と寒瘧の畏悪風寒」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
まずは瘡瘍の畏悪風寒についてです。
 
 
 
火熱の邪の外感、油物や味の濃い食事の過食、外傷により、営衛不和となり熱邪が停滞して経絡を阻塞することで発症します。
 
 
 
悪寒が甚だしくなると、悪寒に戦慄が加わります。
 
 
 
この場合、発熱は正気と邪気が抗争をしていることを示しますが、悪寒の時間が短く、すぐに発熱に移行、瘡瘍のある局所に発赤、腫脹、疼痛が生じる特徴をもちます。
 
 
 
また、便秘、尿が濃い、舌苔黄、脈弦数または洪数がみられます。
 
 
 
治法は、清熱瀉火解毒を用います。
 
 
 
次に寒瘧の畏悪風寒についてです。
 
 
 
陽虚湿困体質の患者さんが瘧邪を感受して、裏寒が盛んになる為、陽気の運行が障害されて引き起こされます。
 
 
 
悪寒はあるが、発熱に関しては無いか、あったとしても低いという特徴があります。
 
 
 
また、寒温困脾で脾の運化失調が起こる為、倦怠感、舌苔白膩がみられ、少陽の気がめぐらないことで、胸脇が膨満して、脈は弦遅がみられることは瘧邪内伏の症候です。
 
 
 
この場合、悪寒が1日1-2回と間欠的に症状がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、散寒截瘧を用います。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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