東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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神昏(しんこん)とは⑤

2025.09.09

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「湿熱蒙閉と風痰内閉の神昏」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
どちらの場合も実証であり、実邪が閉竅して意識障害が起こりますが、病因が異なります。
 
 
 
まずは湿熱蒙閉の神昏についてです。
 
 
 
湿熱の邪が気分レベルを鬱阻して痰濁を生じ、これが心竅を蒙閉して発症します。
 
 
 
この場合、意識が明瞭になったり、混濁したりして朦朧とした状態となり、体表に熱感が無い、体が重怠い、尿が濃い、眼球結膜の黄染、赤白色の下痢、裏急後重、舌苔黄膩といった湿熱の症候がみられます。
 
 
 
治法は、清熱化痰、豁痰開竅を用います。
 
 
 
次に風痰内閉の神昏についてです。
 
 
 
痰盛の体質の者が風邪の影響を受けたり、肝陽上亢して内風を生じ、風と痰が結して心竅を擾乱して発症します。
 
 
 
この場合、肢体の振戦、痙攣あるいは半身不随、口から泡を吹くなどの風動の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、平肝熄風、滌痰開竅を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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