東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して㊺(心神の問診③)

2025.09.10

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

 

先週に引き続き、『心神に関わる問診:睡眠、生活環境と情の乱れ方と主訴との関連度合』に関して、書いていきたいと思います。

 

 

 

D.問診の要点

 

 

 


睡眠の状況、寝付き寝起き、熟睡感、日中の状態(日中の眠気、食後の眠気等)が重要になってきます。

 

 

 


1) 嗜眠:嗜睡・嗜臥 somnolence

 

 

疲労倦怠感に伴って、昼であれ夜であれ関係なく眠くなります。知らぬ間に寝入ってしまいます。

 

 

 

湿困脾土、脾気虚(脾気湿困)

 

 

 

2) 失眠:不寐:不得眠 inability to sleep

 

 

 

睡眠または異常な不眠のことを指します。

 

 

 

睡眠の状態による病的現象で、常に睡眠が不足することを意味します。

 

 

 

一時的な精神緊張、悩み事、住居環境の変化、異常な暑さや寒さなどにより起こる不眠は含まれません。

 

 

また発熱や疼痛、咳嗽、喘息などにより二次的に起こる不眠は、それぞれの原因に対して処置します。

 

 

 

西洋医学の不眠症とは、入眠や睡眠の安定した持続を妨げられることを悩んだり、それが原因となって心神の不調が生じている状態とし、単なる不眠とは区別しています。

 

 

 

不眠の病因として、七情の乱れ、飲食不節、思慮過度、労倦過度、暴受恐驚恐、凛賦不足、房事過多、久病、年老が挙げられます。

 

 

 

3)病機は、虚実両面が存在します。

 

 

 

①  実証:実火(肝火、痰火、心火)により心神上擾

 

 

 

②  虚証:陰虚火旺により 心神上擾  、血虚により心神失養、気虚あるいは脾胃の弱りにより心神不安

 
 
 
 
 
次週に続きます。

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房


 

 

 

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