お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2017.12.11
読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
では、この中華饅頭がどのように日本に渡ってきたかというと、13世紀中頃のこと。中国で修行を終えた僧が帰国して、甘酒を使って小麦粉を発酵させるレシピを博多の茶屋の主人に伝授したそうです。
10〜12世紀の中国では、中国でも具入りの饅頭を包子と呼び、庶民に親しまれる食べ物になっていました。
それとは別に、その100年ほど後の14世紀半ば、禅宗の広まりとともに普及した茶の湯で供される食事として、饅頭が着目されます。
ところが、中国由来の饅頭は肉を使っていたので、殺生を禁じていた日本の仏教では御法度。そこで肉の代わりに煮た小豆を詰めることが考案されました。
こうして茶席では肉を使わない饅頭がポピュラーになり、江戸時代になって甘いお菓子としてバリエーションを生み出していきました。
江戸時代って色々な文化が産まれてきている時代で本当にすごいですよね。
その後500年ほどは、日本で饅頭といえば甘いお菓子を意味していましたが、状況が変わったのは19世紀半ばの明治維新後。それまで御法度だった肉食が解禁され、一般の食卓にも牛肉や豚肉が登場するようになりました。
当時の横浜中華街では、中国出身者が腕を振るった点心メニューのなかに肉を使った饅頭があり、珍重されていたようです。これが徐々に日本人の口に合うようにアレンジされ、東京でも売り出されるようになり、全国へと広まりました。
たかが中華まん。されど中華まん。ものすごい歴史があるものですね。
現在では、色々種類も増え、日本人の大衆食として定着している中華まん。
開発した諸葛亮もきっと驚いていますよね。
現在は、川が氾濫しても、中華まんを投げ入れても、氾濫は収まらないのでご注意を。
読者の皆様、こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.05.07
GW開けました2025.05.06
本日まで休診日となります2025.05.05
黄金週間20252025.05.04
CONSORT2025声明①2025.05.03
5月2025.05.02
今年のGW2025.05.01
矢車菊が伝える季節の移ろい2025.04.30
問診について㉘2025.04.29
自汗(じかん)とは④2025.04.28
血の病⑩2025.04.27
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード⑤2025.04.26
花粉症の季節⑤2025.04.25
変わらぬ思い2025.04.24
矢車菊が奏でる青2025.04.23
問診について㉗2025.04.22
自汗(じかん)とは③2025.04.21
血の病⑨2025.04.20
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード④2025.04.19
節気2025.04.18
体験は大事2025.04.17
ランドセル2025.04.16
問診について㉖2025.04.15
自汗(じかん)とは②2025.04.14
そろそろ穀雨2025.04.13
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード③2025.04.12
重曹2025.04.11
十人十色2025.04.10
はじめまして2025.04.09
問診について㉕2025.04.08
自汗(じかん)とは①2025.04.07
血の病⑧2025.04.06
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード②2025.04.05
春爛漫2025.04.04
2025年度始まる2025.04.03
頭汗(ずかん)とは2025.04.02
問診について㉔2025.04.01
心胸汗出(しんきょうかんしゅつ)とは2025.03.31
血の病⑦2025.03.30
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード①2025.03.29
花粉症の季節④2025.03.28
ほっと一息2025.03.27
手足汗出(しゅそくかんしゅつ)とは②2025.03.26
問診について㉓2025.03.25
手足汗出(しゅそくかんしゅつ)とは①2025.03.24
桜の開花と時の流れ2025.03.23
1時間の論文探しの末の…2025.03.22
春分2025.03.21
感動する2025.03.20
腋汗(えきかん)とは2025.03.19
5年ぶり!!東京の3月に雪舞う