東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「ない」を証明する 続き

2016.07.07

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

 

先週、この世に「~ない」「存在しない」という事を証明する事は、難しいことだというお話をしました。

 

 

 

前回ブログ

 

 

 

 

この消極的事実の証明の困難性のことを、比喩的に用いている「悪魔の証明」という言葉があります。

 

 

 

 

 

前回挙げたように、多くは、司法の場で用いられるイメージが強いのですが、分野によって意味合いが異なってはきますが様々な場面で使われている言葉です。

 

 

 

 

 

私たちが行っている、東洋医学的に病の原因を考える上で、この悪魔の証明を考えてみると、

 

 

 

 

 

AとBどちらが原因?と考えた場合、Aではあるけど、Bではないの?という事があります。

 

 

 

 

 

ここでもBではないという事を言うのは困難です。

 

 

 

 

 

しかし、Aに関わることだけを挙げていては見落としや、偏った見方になってしまいます。

 

 

 

 

 

確かにないという事を証明する事は難しいですが、あくまでそれは対象が広く大きい場合によってで、

 

 

 

 

 

ちょっと語弊がありますが、小さい対象であれば、ないという事に関連する事を全てではないにせよいくつか挙げていけば、限りなくない、ないであろうという様に近づいてきます。

 

 

 

 

 

だから、ないという事が全て証明できないならあるんだとかいう悪魔の証明は、東洋医学的に病を考える上では、ほとんど意味がないような気がします。

 

 

 

 

 

まだまだ科学でもすべて解明できていない不思議な人体を診る上では、幅広い角度から観察していく事が重要だと思います。

 

 

 

 

 

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