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2017.07.09
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こんばんは。上村です
前回までに西洋医学的、東洋医学的に考える「膝痛」の原因や症状について書きました。
前回と違う東洋医学的に考える膝痛の弁証分類について書いていきたいと思います。
今回は「湿邪」について書いていきます。
膝痛の原因として大きく、「湿熱」と「寒湿」に分類されます。
湿熱とは湿邪と熱邪が結合している状態のことをいいます。
湿熱に関して
湿邪が慢性化することで、熱化し湿熱として停滞することで膝痛の原因となります。
原因としては、体質的に陽気が亢進ぎみの人、味の濃い物やお酒を過剰摂取により、湿熱を、形成しやすくなります。
症状としては、怠さを伴う痛み、腫脹、熱感、など様々な特徴的な症状があります。
肝胆に停滞すると、黄疸の原因になったり下焦を犯すと尿や帯下濃くなったりします。
寒湿は、湿邪と寒邪が結合した状態をいいます。
体質的に、陽気が不足している人や冷たい物や生物の過剰摂取により、寒湿を形成しやすくなります。
症状として、膝痛の他に、四肢が冷えて寒さを感じる、下痢や腹部張満、小便不利や、水様性の鼻水や痰がでたりします。
内湿は外湿と相互に影響しやすく、雨天時や梅雨時に状態が悪化しやすくなります。
膝痛の原因は、東洋医学的に考えて様々な分類があります。次回は違う分類について書いていきます。
続く
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