東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 清明

響き

こんばんは、森岡です(^_^)

鍼治療をしていると、患者さんから、

「鍼をしたところが重だるくズーンとしました。」とか、

「刺したところがジーンと熱くなりました。」などと言われることがあります。

俗に言う「響き」とか「鍼感」というやつです。

これは専門用語で「得気(とっき)」といいます。

「得気」は4つの感覚で分類されます。

「酸」・・・だるい感覚。

「痺」・・・しびれるような感覚。

「腫」・・・はれぼったく、膨満した感覚。

「重」・・・重く押さえつけられる(締めつけられる)ような感覚。

なぜこのような感覚が起こるかというと、東洋医学では体に「気」が流れていると考えます。

気については院長ブログ「気」ってなんですか? 「経絡(けいらく)」って何ですか?  参照

この「気」は全身をくまなくめぐり、生命活動の源となります。

そして「気」のめぐりが悪くなった状態が「病気」です。

「鍼」はこの「気」のめぐりを調整できる非常に優れた手段の一つとして今日まで存在してきています。

ですから簡単に言えば、鍼を刺す部位は「気」の流れが如実に悪いところです。

「得気」は、鍼をして滞っていた「気」が「めぐりだした感覚」だったり、めぐりが悪くうつろだった「気」が「充満・充足した感覚」のことを指します。

東洋医学の古典においても「得気」が感じられなければ、治療効果は無いというほど重要視されています。

(ただし、その人の体の状態や個人差により違いはあるのでこの限りではないですが。)

皆さんも鍼灸治療の際に、この「得気」を感じたならば、「あぁ、気がめぐって体がいい方向に向かっているんだな!!」と響きの感覚を味わって下さい(笑)

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ

清明院院長ブログ『最高の鍼灸の追求』

病づくり

こんばんは、森岡です(^_^)

皆さんは、「メディカライゼーション」なる言葉をご存知でしょうか?

これを訳すと「医療化」という意味だそうです。

つまり砕けて言えば、「何でもかんでも病気とみなし、治療対象にしてしまおう」ということです。

「血圧が高いのでお薬出されちゃいました。」

どれどれと検査数値を見てみると、ほんの少し正常数値より高いだけ。

「私、うつ病と診断されたんです。」

話を聞いてみると、少し心労がたたっているけど、全く正常範囲。

(うつ病にはきちんとした判断基準があります。)

「風邪を引いてもう一週間も抗生物質を飲んでますが良くなりません。」

いやいや、抗生物質が有効な風邪なら3~5日ほどで細菌は死んでいくんですが・・・。

そして、患者さんは袋に大量のお薬・・・。

この大量のお薬を飲んでいる方で病気がよくなっていかれる方は非常に少ないように思います。

飲めば飲むほど量も強さも増していきます。

こうなるともう患者さんは薬無しでは不安になってしまいます。

体も本来あるべき「治る力」を発揮できません。

これってどうなんでしょうか?

医療の本質とはかけ離れていますよね。

悪い大人たちのにおいがプンプンしません(笑)?

まぁ、そうしなければならない、この国の医療制度にも大いなる問題がありますが。
 
この様にして、正常範囲の人やほぼそれに準ずる人が病人とされ、ありもしない病苦に悩まされている現実があります。

医療従事者は本来あるべき医療の姿をもう一度考えるべき時なのではないでしょうか。

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ