東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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術後の悪心嘔吐(PONV)と鍼灸②

 

 

 

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こんばんは、謝敷です^^

 

 

 

 

前回は術後の悪心嘔吐(PONV:postoperative nausea and vomiting)の概要について、ご紹介しました。

今回はCochranの「術後悪心嘔吐を予防するための手首の経穴(PC6:内関)の刺激」をご紹介します。

 

 

 

 

内関(ないかん)というツボは、手首にあるツボで、悪心嘔吐に効果があると言われています。

手首の内側の線から指3本分上(肘側)にあり、

手の厥陰心包経(けついんしんぽうけい)という経絡の上にあるツボです。

 

 

 

 

このツボへの刺激が、悪心嘔吐に効く西洋医学的な説明は、未だエビデンスが確立していませんが、

Cochranでは、

 

 

 

「手術は、手術は気(エネルギーの流れ)と血液の両方の動きを妨げることによって

人体のバランスを崩し、胃の気上昇させて、吐き気と嘔吐を引き起こす」と考えられており、

 

 

 

 

内関への刺激は、

「胃の機能を調節し、気の逆流を減らすことで、吐き気や嘔吐を防ぐ可能性がある」と紹介しています。

 

 

 

 

 

内関のほか、手首にある神門や胸部にある承満というツボも

PONVを予防する効果があると考えられていると紹介しています。

 

 

 

 

Cochranでは、この内関というツボへの単独刺激や制吐剤の併用に関する有効性と安全性について

偽鍼治療や制吐剤単独と比較して評価しています。

 

 

 

来週はそれぞれの評価結果についてご紹介致します!

 

 

 

 

ご参考:記事概要

59つの試験(7,667名):うち7件は小児が参加

データベース等にて、2名の評価者が論文要約をスクリーニングし、

1986年~2015年までに発表された米国、スイス、ブラジル、日本、中国での研究を採用。

【対象者】米国リウマチ学会の線維筋痛症分類基準にて線維筋痛症と診断れた18歳以上

【介入方法】内関への鍼、電気鍼、経皮的経穴電気刺激、経皮的神経刺激、レーザー刺激、トウガラシの膏薬、経穴刺激機器、および指圧

【比較対象】制吐剤

(メトクロプラミド、シクリジン、プロクロルペラジン、ドロペリドール、オンダンセトロン、デキサメタゾン)

【評価項目】主要評価  術後の悪心や嘔吐の発生率

      副次的評価 制吐剤の使用・有害作用

 

 

 

 

<参考文献>

・画像 「WHO/WPRO標準経穴部位 日本語公式版」より

https://www.cochrane.org/ja/CD003281/ANAESTH_shu-hou-e-xin-ou-tu-woyu-fang-surutamenoshou-shou-nojing-xue-pc6nei-guan-noci-ji

・術後悪心嘔吐を予防するための手首の経穴(PC6:内関)の刺激
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD003281.pub4/full

 
 
 
 
 
 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今週は風が強く空気も本当に冷たい毎日でしたね。

 

 

 

 

往診では自転車を使用しているのですが、追い風だとスイスイ漕ぐことが出来、ありがたかったです。

 

 

 

 

さて、二十四節気では、3月20日に春分を迎えました。

 

 

 

 

春分とは陰と陽が半分ずつになり、昼と夜、暑さと寒さが均等になることを意味しています。

 

 

 

 

この時期には西高東低の気圧配置になり、強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になりやすいです。

 

 

 

 

強い北風が吹き、気温も下がります。寒の戻りとも言います。

 

 

 

 

今年は2月15日に春一番が観測されたと気象庁から発表がありましたね。

春一番が吹くと暖かい南寄りの風によって気温が上昇しますが、そのあとには寒気が流れ込んでくるためまた寒さが戻ってくると言われています。

 

 

 

 

天気予報を振り返ってみてもやはり、一時的に晴れて暖かい日もありましたが、その後は気温が下がり雨が降ったり風が強く吹いたりしていました。

 

 

 

 

こういった気候での体への影響としては、腠理が開きやすく粗の状態になり、逆風の寒邪が侵入しやすくなるため、鼻水、鼻詰まりなど、さまざまな症状を引き起こしやすくなります。

だんだんと日照時間も長くなっていくため、日中は暖かく感じやすいですが、油断せずに風邪対策をしておきたいですね。

 

 

 

 

そして、体も心もの伸びやかに健やかに心がけ、外に出られれば手ぶらで散歩したり、自宅でもストレッチ等軽く体を動かしたりして、なるべく内にため込まずに自分なりの気分転換をしながら過ごすことが大切だと思います。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

『アレルギーは鍼で治す!』 著者:藤本 蓮風 発行者:森 俊豪 (森ノ宮医療学園出版部)

 

 

 

 

 

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