お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
では、この中華饅頭がどのように日本に渡ってきたかというと、13世紀中頃のこと。中国で修行を終えた僧が帰国して、甘酒を使って小麦粉を発酵させるレシピを博多の茶屋の主人に伝授したそうです。
10〜12世紀の中国では、中国でも具入りの饅頭を包子と呼び、庶民に親しまれる食べ物になっていました。
それとは別に、その100年ほど後の14世紀半ば、禅宗の広まりとともに普及した茶の湯で供される食事として、饅頭が着目されます。
ところが、中国由来の饅頭は肉を使っていたので、殺生を禁じていた日本の仏教では御法度。そこで肉の代わりに煮た小豆を詰めることが考案されました。
こうして茶席では肉を使わない饅頭がポピュラーになり、江戸時代になって甘いお菓子としてバリエーションを生み出していきました。
江戸時代って色々な文化が産まれてきている時代で本当にすごいですよね。
その後500年ほどは、日本で饅頭といえば甘いお菓子を意味していましたが、状況が変わったのは19世紀半ばの明治維新後。それまで御法度だった肉食が解禁され、一般の食卓にも牛肉や豚肉が登場するようになりました。
当時の横浜中華街では、中国出身者が腕を振るった点心メニューのなかに肉を使った饅頭があり、珍重されていたようです。これが徐々に日本人の口に合うようにアレンジされ、東京でも売り出されるようになり、全国へと広まりました。
たかが中華まん。されど中華まん。ものすごい歴史があるものですね。
現在では、色々種類も増え、日本人の大衆食として定着している中華まん。
開発した諸葛亮もきっと驚いていますよね。
現在は、川が氾濫しても、中華まんを投げ入れても、氾濫は収まらないのでご注意を。
読者の皆様、こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.05.16
煩躁(はんそう)とは⑤2024.05.15
腰痛とは⑭2024.05.14
煩躁(はんそう)とは④2024.05.13
そろそろ梅雨2024.05.12
大学院の生活2024.05.11
風邪⑪2024.05.10
癒しの時間2024.05.09
煩躁(はんそう)とは③2024.05.08
腰痛⑬2024.05.07
明日より診療を再開いたします2024.05.06
ゴールデンウィーク2024.05.05
非がん性呼吸疾患と鍼灸③2024.05.04
風邪⑩2024.05.03
久しぶり2024.05.02
煩躁(はんそう)とは②2024.05.01
腰痛⑫2024.04.30
煩躁(はんそう)とは①2024.04.29
気の病㉛2024.04.28
非がん性呼吸疾患と鍼灸②2024.04.27
風邪⑨2024.04.26
基礎から考える2024.04.25
発狂(はっきょう)とは②2024.04.24
腰痛とは⑪2024.04.23
発狂(はっきょう)とは①2024.04.22
気の病㉚2024.04.21
非がん性呼吸疾患と鍼灸①2024.04.20
穀雨2024.04.19
思い出す2024.04.18
語言錯乱(ごげんさくらん)とは③2024.04.17
腰痛とは⑩2024.04.16
語言錯乱(ごげんさくらん)とは②2024.04.15
ランドセル2024.04.14
緩和ケアにおける吐き気・嘔吐と鍼灸①2024.04.13
風邪⑧2024.04.12
癒しを受ける2024.04.11
語言錯乱(ごげんさくらん)とは①2024.04.10
腰痛とは⑨2024.04.09
鄭声(ていせい)とは2024.04.08
祝入学2024.04.07
術後の悪心嘔吐(PONV)と鍼灸④2024.04.06
新年度2024.04.05
2024年度入学式2024.04.04
譫語(せんご)とは⑤2024.04.03
腰痛とは⑧2024.04.02
譫語(せんご)とは⑤2024.04.01
ヘアドネーション③2024.03.31
術後の悪心嘔吐(PONV)と鍼灸③2024.03.30
風邪⑦2024.03.29
2023年度合格発表2024.03.28
譫語(せんご)とは④