東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五行学説①

2026.08.13

 

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皆さんこんばんは、山﨑です♪
 
 
 
 
 
本日より五行学説についてお話していきます。
 
 
 
 
 
関連ブログはこちら→院長 関連ブログ
前回のブログはこちら→陰陽学説⑩

 

 

 

◯陰陽五行論

 

 

1 . 陰陽五行論

陰陽と五行 【 木火士金水】の関わりについて『春秋繁露』と『春秋繁露』を紐といていきます。

『春秋繁露』五行相生篇:I「天地の気、合してーと為り、分かれて陰陽と為り、判れて四時と為り、列して五行と為る。」

気一元の世界観がベースとなっており、気一元から陰と陽の二つの相反する性質にわかれ、それらの陰陽バランスの度合いによって、四時となり、五行に分けることができる、というニュアンスです。

 

 

「夫れ五行は蓋し造化の根源にして、人倫の資始なり。万品、夫の変易を菓け、百霊、其の感通に因る。陰陽に本き、精像に散じ、天地に周く竟り、幽明に布き極る。・・・天に五度ありて以て象を垂れ、地に玉材有りて以て用を資け、人に五常有りて以て徳を表す。万有森羅、五を以て度と為す。其の五を過ぐるときは、数は則ち変ず。・・・」

『春秋繁露』序

 

 

【 通釈(抜粋)】

「五行とは、万物を生成するものであり、人の道の始めである。天地聞のあらゆる物は五行の変化を受け、全ての霊は五行に感じそれに通ずることによって生ずる。五行は、陰・陽にもとづき、精霊と形体に散らばり、天と地にあまねくゆきわたり、鬼神の世界と人聞かたちの世界とに及んでいる。・・・天に五度があり、それにより象をあらわし、地に五材があり、はたらきそれにより用をたすけ、人に五常があり、それにより、徳をあらわす。ありとあらゆるものは、全て五をもって基準とするのである。そして、五を超えると、数は変化する。・・・」

 

 

 

五行の相生、相剋の関係は、 「 生理」であり、五行の五つの性質が循環変転してバランスをとろうとすることを意味しています。五行は、本来、森羅万象の変化変転のしくみをシンボライズして示してみせただけの話で、「機械的運用、短絡的運用をするためにあるのではない。春だからといって、木気のみが作用するということではない。春だから「木魁土」とし、“生理"現象が起こるが、必ずしも万人の脾が弱るわけではない。すべてのものは、五行すべての性質をもっており、かつ、例えば、木気の中にも、他の4つの要素となる性質の気を有すものである。

 

 

 

【三考】『五行大義』巻二:(意訳含む)「おおむね五行というものは、均等に広くゆきわたり、あまねく万物に存在するのであり、 一定不変の形を固く持することはなし。・・・五行の気はあまねくめぐって、その事その事に応じて用途をもつものである。

・・ ・例えば、木が曲がったり真っ直ぐになったりするのは木(の性質)だ、木から火がでるのは火(の性質)をもっているからだ、木で突いたり落としたりできるのは金(の性質)をもっているからだ、木の中に湿り気があるのは水(の性質)を有すからだ。木が花や葉や種や実をつけるのは土(の性質)

があるからだ・・」これら5つの性質を、人間においては、五臓と相関させ、情緒因子にも相関させているのである。

 

天有五行、御五位、以生寒暑燥湿風、人有五蔵、化五気、以生喜怒哀思憂恐。論言、五運相襲、而皆治之、終期之目、周而復始。

『素問』天元紀大論篇

 

 

 

 

→次回に続く

 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

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