東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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スタート地点

2017.03.18

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もうすぐ二十四節気では春分。

 

 

春は卒業入学のシーズンですね。

 

 

鍼灸学校を無事卒業した学生さんも、この春からは鍼灸師。

 

 

この、「医療業界」という大海原に投げ出されるわけです。（笑）

 

 

月並みなことを言うようですが、ここがスタート地点です。

 

 

そこで注意すべきは、「スタート地点」なんて言うと、一見みんな平等で同じようですが、立っている位置が、人によって既に全然違います。

 

 

それは、各人の意識の問題です。

 

 

鍼灸師の免許を取ったら、医師のように研修制度や研修期間なんてものがある訳ではなく、自分がやりたいやり方で鍼が打てて、

 

しかも普通の給料がもらえる環境なんて、ないに等しい世界です。

 

 

まずはその現実に直面していただいて、その中でどうするか。

 

 

自分の、素人同然の学と術を、どうやって高めていくか。

 

 

この、業界の厳しい現実に幻滅、困惑して、やめていった人もたくさん知っています。

 

 

こないだ、蓮風先生がチラッと仰っていました。

 

「スタート地点を間違うと、そこから先、全部間違うからな。着地点も、たかが知れとる。」

 

と。

 

 

 

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この記事に関するコメント

“スタート地点” への4件のフィードバック

  1. 小林由美恵 より:
    2017年3月18日 9:27 PM

    こんにちは いつもブログ拝見しています。
    鍼灸学校に通っています。
    スタート地点、というのは、意識の問題の事なのでしょうか？
    学校に通い始めてから、そこの先生達を見てて、
    混乱の日々です。

    返信
    • seimei-in より:
      2017年3月21日 12:10 PM

      小林様

      初めまして。
      コメントありがとうございます。(^^)

      残念ながら、学校でも、卒業後も、この業界は、先生によって言うことがバラバラです。
      ですので、その現実の中で、自分はどうあろう、という意識を作っていくしかないんじゃないかと思います。

      それをしないと、いつまでも悩んで迷ってしまうのではないでしょうか。

      で、「自分はこう」という意識が、ある程度できた時点が、一つのスタートラインなんじゃないかな、と思います。

      返信
      • 小林由美恵 より:
        2017年3月29日 8:31 PM

        お返事ありがとうございます。
        ブログに「意識の問題」と書いてあるのに、
        重複する様な間抜けな質問をしてしまった！
        と、後から気づきました。すみませんでした。
        蓮風先生の言葉に、居ても立っても居られない
        気持ちになり、頓珍漢なメールをしてしまいました。
        良いスタートが出来るように、試行錯誤して
        やっていきたいと、思っています。
        ありがとうございますm(__)m

        返信

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