東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2020.05.13

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

少し間が空いてしまいましたが、臓象(ぞうしょう)学説における健康に関して、簡単ではありますが書いていこうと思います。

 

 

 

前回のお話はコチラです。

 

 

 

臓象学説は、いまから約二千年前に書かれた『黄帝内経』に記載されており、『黄帝内経』の中心理論とされている、重要な学説です。

 

 

 

『黄帝内経』という本は、以前にもご紹介していると思いますが、東洋医学のバイブル的な存在ですね。

 

 

 

臓象の臓とは、簡単にいうと内臓のことで、主に、「五臓六腑」と「奇恒の腑」という物を指します。

 

 

 

「五臓六腑」の五臓とは、肝、心、脾、肺、腎を指し、六腑とは、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦を指しますが、これは西洋医学の内臓とは違った概念や働きを持っています。

 

 

 

「奇恒の腑」とは、脳、髄、骨、脈、胆、子宮を指し、こちらも西洋医学とは違った概念や働きを持っています。

 

 

 

象とは、簡単にいうと内臓の状態が体の外側に現れた現象で、顔色や脈などに現れるものもありますし、痛みや食欲低下などの様々な症状を含んだものです。

 

 

 

ただ中医学では、人間を自然界の一部としてとらえるため、内臓の状態の背後には、その人の環境も影響しますし、こころとからだを分けて考えない為、精神的な部分もふくめて内臓の状態を総合的に判断します。

 

 

 

この様な現象は経絡系統の働きが主となっており、内臓の様子は経絡を通して皮部や経筋、様々な器官など体の色々な部分に現れます。

 

 

 

その他にも、臓腑自体も症状を生み出していきますし、精神的に負荷がかかれば、こころに異常をきたし、からだに影響し、逆にからだの異常が、こころに影響していくこともあります。

 

 

 

その為、臓象という仕組みには、内臓(五臓六腑、奇恒の腑)     だけではなく、経絡・経絡に結びつけられた体全体や器官、精も気血も神も全て関係しています。

 

 

 

これらの臓腑とそれに対応する感情・器官など、個々の働きが正常で、さらに全体としてのバランスもとれている状態であれば、健康ということになります。

 

 

 

参考文献        

『中医学ってなんだろう』 ①人間のしくみ 小金井 信弘 (東洋学術出版社)

 
 
 
 
 
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